2023/7/8(土)〜7/21(金)の期間、池袋シネマ・ロサにて、映画『ピエロたち』が上映される。『ピエロたち』は、人間だけが持つ能力と言われている「笑う」という行為を、監督独自の視点で捉え、高校生たちの人生を通して「本当の笑いとは」を描くオリジナル作品。
今回、監督、キャスト陣にお時間をいただき、本作に関わっての感想、考えを答えていただきました。
■ 映画『ピエロたち』キャスト・監督インタビュー
▼Q1:本作制作の経緯について
-本作は、監督が長年温めてきた作品とのことですが、制作にいたるまで、なかなか一歩を踏み出せなかったという、その背景について教えてください。
特に、「笑うこと」、「演じること」、「人それぞれの想い」など、本作品に込めたテーマなどを交えながら、教えていただけますか?
北和気監督
この企画の着想は私がかれこれ7年前に当時映画を共に作っていた仲間からある日突然、「作り笑いが上手いよね、演じてるみたい。」と言われた事がきっかけでした。その言葉は私の身体を通ってずしんと心の奥に感じるものがありました。
恥ずかしい部分を知られたというよりは寧ろ少し救われた気持ちになれたんです。その体験をもとに本作品のテーマでもある人間だけが持つと言われる「笑う」という能力、特に作り笑いをする事に興味を抱きました。笑いの中にも嘘や真は存在し、人それぞれに理由がある。笑顔の中にも言葉にはできない人それぞれの想いを丁寧に救いとり、寄り添ってあげたい。そんな事を考えながら脚本を書きあげました。
しかし、作品としてはまだ核心を掴めていない。なによりも「今、作るべきか」どうかに悩んでしまい一時蓋をしてしまい、7年という月日が経ってしまいました。それを後押ししてくれたのは、数年前にはじめたWSがきっかけでした。
普段の日常生活では自分よりも一回り以上離れた若い世代の子たちと真剣に向き合う機会はそうそうにありません。彼らとの出会いを通じて感じた事、それは今の若い子は特に何が本心か分からない。まるで常に人狼ゲームをやっているような人が多い。駆け引きをして演じているようにみえる。きっと本当の意味でちゃんと相手を信用していないんだろうなと。まさにそれこそが今回のテーマでもある「本当の笑いとは」の核心に近づいた気がしました。
思い返せば、7年前の自分もそうだったのです。今度は自分が作品を通じてそのような方々に寄り添ってあげたい。この作品は、今、撮るべき作品だとやっと自分の中に落とし込む事ができました。
▼Q2:震災に関わるテーマと作品作りに関わる取材について
-震災と心情等、作品に関わるテーマとしてどういった取材や調査を行いましたか?
北和気監督
今回震災を一つのテーマとして取り入れた理由は、当時テレビやネットからの情報に違和感を感じていた事がきっかけです。自分の目で確かめて肌で感じたい。私は被災地に足を運びました。確かに復興そのものは進んでいました。
しかし肝心の人は寄り付いていない。現地では何処かもの寂しい空気感に鳥肌さえ感じました。震災を目の前で体験した地元の方々に現地で自分が感じた事をもとにお話を伺いました。復興が進もうが自分が育った街であろうが、家族や友人を失ったところに戻りたいなんて思う人は少ない。考えてみればそれは当たり前の事でした。被害に遭われた方の悲しみや心の傷は一生消える事はありません。所々に敢えて壊れた建物や小学校をそのまま遺しているという事実や現地の人たちの思いを取材を通じてちゃんと理解できました。
被災地で私が感じたあの創られた空気感を伝える事が震災というテーマを扱う上で大事な事だと思いました。実際に現地に行き、足でシナリオを書く事で伝えられるものがスクリーンに映っていたら幸いです。
▼Q3:ワークショップについて
-ワークショップが半年かけて行われたそうですが、半年間にわたって、どういったことが行われたのでしょうか。
森高愛
私の場合ですが、オーディションが先にあり、配役を頂いてからワークショップに参加させていただきました。
ワークショップでは本作品とは題材が違うものから始まり、徐々に台本に沿った内容を行っていきました。台本に沿いながら色々なことを試せる場を設けていただいたのは役者としてとても勉強になりました。
朝田淳弥
キャストオーディションを二日間行い、キャストが選出され、その後選出されたキャストだけで約半年間ほどワークショップが開催されました。
月2.3回程度で、抜選したシーンの稽古や作品の内容とは異なる台本も行いました。
実はこの半年間のワークショップで二役演じていて。というのも元々は浅沼役で選出していただいていたんです。なので2.3ヶ月は浅沼として、それ以降は涼として役作りしていたので、ある意味いつもより視野が広がった状態で参加できていたと思います。
森日菜美
今回「ピエロたち」に参加させて頂き、作品を”創る”ということを深く考えさせられました。同年代のキャストの皆さまと、読み合わせから始め、0から作品を創り上げていくという事が、一つ一つの階段を着実と登っているような、自分自身での成長も感じられました。
みやたに
実は、みやたに(元寿司屋大将・嶋田役)はワークショップなしのオーディション参加でした。ワークショップが開催されていたことも知りませんでした。
ペラ一枚のシーン台本を渡されて、それを事務室のテーブルで演じるだけです。(相手役は声のみ。)僕はこれがリアル台本だと気づかず、あくまでもオーディション用の原稿だと思い込んでいました。前後の脈絡があまりにも分からなかったからです。
何組やられたのか存じませんが、僕が居た組は10数名。どうしても声が聞こえてきてしまいます。
それを聞いていて、「なるほど、たった一枚の台本でもこんなに理解や解釈に差があるんだ」ということに気づけたのが最大の収穫でした。
僕(みやたに)自身は、その1枚を3時間かけて、矯(た)めつ眇(すが)めつ「ひとり稽古」していたので、自分の解釈で正しいというところまで味わい尽くしたつもりでしたが、準備をせずに台本に描かれていることを自分の言葉や言い方で表現するだけだと方向が違ってしまうという演出的な学びになったからです。
北和気監督
実際にWSでやった事は、まずは脚本に慣れてもらう事。監督や脚本家によって書き方にもそれぞれ特徴はありますし、何より脚本を読み解く力がないと良いお芝居はできないと思っています。
養成所の発展をあり今の若い子たちの芝居技術は年々上がってきてはいると思います。しかし、本を読める俳優は昔に比べ年々減っている傾向にあります。表面の活字だけを追って台詞を覚える事が俳優の仕事ではありません。
脚本というものは小説を読むそれとは違います。脚本には全てを書かない事によって全てが得られる。余白の部分をどう読み込むかや、シーン毎の意味や登場人物の役割は勿論、因果関係などあらゆる事を理解しなければならない。
それはジグソーパズルの穴埋めにも似たような作業かもしれません。他の脚本も使いながらそのような作業をする訓練を重点的に行いました。
▼Q4:キャスティングについて
-オーディションの内容と感想について教えてください。どういったオーディションでしたか?また、その際にどういったことを重視して取り組まれたか、オーディション時および選出された時の感想について教えてください。
朝田淳弥
本作の内容とは異なる台本で、二人芝居や四人芝居など様々でした。
3年前、お芝居について右も左も分からなかったのでとにかく今できることを全力で挑みました。事前に台本はいただいていたので、何度も読解し、その裏にあるバックボーンを読み解くのに多くの時間を割いたのを覚えています。
また、芝居とは別にみんなの前でペアの方と相撲をしたのも印象的です。オーディションでそのようなことをしたのが初めてだったので正直驚きでした。
森日菜美
オーディションは、監督と台本の読み合わせでした。その場で渡された作品の台本を読みながら、役に寄り添い、まずは自分が思った通りに演じ、その後に監督がおっしゃる事を理解し、変化をつけたりしました。そして、私はいつも最初の挨拶からオーディションは始まってると思い、挨拶を丁寧に意識しつつ、スイッチの切り替えを心がけました。
森高愛
台本はもちろんですが、
その当時の自分が、今1番悩んでいること、感じていることをお話しさせていただいた記憶があります。その後すぐに、監督からその場で、里香の役をお願いしたいとお話を頂きました。
みやたに
このオーディション(質問:Q3)で、僕なりに1シーンを演じたあと北監督からは「あの場面でどうして一瞬あの方向に視線をやったの?」とか「あそこで一拍置いてからしゃべり出したのは何故?」とか非常に細かいことを幾つも聞かれました。
実はぜんぶ理由があって、それが自然に出来るように稽古してから臨んだつもりだったので全ての質問について「何故そうしたか」を、お答えしました。
逆に言うと「そんなところまで、ぜんぶ観てるんだ!」というのが一番の驚きでした。
シーンの前後が分からないので、ちょっと苦しい想像と稽古でしたが笑、自分(役者)が考えて準備していることを、こんなふうに(言葉は交わしてないのにシーンを演じただけで、)観てくれているひとがいるということが分かっただけでも大いに励みになります。
ですから最後のひとりだったのですが帰り際には、「僕はこのペラ一枚で一人稽古をしていて3時間ほんとうに楽しかった。今こうして、自分の準備を観ている人がいると分かったことは最大の激励でした。
もし他の組の中に適任者がいれば是非その方と良い作品を創って頂きたいし、僕自身はワークショップ一回分以上に得をしたというか、元を取ったので、今回参加できて、ありがとうございました。」
と、これは狙いとか策とかではなく(笑)、ほんきで御礼申し上げました。
-キャストの選出理由、印象的だった点を教えてください。
北和気監督
キャストの選出理由として、特に今回は若い子たちがメインのキャストで、ベテラン組(年配者)以外のオーディションでは芝居はほとんど選考基準にしていませんでした。技術の巧さよりも脚本に存在する役という人物を受け止める覚悟や器があるかどうかをみさせて頂きました。
オーディション参加者には台本審査の前に、「自分の事を包み隠さず話す」という自己紹介をやって頂き、質問を交えながら一人一人と対話をしました。その中でも特に森日菜美さんの売れて見返してやるという覚悟から出るエネルギーにはとても感心しましたし、森高愛さんの素で話す会話の中で随所にみえる人間性が実際演じられた里香という役のキャラクターにぴったりとはまっていたりなど、キャスティングされた方は皆それぞれ、爪痕を残してくれました。
▼Q5:撮影時の監督からの演出・指導について
-主演の朝田さんのコメントに「北監督の大切にしている“その場を生きる”」ということが書かれていました。その件について、キャストのみなさんは、監督の大切にしているものをどのようにとらえ、撮影に臨んだかをお聞かせください。
朝田淳弥
監督の中で答えがあって、それに役者が寄り添っていく形でした。ただ、それを計算してたどり着くのではなく、その場で生まれるものを大切にと監督に言われておりました。カットがかかった後、何が駄目だったのかを具体的ではなく抽象的に伝えられることもあり、撮影の中で答えを見つけていくスタイルでした。なかなかOKが出ず、苦戦したのを覚えています。
森日菜美
監督からは、役について繊細な部分まで沢山伝えて頂きました。その中でも私が考えてきた事を相談したり、沙織としてどう生きてきたか、などのインプットの時間も含め、丁寧に忠実に撮影に臨ませて頂きました。
森高愛
私が演じる里香は、沙織に対しての想いを1番大切にすることに重きを置いていました。
ワークショップを経験していたこともあり、監督も同じことを考えてくださっていて、一緒の方向を目指して作品に臨めたのだと思います。
みやたに
台本を読んだとき[そのとき初めてオーディションのシーン台本(質問:Q3)が、リアル台本だったと知って驚くのですが笑]、こんな哀しみにあふれた「空気を」一体どうやって撮影するんだろうか?と(監督でもないのに、)素直に頭を悩ませました。
同時に監督・脚本とも北監督ですから、これが撮れると監督が確信して脚本を描かれたのであれば、そのことは僕(役者)が心配することではなく、僕は予定通り「あのシーン」を僕らしく演じる、つまり「その場にいる」ことしかないと思いました。
ちなみに僕の想定(オーディション)は別にぜんぶ当たっていたわけではなく、また演技に関しても「実は、ここはこうなんだ」と教えていただくところも一箇所あり、推理合戦ではないのだとも分かるのですが、基本すべて台本に描いてあるわけですから、台本に描いてある通りにするしかないというのが僕の姿勢でした。
もちろん元寿司屋大将・嶋田さんには嶋田さんなりの重い過去があり、それを身にまとってなくてはいけないのですが、それは自分が震災後の10年間で被災地に趣いたり本を読んだりart作品を創ったりする過程の中で見聞きしてきたこと以上には創れませんから、それが上手にスクリーンに出たかどうかはお客様(観客)にご判断頂くほかありません。
ついでに駆け出し役者の癖に生意気なことを申し上げると、僕は「役者と監督は台本を通じて会話するべき」という考えなので特別なことがない限り監督に質問することもないですし、演ってみてイメージと違ったらご意見を頂くという方式で、北監督が脚本に書かれたことを信頼して撮影に臨んだというのが本音です。ひょっとすると、「もっと俺(監督)の大切にしていることを考えて準備して来いよ」と叱られるかも知れませんけど(笑)。
-監督が大切にしている“その場を生きる”とはどういったものかお聞かせください。
北和気監督
これはあくまで個人的な見解ですが、脚本が要求する人物をこの世に存在させ、生かす事が俳優の仕事だと思っています。それを頭で考えた自意識が先行したり、どこかで誰かがやっていたような芝居をなぞる事は、既にその役ではなく、モノマネをやっているだけに過ぎないのです。
そうではなく、自分がその役の人として行動し、そこに居てほしい。そこに居る=その場を生きる。
▼Q6:脚本を初めて読んだ時の感想と、完成した作品を観ての感想
-脚本を初めて読んだ時の感想と、完成した作品を観ての感想を教えてください。
撮影前・撮影時と、編集を終えた完成した映画を観て、感想や撮影前後での印象の違い等があるのではないかと思います。そういった観点でお答えいただければと思います。
朝田淳弥
台本をいただいたとき長谷川涼としては勿論なのですが、自分自身についても凄く考えさせられる作品だなという印象を持ちました。どこからが自分でどこからが自分じゃないのか。本心で笑うとは何なのか。試写時、涼としての答えは見つかっていましたが、観終わったあとは自分自身の答えが見つかった気がします。
森日菜美
初めて台本を頂いた時に感じたのは、作り笑顔の事を”仮面”と表しているのがとっても印象的でした。主人公が、クラスメイトとの日頃の関わりで自分と葛藤しながらも、成長し変わりゆく姿に心打たれました。いざ完成したものを観た時に、それぞれのキャラクターの背景や世界観がはっきりと描かれていて、心理的な部分にも注目してほしいです。
森高愛
初めて読んだ時と、完成した作品が、良い意味で全く違うものになっていると感じました。
空気が違うというか、それが間なのか、空間なのか、音、そこで感じているであろう香りなのか、定かではありませんが、脚本の時よりとても素敵な作品になっていると思います。
みやたに
率直に言うと、この台本が持っている哀しみの空気をカメラに収めることが出来るのだろうか?というのが正直な感想でした(質問:Q5)。
しかし自分の参加したシーンに関しては、ホン読みのときにも主演の朝田淳也さんに対して丁寧な指導(演出)をされてましたし、現場でも高橋雄祐さんの持つ独特の明るい雰囲気も含めて(あるいは、その明るさの故に、)十分にいろいろなものが立ち上がっているように感じられましたので、きっとどのシーンでもそうやって目に見えにくいモノを立ち上げてはカメラに収めてるんだろうなと想像しておりました(キャスティングも含めてと言う意味です。)
完成した作品は、その通りになっており、ご覧になる方がどこを観るか分かりませんが、僕には人間(役者)の映っていない海岸のシーンすらも哀しみの空気を映し出しているように感じられましたので、キャストから観ても「合格」なのではないでしょうか?(失礼しました笑)。
僕(みやたに)も今年から監督(まだ短編2作目)を始めたのですが、完成映像からは改めて脚本の力を感じることができました。
▼Q7:お客様へのメッセージ
-映画を観にいらっしゃるお客様へのメッセージをお願いします(みどころ、自分・作品のここを観て欲しい等)
朝田淳弥
撮影が始まったのが約3年前。もうそんなにも月日が流れたのかと思うと驚きですが、こうしてなんとか皆様に観ていただける形になって良かったです。僕が演じた涼のように日々生きづらさを感じている方はこの世の中に沢山いて。そういった方たちに手を差し伸べられるような作品になっていれば嬉しいなと思います。
森日菜美
この映画を観てくださった方々が、日々の生活に背中を押してくれるようなパワーだったり、些細な幸せを感じてくださったら嬉しいです。
森高愛
普段の生活をしていると、無意識に自分を偽ることが誰しもあるかと思います。
そんな中で、生きていく高校生という等身大の彼女たち。
良くも悪くも真っ直ぐに一生懸命、強く生きている姿を感じられると思います。
私の演じた里香は、友達想いで情熱のある子です。
里香こそ真っ直ぐが故に人に伝える手段が分からないのだと思い、
だからこそ私が里香を愛して、大事にしなきゃいけないと強く感じました。
観てくださる方が、この映画を通して1人でも共感できるキャラクターがいれば嬉しいです。
みやたに
すでに言い尽くしました(笑)。観ると言うより感じることではないでしょうか?あるいは1度目は話を愉しみ、2度目は「空気を」感じる(自分がカメラマンになった気になって。)
スマホで写真を撮られる方が多いと思いますが、静止画のシャッターを切ると思って観てみると、風景でも人物でも非常に楽しくみられると思います。これは3度目かな?笑。
北和気監督
映画を観る上で、つらい過去や悲しい出来事に共感するというのも一つの救いではあると思います。しかし、この映画は共感するという事よりも誰かの事を少しでも考えてあげ、寄り添うことで救われる事もある。そんな風に温かい目線で観て頂けたら幸いです。
■ 作品概要
映画『ピエロたち』
あらすじ
平成から令和に変わった2019年。渋谷の街はハロウィンでにぎわっていた。
ピエロの恰好をした男がひとり、颯爽とスケボーで現れる。
彼は無言でハロウィンを楽しんでいた。
高校で人気者の長谷川涼はいつも笑顔で、親友の小林健太や浅沼悠斗、クラスメイトに囲まれて
日々を楽しく過ごしていた。しかし一人になると「めんどくさ」とため息をつく。
部活にも入らず家にまっすぐ帰宅する。
ある日、田村あかりが転校生としてやってくる。あかりは涼に「ねぇ、涼君って本当に笑ったこ
とあるの?」と、ニコっと笑ってみせた。動揺する涼は―――。
キャスト
朝田 淳弥 宮野 陽名 増澤 リオ
森高 愛 森 日菜美 武 イリヤ
町田 望 みやたに / 和氣 秋山 佐市郎
河原 健二 髙橋 雄祐
監督 · 脚本 北 和気
プロデュース 本田 陽子 / 音楽 安田 ラミファ
製作:SkyPictures [2023年/95分/DCP]
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2023/7/8(土)〜7/21(金)、池袋シネマ・ロサにて公開