おじさんのおじさんによるおじさんのための映画『ヘルメットワルツ』レイトショー上映決定

おじさんのおじさんによるおじさんのための映画『ヘルメットワルツ』レイトショー上映決定

4月 15 日(土)より、映画『ヘルメットワルツ』が、池袋シネマ・ロサにて2週間レイトショー上映が決定。本作は第14回日本芸術センターで優秀作品賞を受賞、第 26 回うえだ城下町映画祭にて入選を果たした作品。

ヘルメットワルツ

■ 映画『ヘルメットワルツ』

ヘルメットワルツ

おじさんのおじさんによるおじさんのための物語が誕生。
この物語は、オープニングからラストまでほぼおじさんしか出てこない。登場するのは、オリンピック需要に沸く建築現場で働いている作業員のおじさんたち。そんなおじさんたちを取り巻く環境は決して楽なものではない。

徐々に減っていく建築現場の仕事、コロナウィルスによる緊急事態宣言、オリンピックの延期など、様々な出来事が降りかかってくる。しかし、おじさんたちはくじけない・・・いいえ、少しくじけたりします。でも、前を向いて生きていく。「♪そのうち何とかなるだろう~」と根拠の全くないカラ元気で、今、ここまでだったら出来るんだと前を向いて生きていく。
この映画はそんなおじさんたちが主人公の、おじさんたちによるおじさんたちを元気にする映画です。

▼あらすじ

ササキは60歳を目前とする男である。工事現場で働き、エキストラ同然ではあるがテレビや映画など役者の仕事も続けている。2019年の東京はオリンピックに向けて建築ラッシュ、ササキもそんな建築現場で働いていた。そんな中、コロナが蔓延、東京に緊急事態宣言が発令される。ササキの二つの仕事、建築現場、役者の活動が自粛となる。そして、2020年に開催される予定だったオリンピックは2021年に延期となる!ササキはそんな状況の中でもがき続ける。

▼キャスト

主演の「佐々木和也」は、実際にかつてテレビや映画に出演していたが、今は建築現場が主戦場。そんな佐々木和也が自主制作で映画を作るにあたって彼を慕い、多彩な役者が集まったという。
“岬の兄弟”で映画界を席巻した「和田光沙」が彩りを添え、ピンク映画の怪優として君臨し“激怒”にも出演「森羅万象」、大人計画やナイロン 100℃の客演も務める「林和義」、“バイプレーヤーズ”でマネージャー役の出演「棚橋ナッツ」、そして、“嘘八百 なにわ夢の陣”の「土平ドンペイ」らが脇を固める。まさに、おじさんオールスターだ。
また、五星戦隊ダイレンジャー主演「和田圭市」、空耳アワー俳優の「野田美弘」。ナレーションに「田口トモロヲ」という豪華な役者が名を連ねている。

▼応援コメント

早川千絵(映画監督「PLAN75」)
西村監督、劇場公開おめでとうございます。
好きなことを続けながら粛々と生きる主人公の姿が西村さんと重なりました。きっと今の西村さんだから撮れた作品だと思います。これからも撮り続けてください。応援してます!


冨樫森(映画監督「ごめん」「息ができない」)
頬に加齢による茶色いシミのある日雇い労働者役の佐々木ちゃんが、和田光沙と銀杏を炒って仲良く食べたりする。たるんだお腹の万象さんも、みんないい歳になったなあ!生きてるだけで大体 OK だけど、ましてや自分らで映画を撮るなんて、凄すぎて!


月野木隆 (映画監督「I am 日本人」)
過酷な建設現場での至福の一服時、皆饒舌で不平不満ばかり。
将来は不透明だが一筋の希望を見出す男たちの物語。皆に幸あれ。

▼予告編


▼チケット情報

■前売り鑑賞券 1,300 円 池袋シネマ・ロサ劇場窓口にて販売
■当日一般 1,500 円

▼スタッフ

監督/撮影/編集 西村洋介 | 脚本 丸山智巳/佐々木和也 | 録音 飯塚了 | 助監督 香月綾 | メイク 河本花葉
音楽 KAILA | 制作 高瀬靖史/田中佑佳/横田沙世 | 製作 佐々木和也/丸山智巳

■公式ツイッター https://twitter.com/helmetwaltz

2023年 4月15日(土)~4月28日(金) 池袋シネマ・ロサにて 2 週間レイトショー

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