映画『退屈なかもめたち』(パート1&2)絶賛コメント到着。11/12土~1週間限定上映

映画『退屈なかもめたち』(パート1&2)絶賛コメント到着。11/12土~1週間限定上映


11月12日より、池袋シネマ・ロサにて、映画『退屈なかもめたち』パート1とパート2の2作品併映で1週間限定レイトショー上映される。上映前にあらたな絶賛コメントが到着。池袋シネマ・ロサ新人監督特集のvol.9は、注目を集める新人監督の作品をラインナップ、本上映は『トキワ荘の青春』の脚本を務めた鈴木秀幸監督の特集上映。

退屈なかもめたち


本作品は、劇団「かもめ座」の稽古場に集まる俳優たちの日々を描いた群像劇。「演劇」の稽古場で繰り広げられる人間模様を描きながら、停滞してしまっている人たちに、力を抜いて一歩前に踏み出してみようとエールを送るヒューマンドラマとなっている。

■ 映画『退屈なかもめたち』 新着コメント

犬童一心(映画監督)
『退屈なかもめたち』は演劇を愛し過ぎ、
日々翻弄される俳優たちの物語。
名作『トキワ荘の青春』の脚本家鈴木秀幸、
お待たせ過ぎの監督作、必見の面白さ、至福の120分。
「人」を見つめることの幸福と苦行が充満。
俳優の皆さん、素晴らしいです。
俳優を目指す方、『トキワ荘の青春』ファン、
インディーズ映画を作りたい方、見てね。

中村夏葉(撮影監督/『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』)
登場人物の表情、在り方を見続けていると、滑稽で、切なく、
愛おしくなって、中毒性を帯びてくるから不思議・・・。
各々の技とか欲とか高慢さとか諦めとか受動性とか滑稽さとか、
ジワジワ膿のように出て来て、愛着の持てる人々に感じられて、
愛でるように観てしまいました。
画も演出も静かで、丁寧で、やさしく、美しく、観終って
何日もじんわり残る作品で、素敵でした。

池田良(俳優/『恋人たち』『よだかの片想い』)
計算されているようで本能的で、
古いようで新しくて、
退屈なようで滑稽で、
作り物の中に垣間見える本当の瞬間に、
目を奪われました。

安達勇貴(映画監督/『優しさのすべて』
俳優が俳優を全うすること。
そして誰かを見つめる、振り返るような彼らの細やかな動きを
見逃さないこと。
手持ちカメラの微細な揺れですら、フィルムを映写したときの
かすかな画面の振動のように感じられる。
古典的な佇まいの端正で清々しい一本です。

木村奈緒(フリーランス)
役の手前に、演者それぞれの人生がある様子を見て、
あらためて「この世は舞台、人はみな役者」であると
思いました。
演劇であり、映画であり、俳優が俳優を演じるという、
二重写し/入れ子構造のような仕組みも興味深かったです。
「私たちの日々が演劇ならば、本番はいつなのだろう」と、
鑑賞後にじんわりと考える種をもらったように思います。

進藤丈広(映画監督/『ヌヌコの聖戦』『海岸通りのネコミミ探偵』)
何故人は演劇に惹かれるのか?
その答えがこの映画に込められていると感じました。
段々と登場人物に引き込まれていく不思議な魅力があり、
演劇経験者も未経験者も楽しめる作品。
愛おしい人々が集うかもめ劇団を是非スクリーンで覗いて
みて下さい。

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作品概要
『退屈なかもめたち』(パート1&2)連続ショートドラマ形式
(2022|日本|カラー|120分|16:9|5.1 ch)

キャスト
(パート1)紀那きりこ、倉多七与、岩松れい子、笹本ゆり、小山鉄平、司馬正太郎、白畑真逸、為国孝和、佐野優也


(パート2)紀那きりこ、岩松れい子、野本蓉子、平井友稀奈、小山鉄平、司馬正太郎、高山陽平、仲田育史


スタッフ
編集 松田朋子(Tommy Gnosis)、岡部俊明(アールスタジオ)、サウンドデザイン 橋本泰夫、整音 野村みき、ピアノ演奏 紀那きりこ、製作 バブーシュカ、監督・脚本・撮影 鈴木秀幸

前売鑑賞券1,300円、当日券(一般)1,500円、リピーター割引1,300円(半券提示)

新人監督特集 vol.9 鈴木秀幸監督特集
『退屈なかもめたち』(パート1&2)

このドアを開けずにはいられない。
人生を変えるために。
希望を確かめるために。

11月12日(土)ー18日(金)
池袋シネマ・ロサにて1週間限定レイトショー

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