俳優の⾥内伽奈プロデュース・脚本・主演により製作され、板尾創路ら豪華キャストが出演する『ささくれ』が池袋シネマ・ロサにて10⽉8⽇(⼟)〜14⽇(⾦)1週間限定レイトショーにて劇場公開。
『ささくれ』は婚約破棄になり⺟と2⼈暮らしの実家に出戻った瑞季が、かつて家庭を捨てた⽗に会いに
⾏くことで、⾃分が囚われていた家族や遺伝に向き合うストーリー。主演・瑞季役を⾃らのプロデュー
ス・脚本により⾥内伽奈が務め、⽗・晃⼀役には板尾創路、⺟・真帆役には秋本奈緒美と豪華な顔ぶれが並ぶ。
この度、本作の主題歌を彩る⼩川未祐の『ごめんね ありがとう』と映画本編がコラボレーションしたMV(ショートバージョン)が解禁されると同時に、堤幸彦・内⽥英治ら監督たちの賞賛・応援コメントが到着した。
■主題歌『ごめんね ありがとう』映画本編コラボレーションMV(ショートバージョン)
本作の主題歌を担当したのは、『海辺の⾦⿂』(2021)『脳天パラダイス』(2021)『よこがお』(2019)などに出演し、俳優として活躍する⼩川未祐。近年は⾳楽活動にも精⼒的に取り組んでいる。そんな⼩川未祐が書き下ろした主題歌『ごめんね ありがとう』のMVショートバージョンを公開。
演出を⼿掛けたのは『ささくれ』本編の監督であり、MV『コブクロ/卒業』(2020)や Eテレ『シャキーン!』なども⼿掛けた映像作家の⼤⾦康平。
映画本編のアフターストーリーとも思わせる場⾯に加え、⽼若男⼥さまざまな⼈物のスライス・オブ・ライフを、⼤⾦監督⾃らカメラを回し記録した作品となっている。ギターを弾き語る⼩川のほか、映画本編で主演を務めた⾥内伽奈の姿も垣間⾒える。映画のなかで、とある⼩さな決意を固める主⼈公。その背中を優しく⾒届けるような歌詞。そしてそこに紡がれるメロディは、物語の結末を⾒届けた観客をも癒す『⼤⼈の⼦守唄』となるだろう。
▼⼩川未祐(⾳楽・主題歌)コメント
主題歌「ごめんね ありがとう」は、映画の世界から20年後の瑞季さんを想ってつくりました。
⼈はちいさな痛みをいくつも抱えながら、⽣きていく。
痛むささくれの、絆創膏のようなうたになればいいな。
■ 堤幸彦・内⽥英治ら監督たちの賞賛・応援コメント
TBS「池袋ウエストゲートパーク」(2000)『TRICK』『ケイゾク』シリーズなどで知られる堤幸彦監督や『ミッドナイトスワン』で2020年の⽇本映画界を席巻した内⽥英治監督、映画『少⼥邂逅』などを⼿掛けた枝優花監督など⽇本を代表する映画監督・プロデューサーらが、一足先に本作を鑑賞し、熱い賞賛・応援コメントが続々と到着。
さらに「アンフェア」シリーズの原作者で脚本家や映画監督などマルチに活躍する秦建⽇⼦や『ミッドナイトスワン』CX「東京ラブストーリー」(2020)などのドラマ・映画プロデューサーで知られる森⾕雄、 CX「M−1グランプリ」NTV「ダウンタウンDX」の放送作家としても知られる倉本美津留、漫画「ぼくのお⽗さん」(新潮社)が15万部超のヒットとなっているお笑い芸⼈・漫画家の⽮部太郎ら作り⼿のプロが賞賛するコメントは必⾒。
堤幸彦(映画監督・演出家)
ささくれ。圧倒的な映像美とちくちくする⼈間関係。キレイで、距離が痛い。
そして、泣ける。気がついたら。
これは⾃主映画じゃない。“ずっと待っていた⽇本映画”だ。もっと、、⾒たい。
内⽥英治(映画監督)
ただ漂うだけの、親⼦関係と恋愛。ただ漂う、俳優たちの演技。
⼈⽣のなかの何気ない⼀瞬を⾒事に切り取った作品。
枝優花(映画監督・写真家)
家族だから、⾎が繋がっているからという⾒えない鎖のようなものに縛られ、時には⾔い訳のように縋ってみたり。
しかし⼤⼈になって気づく。それは、とっくのとうに錆びて壊れていたのに、ただ握りしめ勝⼿に動けなくなっていただけだったのだと。結局わたしの⼈⽣はわたしだけのものであると。
秦建⽇⼦(脚本家・映画監督)
極上の短編⼩説のような味わい。個⼈的には、娘を迎えにきた⺟の最後のセリフにやられました。ラストシーンも秀逸。なるほど。こう終わるのか。良いなあ。
森⾕雄(ドラマ・映画プロデューサー )
僕にも⽣き別れた⽗がいる。でも僕には会いに⾏く勇気がなかった。それは、⼼がチクチクすることに臆病になってしまっていたからかも知れない。会ったら、この映画の主⼈公のように⾔いたくもない⾔葉を投げかけてしまうかも知れないから。誰もが⼼にある「ささくれ」には触れたくない、触れられたくないはずだ。でもチクチクした痛みの先には、ほんの少しの再⽣が待っているのかも知れない。⾥内伽奈の⾔葉たちにそんなことを思った。
倉本美津留(放送作家・演出家)
映画は総合芸術だから観る⼈それぞれが何に⼼触れるか千差万別。私は監督のアングル、⼼情⾵景描写、そしてピンの設定に⼼触れた。⼤⾦康平は映像監督だということを再認識した。
⽮部太郎(芸⼈・マンガ家)
こんなにも短いのに、ずっと⼼に残る映画でした。映画の中の⼈たちのことを考えています。
■ 映画『ささくれ』 作品情報
・あらすじ
職場恋愛の末に⼊籍を⽬前に控えるも、急な婚約破棄を受けて実家に出戻った瑞季(⾥内伽奈)。元
婚約者との気まずさから仕事は退職、同居する⺟・真帆(秋本奈緒美)の冷ややかな視線もよそに、
憂鬱で⾃堕落な⽣活を送っていた。ある⽇唐突に届く⼀通の封筒。それは、かつて瑞季と真帆を残し
て去った⽗・晃⼀(板尾創路)からの結婚祝いだった。煮え切らない感情が募るなか、無⽤の祝儀を
突き返すべく、瑞季は⽗の暮らす町を訪れた。両親の離別。そして⾃⾝にも訪れた、結婚 ”できなかっ
た” ⽣活。新たな⼀歩を踏み出すために、彼⼥が起こした⾏動とは……。
・キャスト
⾥内伽奈、秋本奈緒美、星ようこ/板尾創路
・スタッフ
監督・編集:⼤⾦康平/脚本:⾥内伽奈・⼤⾦康平/プロデューサー:⾥内伽奈/撮影:萩原脩/照明:堅
⽊直之/録⾳・整⾳:柳⽥耕佑/美術:柏倉さくら/ヘアメイク:藤原玲⼦/助監督:⽊村凌・江⼝嵩⼤/
照明助⼿:松浦凌太郎/カラーグレーディング:島健太郎/メイキング:⼩池匠/スチール:⼤⾦康平/宣
伝美術:⼭下礼/主題歌・⾳楽:⼩川未祐「ごめんね ありがとう」/製作:Sanaka
2022年/30分/カラー/DCP
■クラウドファンディング実施中 https://motion-gallery.net/projects/sasakure_movie
※2022年10⽉3⽇(⽉)まで
■公式Twitter / Instagram@sasakure_movie (https://twitter.com/sasakure_movie)
池袋シネマ・ロサにて10⽉8⽇(⼟)〜14⽇(⾦)1週間限定レイトショーにて上映!