映画『グリーンバレット』の8月26日(金)からの全国公開に先立ち、7月26日(火)にヒューマントラストシネマ渋谷にて完成披露上映会が実施された。 ミスマガジン2021出身で、全員殺し屋役に挑戦した、和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻優衣、大島璃乃、内藤花恋、そして、“最強殺し屋”国岡役の伊能昌幸らが劇中衣装で登壇。阪元裕吾監督とともに映画完成の喜びや、本作の見どころ、過酷な撮影現場での、ここでしか聞けない、エピソードが語り明かされた。
本作『グリーンバレット』は、『ベイビーわるきゅーれ』が異例のロングランヒットとなり、『ある用務員』、『黄龍の村』と新作が次々と公開、2021年の映画界の話題をさらった新鋭・阪元裕吾監督の最新作。
阪元監督が殺し屋たちの日常に密着したモキュメンタリー映画『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』の続編であり、ミスマガジン2021の6人が全員殺し屋となり“国岡”の世界と融合するという異例のプロジェクトから生まれた作品。
■ 映画『グリーンバレット』 完成披露上映会・舞台挨拶
INTRODUCTION
グリーンバレット、堂々完成。
コイツら、全員めんどくせぇ!!
2021年、殺し屋の日常を描いたモキュメンタリ―映画が映画ファンを騒つかせた。
それは『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』。
監督は、『ベイビーわるきゅーれ』でも話題が話題を呼び、異例のロングラン上映や特集上映が組まれた阪元裕吾。
その新鋭・阪元が取り組んだのは、【孤高の殺し屋国岡×ミスマガジン2021の6人】という悪魔合体的な企画。『グリーンバレット』。
最強殺し屋伝説国岡合宿編ともいうべき本作は新境地を切り拓く!
映画を観るものの初期衝動をくすぐることは間違いなし!
‘ゆるツヨ’の阪元メソッド全開でお届けする この夏最高のエンターテインメント作品
8/26(金)、合宿開始!
▼舞台挨拶
本作は、2021年公開のモキュメンタリー映画『最強殺し屋伝説国岡[完全版]』の続編。その点について阪元監督は「(続編の)予測はしていました」とキッパリ語った。
阪元監督は話を続け、「ただ違うプロットを3つぐらい考えていたんですが、そこから急に違う企画が走って。じゃこれが2なのかなという感じでできたんですが、それが今、一番いいタイミングでできたかなと思っています」と充実した表情。
一方の伊能も「最初に話していた時は、2は新人の殺し屋研修みたいな話ではなく、1の規模が大きくなって。銃弾の量が増える、みたいな話になるのかなと思っていたんですけど、けっこう予想外の形でこの日を迎えることになりましたね」と語った。
“最強殺し屋”国岡役の伊能昌幸
その後、ステージに登壇したミスマガジン2021の6人は、劇中で披露した青のジャージ姿で登場。今年3月に行われた撮影では、24時間一緒に共同生活を送っていたという6人は、口々に「楽しかったです!」と笑顔。
阪元監督が「ケンカはしなかった?」と心配そうに尋ねるも、和泉は「ケンカはありませんでした!でも疲れた時はこの子はこういうテンションになるんだなと気付いたり。普通にグラビアをやっていたら見えない一面とかも見ることができましたね」と返答。
さらに天野が「沈黙さえも気まずくなかった」と続けると、辻も「全員、家族みたいだった」と証言。その言葉を聞いた阪元監督が「すばらしいですね」としみじみ語ると、その様子に6人も思わず笑顔を見せた。
そんな6人の女性陣との共演に「撮影初日はめちゃくちゃ難しいと思いましたね」と振り返った伊能だったが、「でも実際に撮影現場では、教える側の役なので距離が近かったんです。だから撮影中にしゃべるのが先で、休憩時間に普通の話をしてという感じで。意外に初日からすんなりと話せましたね」と撮影の様子を明かした。
本作で本格的なアクションに挑戦した6人。天野が「アクションは本当に苦労しました。わたしが一番、本当にできなかったんで。大変だったんですけど、美香(山岡)は本当に上手だった」と振り返ると、内藤も「わたしは楽しかったです。アクションはやってみたかったんで、経験できて良かったです」と笑顔を見せた。
本作の見どころについて質問された和泉は「ここで笑えという感じで笑わせるというよりは、カオスなところが何個もあって笑ってしまう感じ。バーッと観てクスッと笑ってもらえたらうれしいなと思います」と語ると、山岡は「わたしがオススメするのはアクション。かなりいいと思うので、アクション好きな方は集中して観てください」とコメント。
さらに天野が「わたしたち6人の役が素に基づいて、似た部分があるので。皆さんも、もしかしたらこういうところが似ているのかなと思いながら、役柄に注目していただけたら」と語ると、辻も「後半になるにつれて、どんどんみんなの仲が深まっていく感じがあるので、そこを観ていただけたら」と物語の流れに交えてアピール。
さらに大島が「個性豊かなキャラクターがたくさん登場して、みんな個性がバラバラなんですけど、みんながどう交わって、最終的にどう成長していくのかというところを観ていただけたら」と語ると、内藤も「少年漫画のような個性的なキャラクターが集まって。作用しあって、ひとつにたどりつく感じが少年漫画のような感じでワクワクします。そうした人間関係とか、それぞれの個性を楽しんで観ていただけたら」とそれぞれに見どころを語った。
そして最後のコメントを求められた阪元監督は「前作も観た方も、今作が初めてという方も。こんなゆるい殺し屋映画があるんだと思うかもしれませんが、締めるところは締めて作ったつもりなんで。8月26日の公開まで盛り上げていただけたら」と観客へメッセージを送った。
■ 映画『グリーンバレット』作品概要
▼STORY
プロの殺し屋を目指す山田ふみか(和泉芳怜)、今井美香(山岡雅弥) 、神里はるか(天野きき) 、東雲唯(辻 優衣)、鹿目梨紗(大島璃乃)、沖田響(内藤花恋)の6人は、京都最強の殺し屋・国岡(伊能昌幸)がインストラクターを務める訓練合宿に参加することに。だが個性炸裂する女子6人は早くも破綻をきたし、国岡でも全くコントロールができない。ストレスがピークに達した時、ある事故が暴発。それは‘フォックスハンター’という凶暴かつ最悪な殺し屋集団を合宿所へ向かわせる結果に。果たして国岡は、新人女子6人と共に生き残ることができるのか!?
▼キャスト・スタッフ
和泉芳怜 山岡雅弥 天野きき 辻 (つじは1点しんにょう)優衣 大島璃乃 内藤花恋 伊能昌幸
松本卓也 大坂健太 沢口愛華(特別出演) 碕理人 中村龍介/板尾創路
主題歌「エンドロール」/挿入歌「コマンドバトル!」:東京初期衝動(チェリーヴァージン・レコード)
監督・脚本:阪元裕吾 アクション監督:坂口茉琴 プロデューサー:所隼汰
撮影・照明:今宮健太、関将史 録音:五十嵐猛吏
スタイリスト:入山浩章 メイク:赤井瑞希 美術・装飾:岩崎未来
ガンエフェクト:遊佐和寿 CG:松野友喜人 スチール:須藤未悠
制作プロデューサー:後藤剛 演出補:工藤渉 制作:新関収一
制作プロダクション:シャイカー 協力:講談社ミスマガジン事務局
宣伝:ウフル、ブラウニー 製作・著作:キングレコード 配給:ラビットハウス
©2022「グリーンバレット」製作委員会
公式サイト greenbullet.jp 公式Twitter @kunioka_movie
8月26日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー