俳優 みやび による初脚本・監督・主演映画『憧れdoll(あこがれどーる)』制作のためのクラウドファンディング(以下、CF)がMotion Galleryにて2022年8月31日まで実施中。CFの開始に合わせてメインキャスト、ポスタービジュアル、さらに特報映像が公開された。
開始3日でMotion Galleryの人気上昇中のプロジェクトに取り上げられるなど注目を集めている。
ポスタービジュアルは、クリムトの名画『接吻』をオマージュしたもので、みやび自ら衣装制作を手掛けるなど細部にまでこだわりを発揮。「憧れ」という感情に翻弄される二人の関係性を暗喩した意味深なビジュアルとなっている。
【特報映像】
また、特報映像は、本編クランクイン前に特別に制作されたもので、物語の世界観やキャストの魅力が集約された映像となっている。
【CFのリターン品】
クラウドファンディングのリターンには、みやびの地元「出水酒造」とのコラボ焼酎や、Tシャツやエプロンなどのオリジナルグッズも用意。目標額は100万円!今秋のクランクイン、2023年中の公開を目指し、制作費の支援、企業協賛を広く募っている。
https://motion-gallery.net/projects/doll
【発表されたキャスト陣】
今回公開となったキャストは、映画『(Instrumental)』『DISTANCE』で主演を務める 秋田ようこ(あきたようこ)、映画『「16」と10年。遠く。』で主演を務め、監督作である『多日想果』『徒然甘々』なども国内外の映画祭で高い評価を受けている俳優・映画監督の 大門嵩(おおかどたかし)、映画『藍色少年少女』『君がいなくちゃだめなんだ』への出演、その他舞台演出や脚本執筆なども行う 浅森夕紀子(あさもりゆきこ)、映画『リンキングラブ』 『救いたい』その他舞台にも多数出演する 佐々木しほ(ささきしほ)など、演技派の魅力ある俳優たちが名を連ねる。さらに、プロダクション人力舎所属のお笑い芸人、ホビー(ほびー)の出演が決まった。また、尚美の高校生時代をミスiD2020の穂紫朋子(ほしともこ)、物語の伴を握る美少女の役にはモデルの 髙田百葉 (たかだももは)が挑戦する予
定である。二人にとって今回が映画初出演となる。
【主演・脚本・監督 みやびとは】
本作の主演・脚本・監督を務める みやびは、地元鹿児島でのブライダル衣装コーディネーターの職から一念発起し、28歳で俳優に転身。上京後も事務所には所属せず、フリーランスのまま映画・CM・MV等映像を中心に活動をするなど異色の経歴の持ち主であり、天野友二朗監督『自由を手にするその日まで』では最優秀主演女優賞(Kisssh-kissssssh映画祭2017)を受賞するなど、その表現力も高く評価されている。最近では、鹿児島のブライダル誌、サイト用PV等でブライダルモデルをするなど、地元での活動も展開している。
■ 応援コメント
映画監督・清水崇(「呪怨」「○○村」シリーズ「ホムンクルス」)
「最近、女性の監督や今まで演じる側だった俳優さんの監督作が増え……
悔しいかな、素晴らしい映画も確実に増えている。
こと……女性が女性を、女優が女優を演出し、捉えた作品には、プロ・アマ問わず、年齢問わず、男(特におっさん)では太刀打ちしようの無い視線や情感の映画も多い。
う~ん……それでも、太刀打ち出来ないとわかる程に悔しいおっさんのサガwww
特報だけで、みやびさんと秋田さんの憂いある表情に嫉妬させられる、この想いは何だろう?
とヤキモキしながらも、もっともっと悔しがらせてくれる完成作品を期待しています……!」
映画作家・園田 新(「消せない記憶」「リバースダイアリー」)
「卓越した美的センスと独自の世界観を持つみやびさんと、繊細かつ大胆な感情表現を得意とする秋田ようことのコラボレーションがどんな化学反応を見せるのか、期待せずにはいられない。」
■ 長編映画『憧れdoll』
HSP/パーソナリティ障害
目に見えない生きづらさを抱えた全ての人に送る
異色のサイコスリラー作品。
他人の感情に過敏で何かと気苦労の多い主人公茜には、HSP気質(通称:繊細さん)を持つ みやび 自身を投影している。
HSPとは?
Highly Sensitive Person の略。通称「繊細さん」。 HSPは病気や障害ではな
く、生まれ持った気質を指すもので、統計的には人口の15%から20%。 おおよ
そ5人に1人が当てはまる。 原因としては脳の扁桃体(不安や危険を判断する部
分)の働きが、生まれつき強く、不安や恐怖 などを感じる神経回路が敏感に働く
ため、であると言われている。
あらすじ
主人公、茜(みやび)は花屋でアルバイトをしているごく普通の女。
学生時代から、成績も見た目も常に平均点。「いい人」と言われることは多いが、 特に何かに秀でているわけでもなく、夢や目標があったわけでもなく。 ただ淡々と平和に日々を過ごしていた。 5年間付き合っていた恋人啓介に一方的に別れを告げられ、ふと見渡せば、結婚、出産、キャリア・・・周囲は皆、自分にないものを得て幸せそうにしている。 自分だけが取り残されたような空虚さに襲われた茜は、自分探しの第一歩として啓介との思い出の品たちをフリマアプリで処分することに。 過去を精算し前向きに歩み出そうとする茜。そんなある日、バイト先の花屋に、ある女性客、尚美(秋田ようこ)が現れる。上品で感じがよく、何かと共通点の多い二人はす ぐに意気投合し交流を深めていくが・・・ SNSやアプリの普及、情報の得やすさ、距離感の錯覚。現代 だからこそ起こりうる、あらゆる危険。 愛情とも、友情とも違う「憧れ」という感情の成れの果て。茜を待ち受ける運命とは。
監督みやびコメント
本作は私自身のパーソナリティ、人生観が色濃く反映されてはいますが、いわばフィクションのエンタメ映画です。
さまざまな壁や課題にぶち当たる中で「果たしてこの映画を作ることに意義があるだろうか?」と悩み、足踏みをした時期もありました。
でももしも今、漠然とした寂しさや生きづらさを感じている人がいるとしたなら?
ある種この作品の持つ痛みや残酷さは、「大丈夫、そんなに悲観することはないよ」「あなたらしい生き方がきっとあるよ」と、その傷に寄り添い、癒すこともできるのではないだろうか?
私はそんな可能性を本作に感じています。
見えない生きづらさを抱えた全ての人へ、この作品が届きますように。
皆様のエール・ご支援が大きな支えになります。記事としてのご掲載、SNS等での拡散も非常に有り難いです。どんな形でも構いません。是非是非お助けいただけないでしょうか?どうかご支援、応援の程よろしくお願いいたします!!
▼キャスト紹介
みやび(監督・脚本 / 坂井茜役)
鹿児島県出水市出身の俳優・シンガーソングライター。 前職はブライダルの衣装コーディネーター。 28歳で上京後は、メソッド演技のコーチ、永妻晃氏師事のもと、フリーランスで映像作品やCMを中心に活動を展開。 自身の楽曲のMVでは企画・監督なども行う。 二面性のある役や、悲しみ・痛みの表現を得意とする。 主な出演作に、『自由を手にするその日まで』天野友二朗監督(主演)、『脂肪の塊』天野友二朗監督(主演) 、『風呂屋の御主人』石出祐輔監督(三嶋雪子役)、映画以外ではMV『チキンライス』(ToshI ) /『No.999』(go!go!vanillas)、CM『心彩るひととき』(JT様)などがあり、 初主演作である『自由を手にするその日まで』はKisssh- Kissssssh映画祭2017にて最優秀主演女優賞を獲得。趣味はなりきりメイク。
・みやびofficial site→ https://miyabi0601.jp/
秋田ようこ(青木尚美役)
栃木県出身の俳優。CiNEAST所属。美容学校進学のため上京。化粧品会社で美容部員として働いた後、俳優の道へ進む。彼女の存在感ある佇まいと、内面から溢れ出る繊細な感情表現は観る人の心を惹きつけてやまない。 愛情や信念を貫く役を得意とし、天然キャラや計算高い悪女、信仰心の強い母親等、役柄によって様々な表情を見せる。 主な出演作は、『DISTANCE』園田新 監督(主演) 、『(Instrumental)』宮坂一輝監督(主演)、 『パレット』松本動 監督(メイン) 、『お嬢ちゃん』二ノ宮隆太郎 監督 (ようこ役) 、『東京の恋人』下社敦郎監督 ほか多数。
大門嵩 (小山淳平役)
奈良県出身。(株)ギュラ所属。映画、CM、ドラマなど、俳優として幅広く活躍する傍ら、近年では映画監督としても精力的に活動を展開。企画をした短編映画『COCKROACH』(ショートショートフィルム フェスティバル「優秀賞」)を皮切りに、監督作『多日想果』(台湾日本合作短編映画)や『徒然甘々』『マンガガールズ』は、国内外の映画祭で軒並み高い評価を受け、数々の賞を受賞。 自身のYouTubeチャンネルではオリジナルアニメを制作するなど、多方面でそのマルチな才能を発揮している。
主な出演作は、『「16」と10年。遠く。』川延幸紀監督(主演) 、『多日想果』(監督・主演) 、『わたしのヒーロー』佐藤陽子監督(主演)、 NHK連続テレビ小説『エール』(寺門役) ほか多数。
浅森夕紀子 (花屋の店長 百合子役)
京都府出身の俳優。47ENGINE所属。舞台、映画、ドラマ、コミカルな演技からシリアスな表情まで幅広く演じ分ける表現力の持ち主であり、舞台演出や脚本執筆などとクリエイティブな才能も発揮。 作・演出・出演を務めた舞台『パルプ☆フィクション』は、ショートショートカーニバルにおいて「観客賞 3位」「最優秀女優賞』を受賞。
主な出演作は、『藍色少年少女』倉田健次監督(ケイコさん役)、『君がいなくちゃだめなんだ』タツヤ・ムラカミ監督(トモエさん役)、『灯台さん』鶴岡慧子監督(見上佳子役)、舞台『熱海殺人事件~売春捜査官~』つかこうへい作(木村伝兵衛役)、舞台『天切り松闇がたり』浅田次郎作(田中トシ子役) ほか多数。
ホビー(合コン大好き 松井信二郎役)
神奈川県出身。人力舎所属のお笑い芸人。漫画、映画、ダーツ、ボウリング、バイク、スケボー、サーフィン…と、とにかく幅広い趣味を持つことからアンタッチャブル柴田氏より「ホビー」と命名された。特技はマッハ舘ひろし(一瞬で舘ひろしになる)。
穂紫 朋子(尚美 高校生時代役)
福岡県出身。2000年7月29日生まれ。ギローチェマネジメント所属。
福岡在住時よりミュージックビデオやウェブドラマ等に出演し、ミスiD2020では夢月賞/スーパーノバ賞をW受賞。2021年より上京し本格的に女優業をスタート。アニメ鑑賞が好きでSNSではコスプレ姿も披露する。今回が自身映画初挑戦となる。
髙田 百葉(梨々香役)※出演予定
岐阜県出身。2002年生まれ。幼稚園の頃からダンスを習い始め、東海エリアや全国の選抜チーム、アーティストのバッグダンサーに抜擢。高校生から始めたモデル活動では、B×artオーディションでグランプリ受賞、企業や学校のイメージモデルや雑誌などに起用されている。
佐々木しほ (新婦 ようこ役)
三重県出身の俳優。学生時代にカナダへの移住経験があり、英語を得意とするバイリンガル。舞台、映画と 幅広く活躍。
主な出演作は『リンキングラブ』金子修介監督、『救いたい』神山征二郎監督、
舞台『女剣士 小夏』伊藤和重:作・演出(主演) 、舞台『祈り~愛する人に死を撃つな~』伊藤和重:作・演出(主人公少女期) ほか多数。
▼キャスト、クレジット
【キャスト】
みやび 秋田ようこ 大門嵩 浅森夕紀子
髙田百葉(予定) 穂紫朋子 ホビー 佐々木しほ 他
【クレジット】
プロデューサー:中根大輔 脚本・企画 :みやび 撮影:村上岳 CG:ひらさわとも
メインビジュアル撮影:澤田もえ子
主題歌: Babyʼs breath(fumi)『figaro』
©映画「憧れdoll」製作委員会 制作国:日本
制作年:未定(2022年予定) 公開日:未定(2023年予定)
クラウドファンディング https://motion-gallery.net/projects/doll
公式Twitter https://mobile.twitter.com/doll33189947