2025年3月15日(土)、池袋HUMAXシネマズにて、映画『ゆい』の上映イベントが行われた。上映後には、プロデューサーであり脚本を務めた土井康平氏の司会のもと、鈴木心緒、東山麻美、宮迫博之、高梨優佳、木村彩音、桝田屋汐里、山下ケイジ、鈴木大二郎、こぴ、寺本勇也監督が登壇し、舞台挨拶とトークセッションが行われ、主題歌を担当した こぴさんによる「命の歌」も披露された。

■ 映画『ゆい』上映イベント開催
イベント冒頭、土井氏は来場者への感謝を述べるとともに、本作が実話に基づいた作品であり、急性骨髄性白血病を克服した町田くるるさん本人が来場していることを紹介し、会場は温かい拍手に包まれた。
また、映画の感想を質問した寺本監督には、会場から賞賛と感動の拍手が起こった。

▼鈴木心緒さんに、一足早いハッピーバースデー
トークセッションでは、登壇者の自己紹介のあと、土井氏から、イベント当日が誕生日間近であった鈴木心緒さんへ、会場全体でバースデーソングが贈られるサプライズがあり、会場全体が優しい気持ちにに包まれた。

▼鈴木心緒さんが作品を初めてみた感想。自身の名前との深い縁
完成した映画を初めて観た感想をたずねられた鈴木さんは、「人と人が本当にお互いに支え合って、で勇気を与え合って生きていくすごく素敵な作品だなと改めて感じました」と感動を語った。“鈴木心緒(こころ)という名前には、”人と人との心をつなぐ”という思いが込められていることを明かし、自身の名前の意味と映画のタイトル『ゆい』との繋がりにも触れ、深い感慨を示した。

▼宮迫さんの実体験と作品
くるるの父親役を演じた宮迫博之さんには、久しぶりの映画出演について質問が及んだ。宮迫さんは、過去に自身もスキルス胃がんで入院していた経験から、「家族であったり、身内であったりの友達、仲間たちがいないとおそらく乗り越えられなかったっていう思いがある」と自身の経験を重ね合わせ、役を演じる上でのおもいを語った。


▼宮迫さんとの夫婦役と支え
くるるの母親役の東山麻美さんは、宮迫さんとの夫婦役について、「このピュアな優しいお人柄がそのままで、現場でも、ふっと、支えていただいた感覚があります」と、宮迫さんの人柄に助けられたエピソードを披露した。

▼落ち込んだ時の解決策は?
さらに、土井氏から登壇者へ「落ち込んだ時、どう解決していますか?」という質問が投げかけられた。看護師の香織役の高梨優佳さんは「新しいことを始める」と述べ、語学の勉強や楽器を始めたことを明かした。

くるるの同級生・紗希役の木村彩音さんは「サウナ」にハマっているという話題を交えつつ、サウナでのリフレッシュ方法を説明した。

くるるの同級生・杏奈役の桝田屋汐里さんは「植物が好き」だと述べ、熱帯植物園に行ったり、千葉の畑で作業したりすることで心を浄化していると語った。

くるるさんの担任役の鈴木大二郎さんは「筋トレ」と「風呂でめっちゃ歌います」と説明。

院長役の山下ケイジさんは、TikTokについての知識についての冗談を交えつつも、前作でも同じ役を演じたことに触れ、感慨深い様子を見せた。

▼こぴさんによる 主題歌「命の歌」
イベントの終盤には、主題歌「命の歌」を歌うこぴさんが登場。

こぴさんは、自身も元看護師であった経験から、「心も体も健康でいられることって本当に難しいことだなって私は思う」と映画への共感を語り、豊かに主題歌を歌い上げた。


▼映画『ゆい』の上映拡大のために
イベントの締めくくりには、土井氏は映画『ゆい』の上映拡大(ハッシュタグ #映画ゆい )への協力を呼びかけ、SNSでの感想投稿を促した。また、本作が中学校の道徳の授業で上映された事例も紹介され、作品が制作された意義の大切さを語った。

■ 映画『ゆい』 上映イベント映像
映画『ゆい』
【出演者】
・くるる:鈴木 心緒
(女優/フジテレビ『オールナイトフジコ』レギュラー出演中)
・くるるの母 京子:東山 麻美
・くるるの父 正彦:宮迫 博之
・看護師 香織:高梨 優佳
(俳優/映画「ラスト17デー」主演/元JELLY専属モデル)
・紗希:木村 彩音
(俳優/ 演技を中心に映画・縦型ドラマを中心に活躍)
・杏奈:枡田屋 汐里
(TikTokフォロワー3万人)
・院長先生: 山下 ケイジ
・くるるの担任::鈴木 大二郎
(Youtube登録者80万人)
・乃木先生::土井 康平
(TikTokフォロワー30万人)
・入院患者::町田 くるる
【監督】
・寺本 勇也
【プロデューサー/脚本】
・土井康平
公式SNS(X) https://x.com/yui__movie
2025年3月15日(土) 池袋HUMAXシネマズにて公開
