松林慎司初プロデュース作、映画『かぶと島が浮く日』 ポスタービジュアル&出演者解禁。コメント到着。場面写真公開

松林慎司初プロデュース作、映画『かぶと島が浮く日』 ポスタービジュアル&出演者解禁。コメント到着。場面写真公開

松林慎司初プロデュース作である『かぶと島が浮く日』のポスタービジュアルと出演者情報が解禁。あわせて、松林慎司、片山享監督のコメントが到着。場面写真も公開となった。本作は山口県岩国市出身の俳優松林慎司による初プロデュース映画で、故郷である岩国市にてロケが行なわれた。監督は初監督作品『轟音』でスペイン・シッチェス映画祭を筆頭に国際的に高い評価を受け脚光を浴びている片山享がつとめ、主演の幹男役には『GOLDFISH』の松林慎司、同じく岩国市と関連のあるドロンズ石本、岡本信人が重要な役どころを演じた他、篠田諒、佐伯日菜子もキャストに名を連ねる。

■ 映画『かぶと島が浮く日』

閉館した映画館の元支配人である幹男は、その映画館が入るビルが再開発で取り壊されることになり、自分の原点を辿り始める。
幹男の高校時代からの親友である信弘は、父親の認知症に正面から向き合えないでいた。
古くなりなくなっていくもの。そして、そこに生まれる新しいもの。これから変化をむかえる街で起こる、ほんの一瞬の出来事を描く。

プロデュースした松林自身が実際にすごしてきた場所や見てきた風景が散りばめられており、そこに片山監督の得意とする出自を活かした演出が融合して、唯一無二の生活の映画が誕生した。
「岩国最後の映画館」と言われ2012年に惜しまれつつ閉館した岩国ニューセントラルでもロケが行なわれ、物語に更なるリアリティーを持たせている。

▼松林慎司、片山享監督 コメント

松林慎司
僕の地元・山口県岩国市でたくさんの想いとご協力のもと映画を創ってます。
幼い頃見ていた岩国駅前は今も色褪せず心に残っていて、ずっと閉じ込めていた思い出も再開発で表情を大きく変えようとしています。
実家から見えた瀬戸内海に浮かぶ「かぶと島」は遠くに見えたり近くに見えたり、時には浮いて見えた
り・・・なぜか浮いて見える日はワクワクしたものです。
人生半ば過ぎ、自分の人生といま一度向き合う時「かぶと島」は浮いてるのでしょうか?
変わっていく町並みと変わらない景色。この町に根付いてる人々の小さな物語です。

片山享監督
「岩国最後の映画館」と言われた岩国ニューセントラル。かつては賑わっていたであろう映画館の荒廃した姿は、過去と現在というものを否が応でも考えさせられました。カタチあるもの皆変わっていく。松林さんに「映画のテーマは何にしたいですか?」と聞いたら「原点回帰」と話してくれました。主人公幹男を見て、観ている方々自身が色んな原点を思い出し、そして今を考えてくださったら嬉しいなと思います。
また閉館した映画館で実際に撮影をするということは、大変複雑で、身が引き締まる想いでした。ひとつの映画館の最後の音と姿を撮れたことは、僕の人生にとっても、とても大きな何かになっていると思います。


▼場面写真


松林慎司プロフィール(企画/プロデュース/主演)
1975 年11月6日生まれ。
山口県岩国市出身。脚本家・羽原大介氏が主催する昭和芸能舎に旗揚げから主要メンバーとして参加。
以降は映画、TVなどを中心に活動。主な出演作は映画『残穢〜住んでは行けない部屋』『シン・ゴジ
ラ』などがあり、主演短編映画『U・F・O〜Ushimados FantasticOccurrence』では第12回山形国際ム
ービーフェスティバル2016にて最優秀作品賞を受賞した。近年ではAmazonプライム『次元大介』、映
画『GOLDFISH』『邯鄲の夢〜三重芝居と四人の役者』『刀剣乱舞-黎明-』などがある。
今回が初のプロデュース作品となる。


〇出演
松林慎司 ドロンズ石本 篠田諒 ジェームスjr. 中谷久江 長岡るか SandipRizal 及川いぞう
佐伯日菜子 岡本信人


〇スタッフ
企画/プロデュース:松林慎司 監督/脚本:片山享 撮影:深谷祐次 照明:松島翔平 録音:坂元就 助監督:Kako Annika Esashi スチール:宮本剛 アソシエイトプロデューサー:小林功武 川口恵美 ヘアメイク:馬場エミリ 衣装:中西永人 方言指導:紗羽優那 製作:いわくに映画制作委員会 制作プロダクション:ハナ映像社 後援:岩国市

〇SNS
公式X:https://x.com/iwakunimovie

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