堀井綾香監督作品、映画『飛べない天使』が2月21日(金)、アップリンク吉祥寺にて全国公開初日を迎え、舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、W主演の福地桃子、青木柚、そして堀井綾香監督が登壇。司会は映画ソムリエの東紗友美が務めた。

■ 映画『飛べない天使』公開初日舞台挨拶
▼公開初日を迎えて
福地さんは、「撮影から2年ほど経ち、映画として形に残ることに素晴らしさを感じています。別々の場所にいる二人の声が重なり合って始まる物語であり、観客の心に二人の誰かと重なる瞬間があれば嬉しいです」と、作品が観客に届くことへの期待を語った。

青木さんは、「映画が公開されることが当たり前ではないと感じているので、公開を喜んでいます。『飛べない天使』が好きだという感想を以前から多くもらっていたので、今回の本公開でさらに感想を聞きたいです」と述べ、喜びをあらわにした。

堀井監督は、「本公開を迎えることが自身の願いでもあったので、非常に嬉しいです。撮影から2年経ち、キャストがおとなになったことに感慨深さを感じます。あの時、あの場所、あのスタッフでしか撮れなかったものが映画には詰まっている。観客にとって宝物のような作品になれば嬉しいです」と、作品への特別な思いを語った。

▼撮影時のエピソード
枕投げのシーンでは、青木さんが「終わらないのではないかと思うほど、何度も繰り返した」と語り、福地さんも「バリエーションが尽きて、散らかった羽を投げ合うような状態になった」と振り返った。


舞台挨拶では、撮影時の印象的なエピソードも披露された。「あるシーンの撮影場所について、堀井監督は「セリフだけが決まっている状態で現場に入り、その場の空気感でロケ地を決めた」と明かした。

福地さんは、(台本に)セリフがないシーンで、自分の中から出てきた言葉が使われていることについて触れ、「自然な感じが出ている」と語った。

青木さんは、自身の役柄(聡太郎)が“しつこい(タイプ)”と感じており、福地さんに距離を取られるのではないかと心配したというエピソードを明かした。

また、堀井監督は、キャッチーでポップな青木さんに聡太郎役を託したいと考えたこと、また、福地さんには熱いラブレターを書いたことを明かした。
福地さんは、手紙をもらった時、堀井監督のことをもっと深く知りたいと思ったという。

▼忘れられない体験
最近忘れられない体験について、福地さんはトルコへの一人旅で、飛行機の隣の席だった夫婦に親切にしてもらい、現地で食事をご馳走になったエピソードを披露。

青木さんは、ある作品で京都での撮影後、音響部の方から、自身が10歳の頃に出演したドラマで音響を担当していたと声をかけられたエピソードを語った。

▼監督からのメッセージ
最後に堀井監督は、「映画を通じて優香と聡太郎の出会いや時間を持ち帰ってほしい。この映画が皆さんの心に残り続けてくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。


映画『飛べない天使』
◆映画『飛べない天使』STORY
優佳(福地桃子)は会社の飲み会からの帰り道、枕を抱えて商店街を駆け抜ける青年(青木柚)を目撃する。彼のまわりには白い羽根が舞い、まるで天使のように去っていった。その後、再びその青年に遭遇する。聡太郎と名乗る彼は、どうやら病院を抜け出してきたらしい。「行きたいところがある」と言い無邪気に優佳を連れ出す。都会に疲れた女性と孤独を抱えた⻘年の不思議な逃避行が始まる──。
◆映画『飛べない天使』CREDIT
キャスト:福地桃子 青木柚 / 前原瑞樹 さいとうなり
監督・原案・編集:堀井綾香 脚本:常間地裕 主題歌:DYGL「Shadow」
撮影:古屋幸一 照明:加藤大輝 録音:Keefar 美術:後藤駿治 スタイリスト:中村もやし
ヘアメイク:くつみ綾音 助監督:内田知樹 ラインプロデューサー:田中佐知彦 スチール:染谷かおり
宣伝美術:神谷利男デザイン 宣伝:木村真奈美 協力:静岡県伊東市・静岡県東伊豆町 制作協力:Ippo
配給協力:スポッテッドプロダクションズ 企画プロデュース・製作・配給:Nuiavan @2023 Nuiavan
◆映画公式サイト&SNS情報
公式サイト:https://www.nuiavan.com/tobenaitenshi
Instagram:@an_gel_film (https://www.instagram.com/an_gel_film/)
X:@an_gel_film (https://twitter.com/an_gel_film)
◆劇場情報
【アップリンク吉祥寺】
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 パルコ地下 2階
電話番号:0422-66-5042
webサイト:https://joji.uplink.co.jp/

2025年 2月 21日(金)より アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開
