坂東龍汰が映画単独初主演を務める映画「君の忘れ方」の公開記念舞台挨拶が1月18日、新宿ピカデリーにて行われ、坂東をはじめ、西野七瀬、南果歩、作道雄監督が登壇した。舞台挨拶では、坂東の母親役を演じた南果歩から、母から息子へ贈るかのような手紙のサプライズがあり、一同が感動し、涙ぐむ場面も見られた。
■ 映画『君の忘れ方』
本作は、婚約者を事故で亡くした青年・昴が、グリーフケアと出会い、自らと向き合う姿を描いたヒューマンドラマである。 主人公の昴を演じる坂東は、3歳の時に実母を交通事故で亡くした経験があり、本作のオファーを「運命だった」と語っている。 撮影中は役に入り込みすぎて感情のコントロールが難しく、泣き崩れることもあったという。
▼公開記念舞台挨拶
舞台挨拶では、満席の観客を前に、坂東の熱演を称える声が相次いだ。 西野は、坂東と南の演技について「映像の中での親子のシーンが大好き。実家帰ってきた感みたいなのがすごいわかる」と絶賛。
また、サプライズで南から坂東へ手紙が贈られる場面も。
南は手紙の中で、「スバルでいることがとても自然で撮影が楽しみだなと思った」「あなたの明るさ、人懐っこさはきっと悲しみの力から来ているのではないか」と坂東への想いを語った。 さらに、「私はずっとスバルの母としてあなたを見ていくと思います」と締めくくり、会場は感動に包まれた。
坂東は、涙ながらに「南さんの言葉がなかったら、本当に(役を)生き切れなかった」と感謝の気持ちを述べた。 作道監督も「(坂東は)もっともっとバレるし、僕は本当に彼はもっとあの唯一無二の俳優になるだろうなと思う」と坂東の今後の活躍に期待を寄せた。
舞台挨拶の映像を公開予定
映画「君の忘れ方」
【クレジット】
坂東龍汰
西野七瀬
円井わん 小久保寿人 森 優作 秋本奈緒美
津田寛治 岡田義徳 風間杜夫(友情出演)
南 果歩
監督・脚本:作道 雄
エンディング歌唱:坂本美雨
音楽:平井真美子 徳澤青弦 共同脚本:伊藤基晴
後援:飛騨市 高山市 飛騨市観光協会 高山市文化協会 飛騨高山観光コンベンション協会/飛騨市ロケーション促進事業 飛騨市企業版ふるさと納税
配給:ラビットハウス
Ⓒ「君の忘れ方」製作委員会2024
2024年/日本/カラー/16:9/5.1ch/107分 映倫区分:G
公式ウェブサイト:https://kiminowasurekata.com/ 公式X、公式Instagram:@kimiwasu_eiga
2025年1月17日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開