鈴木心緒さんインタビュー:映画「ゆい」主演・鈴木心緒、難役に挑む!

鈴木心緒さんインタビュー:映画「ゆい」主演・鈴木心緒、難役に挑む!

青山学院大学に通う現役大学生でありながら、女優としても活躍の場を広げている鈴木心緒。3月15日公開の映画「ゆい」では、難病と闘う少女という難しい役どころに挑戦している。
鈴木心緒という名前は、「人と人との心をつなぐ」という意味が込められた本名だという。「心」一文字に、父が「緒」という字を付け、「繋ぐ」という意味を持たせたとのこと。
今回の主演作映画『ゆい』で心緒さんが演じるのは、実在の人物を元にした難病を抱える少女。「表面的な苦しみや辛さではなく、彼女が本当に何に苦しみ、何に悩んでいるのかを台本から読み解き、丁寧に演じることを心がけました」と心緒さんは語る。撮影中には、監督や母親に相談しながら、役柄を深めていったという。笑顔が印象的な鈴木心緒さんにお時間をいただき、お話をうかがいました。

鈴木心緒
鈴木心緒

■ 映画『ゆい』主演・鈴木心緒さんインタビュー

▼名前の由来

インタビュアー: 本日はよろしくお願いいたします。鈴木心緒さんのお名前の由来についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

鈴木心緒: はい。「心緒」は本名です。元々は「心」一文字で、父が「緒」という字を付けてくれました。「緒」には「繋ぐ」という意味が込められていて、「心」と合わせて人と人との心をつなぐという意味だそうです。

インタビュアー: 素晴らしいですね! 素敵な名前だなと、思いました。

▼俳優を目指したきっかけは?

インタビュアー:ところで、心緒さんは、俳優として活躍されていますが、役者を志したきっかけは?

鈴木心緒: きっかけは、小学校4年生の時に母に連れられて観に行った劇団四季の「ライオンキング」です。そこから演劇の魅力にどんどん引き込まれて、中学では演劇部に入りました。部活は全国大会レベルでしたが、私たちが3年生の時は出場できず、それが悔しくて、もっと芝居を続けたいという思いが強くなりました。

インタビュアー: なるほど。学校での活動から、本格的に演技の勉強を始めたのはいつ頃ですか?

鈴木心緒: 中学では舞台の芝居が中心だったので、高校に入学してから映像の芝居も学びたいと思い、アルバイトをして高校1年生の夏頃からアクタースクールに通い始めました。

▼憧れの役者さん

インタビュアー: 憧れの役者さんはいらっしゃいますか?

鈴木心緒: 有村架純さんの雰囲気が素敵だなと思っています。役柄によって、その人特有の空気感になるのがすごいなと。私も、周りの役者さんとの関係性を大事にしながら、自分自身も表現できるようになりたいです。

▼主演作『ゆい』について

インタビュアー: 今回の映画「ゆい」では、難しい役に挑戦されたそうですが、役作りで苦労された点は?

鈴木心緒: この作品は実話を元にした映画なので、丁寧に演じないといけないというプレッシャーがありました。表面的な苦しみや辛さではなく、主人公が本当に何に苦しみ、何に悩んでいるのかを台本から読み解いて演じることを心がけました。

インタビュアー: 台本を最初に読んだ時の感想はいかがでしたか?

鈴木心緒: 最初は、難しい役だなと感じました。普通の女の子が病によって生活が一変し、苦しみや辛さを抱えながらも、明るく振る舞う様子をどう表現するかは、とても考えました。見てくださる方、そして、ご本人にも失礼がないように、心に刺さるような映像になるようにしたいと思いました。

インタビュアー: 役作りにあたって、どなたか相談された方はいますか?

鈴木心緒: 撮影現場で、例えば病院で医師から病名を告げられるシーンでは、不安や苦しみを表すために、母親の服の裾を握りたいというような細かい部分まで相談しました。

▼一番の相談相手

インタビュアー: 心緒さんのSNSを拝見すると、お母様との仲が良さそうですが、今回の作品についても相談されましたか?

鈴木心緒: はい。いつも、台本を頂いたら最初に母に話します。セリフを一緒に読んだりしながら、言い回しについて相談しました。客観的な視点からのアドバイスはとても参考になります。

インタビュアー: 心緒さんが芸能活動を始める時、ご両親はどんな反応でしたか?

鈴木心緒: 最初は反対されました。高校生の時に演技の勉強をしたいと頼んだのですが、「どうせすぐ辞めるだろう」と。 そこで、自分でアルバイトをしてアクタースクールに通う費用を稼ぎました。私が本気だと分かってからは、少しずつ応援してくれるようになりました。

▼鈴木心緒さんの特技、魅力、今後の目標

インタビュアー: 心緒さんのプロフィールを拝見すると特技の中に「巻き舌」とありましたが、これは?

鈴木心緒: 実は癖で、「ラ行」を巻いてしまうんです。自己紹介で「鈴木心緒です」と言う時も、気をつけないと巻いてしまいます(笑)


インタビュアー:心緒さんご自身の魅力についてお伺いしたいです。SNSの写真などを見ていると、自然体で素敵な笑顔が印象的だとおもいました。いわば、心緒スマイル・ココロンスマイルというか。

鈴木心緒: 最近になって、周りの方から笑顔を褒めていただくことが増えました。以前は全くそんな風に思っていなかったので、最近は笑顔の写真を意識してアップするようにしています。

インタビュアー: 今後の目標や、やってみたいことはありますか?

鈴木心緒: 最近はシリアスな役が続いているので、ポップな役にも挑戦したいです。 主演として映像作品に参加できるよう、演技を磨いて頑張りたいです。


▼撮影中に印象に残っていること

インタビュアー: 作品に戻りますが、撮影中の印象に残っているエピソードはありますか?

鈴木心緒: 実は、町田くるるさんご本人と共演するシーンがあり、まさかご本人と一緒に演技ができるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。 少しだけ目を合わせるシーンがあるのですが、感慨深いものがありました。

左)鈴木心緒さん 右)町田くるるさん

インタビュアー: 町田さんとは何か言葉を交わされましたか?

鈴木心緒: あまりお話はできませんでした。 またお会いする機会があれば、色々お話したいです。

▼作品を観にいらっしゃる方へのメッセージ

インタビュアー: 作品をご覧になる方へのメッセージをお願いします。

鈴木心緒: この映画は実話を元にしていて、実際に病気で悩んでいる方だけでなく、この病気について知らない人が深く知るきっかけになればいいなと思っています。 ドナー登録で救われる命もあるということを意識させるようなテーマにもなっているので、そこも見ている方に伝わればいいなと思います。

インタビュアー: ありがとうございました!今後のさらなる活躍を期待しています。


場面写真


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映画『ゆい』

【出演者】
・くるる:鈴木 心緒
(女優/フジテレビ『オールナイトフジコ』レギュラー出演中)
・くるるの母 京子:東山 麻美
・くるるの父 正彦:宮迫 博之
・看護師 香織:高梨 優佳
(俳優/映画「ラスト17デー」主演/元JELLY専属モデル)
・紗希:木村 彩音
(俳優/ 演技を中心に映画・縦型ドラマを中心に活躍)
・杏奈:枡田屋 汐里
(TikTokフォロワー3万人)
・院長先生: 山下 ケイジ
・くるるの担任::鈴木 大二郎
(Youtube登録者80万人)
・乃木先生::土井 康平
(TikTokフォロワー30万人)
・入院患者::町田 くるる

【監督】
・寺本 勇也

【プロデューサー/脚本】
・土井康平

公式SNS(X) https://x.com/yui__movie

2025年3月15日(土) 池袋HUMAXシネマズにて公開

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