1月12日、丸の内TOEIにて行われた映画『悪鬼のウイルス』(松野友喜人監督、1月24日公開)完成披露上映会後の合同取材に、主演の村重杏奈、太田将熙、桑山隆太、吉田伶香の4人が出席した。
■ 映画『悪鬼のウイルス』合同取材レポート
バラエティ番組で活躍する村重は、本作で映画初主演を務めた。慣れない映画の現場に戸惑いもあったようで、「最初はドッキリだと思った」と明かし、「時が経つにつれてドッキリではないと実感したものの、不安な気持ちに襲われた」と心境を吐露した。「バラエティのイメージが強い自分に対する周囲の目も気になった」と、プレッシャーを感じていたようだ。
しかし、持ち前の明るさで現場の雰囲気を盛り上げ、共演者たちとすぐに打ち解けた様子。**桑山は「初日から村重さんが積極的にコミュニケーションをとってくれたおかげで、すぐに仲良くなれた」と感謝の言葉を述べた。 太田も、YouTuber役を演じるにあたって「テンションのバランスに苦労したが、監督からは『そのままでいいよ』とアドバイスをもらった」と語り、比較的自由な雰囲気で撮影が進められたことを明かした。
吉田は、アクションシーンの撮影について「相手の動きを見ることの大切さを学んだ」とコメント。 過去に同じアクション監督と仕事をした経験から、信頼関係を築けていたことが安心につながったようだ。 監督の演出については「自由にやらせてくれる一方で、アクションシーンなど重要な場面では納得いくまで話し合ってくれた」と、メリハリのある指導方法だったと振り返った。
村重は、バラエティ番組とホラー映画という異なるジャンルに挑戦したことについて「撮影期間中の記憶がごっそり抜けている」と冗談を交えつつ、「人を笑わせることと怖がらせることの難しさの違いに苦労した」と語った。 「役になりきる」「役を落とす」といった俳優用語の意味も分からなかったといい、演技の難しさを痛感したようだ。
今後の展望については「基本はバラエティタレントだが、いただいた仕事は一生懸命頑張りたい。もちろん、女優業のオファーもあれば、ぜひ挑戦したい」と意欲を見せた。
映画初主演という大役を果たした村重。不安や戸惑いもあったようだが、持ち前の明るさと前向きさで乗り越えたようだ。 今後の活躍に期待が高まる。
映画『悪鬼のウイルス』
【出演】
村重杏奈
太田将熙、桑山隆太、華村あすか、吉田伶香
【監督・編集】松野友喜人 【プロデューサー】山本清史 【脚本】山本清史、小田康平
【配給】イオンエンターテイメント 【映倫区分】PG-12
© 2025二宮敦人・TOブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
公式HP:www.demon-virus.movie
公式X:@ demonvirus2025
2025年1月24日(金)丸の内TOEI、イオンシネマほか全国ロードショー