2025年1月3日、池袋シネマ・ロサにて、映画『僕のなかのブラウニー』の初日舞台挨拶が行われた。会場には多くのファンが詰めかけ、熱気に溢れていた。
登壇したのは、主演の森本和樹役を演じる平野絢規さん、その同級生・小田原雅人役の天海塁さん、物語のキーパーソンとなる和泉大輔役を演じる田口淳之介さん、そして相馬雄太監督。
■ 映画『僕のなかのブラウニー』
本作は、震災で妹を失った小学生の少年とその父親が、現実と向き合いながら生きていく姿を描いた感動のヒューマンドラマである。 子供映画を精力的に制作してきた相馬監督にとって、本作は初の商業作品となる。 脚本は、映画『明日の記憶』で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子さんが担当した。
▼初日舞台あいさつ
舞台挨拶では、まず登壇者から観客へ挨拶が行われた。相馬監督は「長い年月をかけてここまで来たので、本当にこの瞬間を迎えられて嬉しい」と喜びを語った。 平野さんは満席の劇場を見て「胸がいっぱい」と語り、天海さんは「やっと皆さんに見てもらえる時が来て嬉しい」と笑顔を見せた。 田口さんは「新年1発目ということで、皆さんご紹介いただけたら嬉しい」と語り、会場を盛り上げた。
本作は、震災で妹を失った小学生の少年とその父親が、現実と向き合いながら生きていく姿を描いた感動のヒューマンドラマです。子供映画を精力的に制作してきた相馬監督にとって、本作は初の商業作品となります。脚本は、映画『明日の記憶』で第30回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した三浦有為子さんが担当しました。
舞台挨拶では、まず登壇者から観客へ新年の挨拶と感謝の言葉が述べられました。3 相馬監督は「長い年月をかけてここまで来たので、本当にこの瞬間を迎えられて嬉しい」と喜びを語りました。4 平野さんは満席の劇場を見て「胸がいっぱい」と語り、天海さんは「やっと皆さんに見てもらえる時が来て嬉しい」と笑顔を見せました。田口さんは「新年1発目ということで、皆さんご紹介いただけたら嬉しい」と語り、会場を盛り上げました。
田口さんは、役作りについて相馬監督から「スナフキンのような落ち着いた感じ」で演じてほしいと依頼され、その通りに演じたことを明かしました。 天海さんは、撮影中に洞窟に行くシーンでヒルがいるとスタッフから言われ、怯えながら撮影したエピソードを披露しました。平野さんは、千葉のロケ地で初めて大きな洞窟を見たことに感動したと話し、相馬監督から千葉の観光名所のガチャガチャをプレゼントされたことを喜んでいたエピソードを語りました。田口さんは、子役の共演者について「セリフを完璧に覚えてきてしっかり演じるので、自分も負けられないと思って頑張った」と語り、子役の演技力の高さに刺激を受けたことを明かしました。
相馬監督は、キャスティングについて、平野さんはオーディションで「一瞬で役作りに入る」演技力の高さに惹かれたこと、天海さんは「セリフは1つしかないが、目の演技ができる」と評価したことを明かしました。また、田口さんのキャスティングについては、相馬監督自身が過去に心の病気で辛い時期に田口さんの出演作品を見て元気づけられた経験から、田口さんの演技には「人を元気にする力がある」と信じ、いつか一緒に作品を作りたいと思っていたというエピソードを披露し、田口さんへの感謝の気持ちを伝えました。
最後に、登壇者から今年の抱負が語られました。 相馬監督は「今年中に埼玉県のクルド人問題を題材にした映画を作りたい」と意欲を見せ、田口さんに出演を依頼しました。9天海さんは「4月から中学生になるので、勉強も部活もお仕事も頑張りたい」、平野さんは「色々なことに挑戦して成長できるような1年にしたい」と語りました。田口さんは「今までやってきたことをしっかり練り直し、色々な活動を通して皆さんの前に立てるように頑張りたい」と抱負を述べました。
映画『僕のなかのブラウニー』
<STORY>
数年前の震災で妹を失った森本和樹(11)は小学五年生。ラーメン店を経営するシングルファザーの葉介と共に新天地に越してきたものの、学校や周囲にうまく馴染めないでいる。そんな中、父親の葉介は「和樹くんは妖精を本気で信じている。妹は『ブラウニー』という妖精に攫われただけで、本当は亡くなっていない」と学校で言っていたことを担任教師から知らされる。ブラウニーを探し始める和樹をクラスメイトの和泉東子が気にかけ、手伝うことに―。
<キャスト&スタッフ>
出演:平野絢規、アキラ100%、山本彩華、平野翔大、天海塁、田口淳之介
制作:東京モノロン
脚本・原作:三浦有為子
監督:相馬雄太
主題歌:「水平線」エゾシカグルメクラブ
配給:夢何生
2024年/日本/カラー/58分
©僕のなかのブラウニー
■公式サイト http://www.brownie-movie.com/
2025年1月3日(金)池袋シネマ・ロサほか全国公開