映画『きみといた世界』 初日舞台挨拶にサンタ姿の中川可菜ら登壇!

映画『きみといた世界』 初日舞台挨拶にサンタ姿の中川可菜ら登壇!

池袋シネマ・ロサにて12月14日(土)、映画『きみといた世界』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の中川可菜さん、高橋改さんをはじめ、保﨑麗さん、阿部快征さん、弓削智久さん、そして政成和慶監督が登壇した。

本作は、コミュ障でぼっちの高校生・水野卓(演・高橋改)とクラスの人気者・吉川碧衣(演・中川可菜)が、誰もいない謎の世界に迷い込んでしまう青春SFラブストーリー。二人は元の世界に戻るため、心を合わせて“コア”に人間が一人だと認識させなければならないが、卓のコミュ障が原因でうまくいかない。そんな中、碧衣は卓の優しさに触れていくが、碧衣の前に彼女が好きだった工藤佑太(演・阿部快征)が現れる。

中川可菜さんをはじめ、登壇者がサンタの衣装で登場し、会場を沸かせた。中学生の時にニコラでデビューし、「ミニシアターで上映される映画で主演を飾りたかった」という夢が叶い、「夢が叶いました」と喜びを語った。学生時代は演じた碧衣と同じく真面目な優等生だったという共通点も明かした。劇中で6時間泣き続けたシーンについては、「泣くこと自体は大変ではなかったが、6時間以上泣きっぱなしで大変だった」と撮影秘話を語った。

高橋改さんは、小学生の頃に見ていた「仮面ライダーカブト」に出演していた弓削さんと共演することになり、プレッシャーからアルバイト中に皿を割ってしまったエピソードを披露し、会場を笑わせた。

弓削智久さんは、「管理人」という役柄について、監督とディスカッションを重ねながら作り上げていったと説明。グリーンバックでの撮影については、想像力を働かせて演じる難しさがあったと語った。

阿部快征さんは、オーディションでは水野卓役を演じたが、監督に「好青年」に見えたことから工藤佑太役に決まったというエピソードをユーモラスに語った。

保﨑麗さんは、監督から「キャピキャピ」した演技を求められたが、普段は落ち着いているタイプなので苦労したと明かした。また、久々に制服を着た喜びと同時に、現場にいた若い出演者との年齢差に気まずさを感じたというエピソードも語った。

政成和慶監督は、本作が自身の漫画を映像化したかったarawakaさんと、SFで青春映画を撮りたかった自身による共同プロジェクトであることを説明。当初は物語の設定が異なっていたことや、撮影から公開まで2年半かかった理由について語った。

最後に中川さんは「映画の感想をSNSに投稿してほしい」と呼びかけ、高橋さんは「劇場で映画を見てくれる観客に感謝したい」と述べた。政成監督は「この映画が多くの人に届いてほしい」と観客に協力を呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。


▼初日舞台あいさつの模様(動画)



映画『きみといた世界』

中川可菜 高橋改
保﨑麗 大久保幸輝 薮内大河 Kaito 上瀬一輝 武者梓音(PANDAMIC) 渡邉陽(開歌-かいか-)
真砂豪 島野知也 阿部快征 弓削智久

製作:arawaka
原作・脚本:arawaka 政成和慶
監督・編集:政成和慶 製作・配給:BASARA 配給協力:渋谷プロダクション
2024年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/103分
公式サイト:https://kimitoitasekai.com/

12月14日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

映画カテゴリの最新記事