ロックアイドルグループ「O-VER-KiLL」が、2024年11月3日、待望の初お披露目ライブを開催。メジャーデビューまで100日という期間で準備を進めてきた彼女たちに、インタビューを実施。これまでの道のり、ライブの感想、そして今後の目標を語ってもらった。また、彼女たちを応援するファン(プレイヤーと呼称)に対してのビデオメッセージもお届けする。
■ 新生ロックアイドルグループ「O-VER-KiLL」インタビュー
▼これまでの道のり
ー: オーディション合格からメジャーデビューまで100日という期間で、たくさんの苦労があったと思います。フォロワーを増やす、配信を続ける、苦手なものを克服するなど、漢字、お絵描き、英語、アレルギーによる体調不良など、様々な課題やハードルがあったのではないでしょうか?
そこで、オーディション合格から初お披露目ライブまでの道のりを振り返って、思い出や語れることをそれぞれ聞いていきたいと思います。
SARiNA: オーディションの合格以前は店長として、自分の作りたいお店をみんなと協力して作っていましたが、今はみんな平等なメンバーという中で、リーダーという立ち位置をどうすればいいのか、どこまで言っていいのか、結構迷うというか考える時期がありました。
私が仕切ることはあっても、私が上なわけではないので、どうやって4人のバランスをとっていこうか、どこまで言っていこうか、というところで迷いました。
また、もともとダンスが苦手で、頑張ってもできないという壁にぶつかることも多く、みんなには言ってなかったのですが、泣いてる時期もありました。
ー: 店長時代の経験は何か活かされていますか?また活かされているとしたらどんな点でしょうか?
SARiNA: 活かされていると思います。あまり嫌味な感じだったり刺々しい感じではなく、みんなに何か促したり注意したりといったことも雰囲気づくりもそうだし、バランスを見る視野とか、そういうところもすごく鍛えられていて、一見遠回りをしたように見えるんですけど、店長の経験を経てからここに来てよかったなって思ってます。
ー: きちんと活かされているようですね。では、次はMiYUさん。
MiYU:私も歌もダンスもしたことがなくて、初めて人に習いました。歌も好きだったんですけど、こうやって歌うんだとか、本当に基礎からやったんで、初めてのことばかりで、チームで動くのも初めてだったので、試行錯誤じゃないですけど、どこまで背負っていいのか、どこまで放っておいていいのかとか、お母さんみたいなことを言ってしまうんですけども、そういう感じのところでちょっと迷った時期もありました。
でも、いちばん歌が好きだったんですが、基礎をやったことがなかったんで、初めから一から作る感じで結構苦労しました。
ー: ギターの弾き語り配信などをされていますよね?デビュー前というかオーディション前に例えばどこかで歌った経験はあったのでしょうか?
MiYU: 実のところ、学校の文化祭ぐらいでしかなくて、あとはずっと家で弾いたのをネットにアップするぐらいしかしていませんでした。
ー: あまり人前で演奏した経験はなかったんですね。では、次はKiLUAさん。
KiLUA: ステージを観ていただきありがとうございました。いっぱい頑張って、まず、ステージはめっちゃよかったと思います。ただ、私って普段の生活がしっかりしていなくて、そこを頑張って直していかないといけないと思っています。
私は一人っ子っていうのもあって、どこのグループに入っても一匹狼というか、性格的に「ほっといてくれ!」といった感じで、一人にしてくれないと集中できないタイプの人間なんです。そのせいで今まではグループ活動でうまくいったことがありませんでした。
でも、O-VER-KiLLのメンバーはみんな優しく接してくれたから、初めて人見知りすることもなく、すぐに仲良くなれたので、すごくびっくりしてます。
技術面の話をすると、ダンスの振り付けについて頑張りました。
私はK-POPダンスやロックダンスを先生から教えてもらって踊るといった、K-POPのコピーダンスをずっと続けていて、それでステージに立っていました。
自分でダンスの振り付けを考えてそれを作品にして皆さんにお出しすることはやったことがありませんでした。個人的には ダンスを教える側として向いてないと思っています。
そのような中で、閉じこもって一回考えて、全てを出し切ってできたものが『あくなき鼓動』の振り付けです。
他の曲はこれまでの経験の流れ・慣れで出てきたんですけど、『あくなき鼓動』は自分のなかだけでなく、ダンスの先生や、友達にアドバイスを少しもらうといった動きをしてみることを頑張りました。
ー: 振り付けはほぼ全部KiLUAさんが考えているのでしょうか?
KiLUA: そうですね。メンバーと仲良くなれたおかげで、「こうしたらかわいいな」とか、「こうしたらかっこいいな」とかを考えてダンスに取り入れることができたと思います。メンバーと打ち解けていなければ、そういったことってできなかったと思います。それが今では、みんなのことがわかるから、それに合った振りを作ることができました。
「ライちゃんが、ここで前に出たらかわいいな」とか、「あざとくしたらいいな」とか、「カッコよくしたらいいな」とかを考えて作れたので、自分的にはめっちゃ満足です!
ー: 確かに、メンバーを知ってるからこその振り付けという感じがします。うまくハマってますよね。
では次は、RAiSAさん。
RAiSA: ダンスは全くやったことなかったのでもちろん大変だったんですけど、それ以上に歌で一番苦労しました。自分は小学校から中学校までの6年間合唱部に入っていて、歌うことには自信を持っていたんですけど、合唱の歌い方っていうのがどうしてもあって、レコーディングの時にすごく自信を持って歌ったら、「全然ロックっぽくない」って松隈ケンタさんに言われてしまって、「わー」って思いました。
歌い方を変えるっていうのが、やっぱり6年以上歌っていたので、それを1、2ヶ月で直すっていうのがほぼ不可能に近くて、どうしようって思っていました。
でも、 メンバーだったり、ボイトレの先生とかにもいっぱいアドバイスもらって、まだ完璧ではないんですけど、だいぶ直せてきたかなとは思っています。
やっぱりそこが一番泣いた回数も多かったし、一番苦労した部分かなって思います。
ー: 歌の部分はたしかに大変だと思います。ちなみに歌といえば、学校でも学んでいたSARiNAさんだと思うのですが、RAiSAさんにアドバイスはされたんですか?
SARiNA: あまり言うと考えちゃうかなと思って、「ちょっとこうしてみてもいいかもよ」とか、そのぐらいのちょっと軽めの声をかけたりとか、私もそんなに専門的なわけじゃないので、偉そうにならない程度に、ライちゃんにない視点を少しでもあげられたらなと思って、たまに声をかけてきました。
▼初お披露目LiVE、点数をつけるとしたら?また、その理由
ー: さっきも話題に出てましたけど、初お披露目ライブの感想と、点数、その理由をお願いします。
SARiNA: 点数をつけるの難しいな…。
点数は60点です。緊張とか不安より、とにかく楽しいって思って、気分が逆に上がってしまって、声が安定しないぐらいだったんですよ。なので、そのステージに楽しく立ったっていう点で評価が高くて、足りなかった分は安定感がなかったこと、パフォーマンスとして高くできなかったことが悔しかったので、初めてにしては楽しく立てたから60点という感じです。
MiYU: 私は55点です。すごい緊張しいなので、まずステージに立てただけで50点なんですよ。あとの5点は、いつも通り歌えなかったのが心残りなので、ちょっと低い感じです。
KiLUA: 点数は、刻んで72.5点くらい。本当に微妙なラインです。理由は、久しぶりにステージに立ったってことで、嬉しくて、興奮の方が勝ってしまって、ずっとニコニコで踊ってしまったんですよ。
かっこいい振りを作ってるから、ずっとニコニコではダメな時もあるのに、嬉しくてニコニコだったから、ちょっと悔しいっていうのと、あと歌が…。
ダンスは勢い余っちゃうので、ダンスの勢いで歌もいっちゃって、ヤンキーみたいな声を出しすぎて、力強く“かます!”みたいな声を出しすぎてしまいました。なので次はちゃんと落ち着いて、安定感のある歌を出したいと思っています。
RAiSA: まずライブの感想として、最初にステージに立った時に想像以上にたくさんの人がいて、リハーサルを見た時に座る席が埋まるかなっていう不安があったんですけど、それどころか、後ろに立ってる人たちも本当にたくさんいて、中には自分のメンバーカラーを身につけてくださってる人とかもいて、まずそれがすごく嬉しかったっていう感想です。
点数としては、自分こういう時はあまり高い点数をつけないんですけど、今回は80点です。ライブでうまくいったかって言ったら、歌も声も声震えてたし、ダンスも失敗したところがあるんですけど、個人的にはここまで頑張ってきた自分を認めたいなっていうので80点です。
▼武者修行ツアーに向けての意気込み
ー: 今、初ライブを経験したばかりで、またお披露目ライブは夕方にもあるということで、 先ほど感じたものとか、そこで感じた直すべきところがおそらくあると思うのですが、武者修行ライブへの意気込みも含めて、こうしたいとか、そういう意気込みだったりとか、コメントをいただけますか?
SARiNA: そうですね。とにかく自分だけじゃなくてグループとして強くなりたいというのが一番あります。17時からのMCでも話す内容にはなるんですけど、周りにアイドルとかやってる友達がいるんですけど、なんやかんや私たち結構仲良い方なのかなって思って、喧嘩ももちろんするけど、もともと言いたいことを言えなかったメンバーも、言いたいことを伝えられるようになってきて、そういう絆みたいな4人らしいものをパフォーマンスにも出していきたいというのはすごく思っているので、それが100公演終わる頃にはたくさん出せるようにしたいという感じです。
MiYU: すごく緊張しいなので、個人の目標としては、緊張せずにありのままというか、自分の実力を最大限にはっきり出せるようになりたいなと思うのと、グループでは(KiLUA以外)3人がダンスをしたことがなかったので、これからいっぱい場数を踏んで、ダンスのレベルも歌もどんどん上がっていけるようになりたいです。
KiLUA: 個人としては、早寝早起き。毎日やるってことは、夜更かしもできないし、朝早かったりするじゃないですか。だから遅刻とかしてしまったらやばいので、そこを頑張りたいという感じです。
グループとしては自分たちだけで盛り上がるんじゃなくて、お客さんを巻き込んだ、みんなを巻き込んで、みんなもメンバーの気持ちになるぐらいのパフォーマンスができるグループになりたいです!
RAiSA: 個人としてもグループとしても同じ考えなんですけど、今回の100公演は私たち単独というよりかは、いろんなグループさんやバンドさんが他にも出演されているライブに私たちが入らせていただくという形なので、今いてくださるファンの方はもちろん、他のバンドだったりグループのファンだよっていう人をファンにつけられるような、そういうパフォーマンスをできたらなって思っています。
インタビュアー:今日はありがとうございました。夕方のLiVEもがんばってください。
それでは、これからスチール撮影と動画コメントの収録もお願いします。
▼「O-VER-KiLL」からのメッセージ
▼O-VER-KiLL 公式HP等
・O-VER-KiLL 公式HP
https://o-ver-kill.com/
・【Journey of Growth】 100ライブ武者修行ツアーを敢行中!
https://o-ver-kill.com/live/