本田望結主演映画『カーリングの神様』、完成披露上映会でチームワークの良さを披露!

本田望結主演映画『カーリングの神様』、完成披露上映会でチームワークの良さを披露!

11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となる、映画『カーリングの神様』。 氷上のチェスとも呼ばれ、高度な戦略性とチームワークが求められるカーリング競技に青春を捧げる女子高校生たちの姿を描く、感動の物語。10月3日(木)には、新宿ピカデリーにて完成披露上映会が開催された。主演の本田望結をはじめ、注目の若手俳優陣と豪華ベテラン俳優陣が脇を固める本作。本田率いる高校生カーリングチームのメンバー、長澤樹、泉智奈津、白倉碧空、そしてライバルチームのエースを演じる川口ゆりなといったフレッシュな顔ぶれが、公開に先駆けて舞台挨拶に登壇した。さらに、彼女たちを支えるカーリング場オーナー役の高島礼子、そしてメガホンを取った本木克英監督も登場し、作品への想いを熱く語った。本レポートでは、完成披露上映会の熱気と、作品の魅力を余すことなくお届けする。

カーリングの神様

■ 映画『カーリングの神様』完成披露上映会舞台挨拶

10月3日、新宿ピカデリーにて、映画『カーリングの神様』の完成披露上映会が開催された。主演の本田望結をはじめ、長澤樹、泉智奈津、白倉碧空、川口ゆりな、高島礼子、そして本木克英監督が登壇。映画さながらのチームワークの良さを披露し、会場を大いに盛り上げた。

氷上の熱戦を演じた若手俳優陣、撮影の裏側を明かす

舞台挨拶では、映画の見どころや撮影の裏側に関するエピソードが語られた。本田は、フィギュアスケートで培った経験を活かし、カーリングに挑戦したものの、自身の習慣が染み付いた独特の滑り方に苦労したことを告白。「氷上の寒さくらいしか共通点はなかった」と語り、フィギュアスケートとは異なる足の動かし方に苦戦した様子を明かした。

ー本田さんは普段フィギュアスケートをされていて、氷の上には慣れていると思いますが、カーリング特有の動きに苦労されたそうですね。

本田望結
なんで知ってるんですか?(笑)
実は、フィギュアスケートとカーリングの共通点は氷の冷たさくらいでした。フィギュアは外向きに滑りますが、カーリングはまっすぐ足を置かないと滑れないんです。その微妙な角度の違いが難しくて。17~18年間フィギュアスケートで培ってきた癖がどうしても抜けなくて、カーリングに合わせるのが大変でした。しかも、スタッフの皆さんや監督から『本田望結ちゃんなら大丈夫でしょ』って言われすぎて…。
みんなの前で練習する時、一番遅れをとってしまって…。
実はそれがすごく難しかったです。

ー監督、ご覧になっていかがでしたか?

本木監督
いやあ、一番堂々と滑っていたように見えましたけどね。

本田望結
監督はたまに練習を見に来るんですよ。だから、その度に『やばい、監督がいる! いいとこ見せなきゃ!』って思って頑張っていました(笑)

ー監督、撮影が始まった頃の、本田さんのカーリングの様子はいかがでしたか?

本木監督
いやあ、見事なものでしたよ。これからご覧いただければ分かりますが、必ず練習するようにお願いして、1ヶ月以上、2ヶ月近くかな? 練習してもらいました。私はお願いするだけなので、スタントマンも用意していましたが、ほぼ使わずに皆さんすべてご自身で演じられて、素晴らしいなと思いました。若いっていいなと思いましたね。

一方、本田のライバル役を演じた川口は、普段の明るいイメージとは異なる影のある役柄を演じるにあたり、笑顔を封印する難しさがあったという。 現場では常に笑いが絶えないほど和やかな雰囲気だったそうで、その雰囲気に飲まれないよう、役作りに集中していたことを明かした。

カーリング未経験者でありながら、映画の中で最も上達した役を演じた長澤は、その秘訣を「好きだから」と語った。 練習の大変さも、カーリングが好きという気持ちがあれば乗り越えられたと語り、その努力がスクリーンにしっかりと映し出されている。

個性豊かなキャスト陣、それぞれの思いを語る

泉は、撮影初日に最も感情的なシーンを演じることになり、緊張とプレッシャーの中で役作りに励んだことを明かした。 当時を振り返り、「ここで今、私が怒るの?」と戸惑ったと語り、会場の笑いを誘った。

ムードメーカー的存在である白倉は、シリアスなシーンでも、意識して明るい表情を見せるようにしていたという。 チームの中で唯一の癒しキャラである自身の役柄を意識し、作品に「カーリングの神様感」を残そうと努めたことを明かした。

ベテラン女優の高島は、若手俳優陣の演技に対する真摯な姿勢に心を打たれたという。 「みんな楽しそうで、仕事って楽しいんだろうな、というのをこの作品で学べた」と語り、彼女たちの熱意に刺激を受けた様子をみせた。

本木監督、作品に込めた思いを熱く語る

本木監督は、本作の題材であるカーリングを選んだ理由について、自身のカーリングに対する知識を深めたいという思いと、本田の演技に対する期待があったことを明かした。 本田は、監督の厳しい指導のもと、演技力を磨いていったという。

▼二人からのメッセージ

イベント終盤には、フォトセッションが行われ、キャスト陣は笑顔でポーズを決めた。 最後に、監督と本田から観客に向けて、映画を楽しんでほしいというメッセージが送られ、イベントは幕を閉じた。

ーそれでは最後に、監督と本田さんから一言ずつお願いいたします。まずは監督からどうぞ。

本木監督
はい。実は私、この映画の企画が来た時、カーリングのことは全く知りませんでした。でも、そんな私でも理解できるように、そして皆さんにも楽しんでいただけるように作りました。どうぞ気楽にご覧ください。本日はありがとうございました。

ーありがとうございます。本田さん、お願いします。

本田望結
はい。始まる前に監督から『自信を持っていいよ』と言っていただいて…。
本木監督がそう言ってくださるなら、私も自信を持ってこの作品をお届けできるように頑張りました。ここにいる皆さん、私と同世代の方もいれば、先輩方もいらっしゃると思います。色々な方が見に来てくださいましたが、皆さん一人一人に合った見方が絶対にある作品です。絶対に後悔はさせません! 最後まで席を離れずに見てください。よろしくお願いします。ありがとうございました!

『カーリングの神様』は、11月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。 若手俳優陣の熱演と、個性豊かなキャスト陣が織りなす人間ドラマは、観る者に感動と勇気を与えてくれるだろう。



映画『カーリングの神様』

本田望結
長澤樹 泉智奈津 白倉碧空 / 川口ゆりな
秋山ゆずき 山崎竜太郎 内浦純一
柄本明 六角精児 田中麗奈 高島礼子
監督:本木克英
主題歌:「Sweaty Smell」STU48 キングレコード
製作統括:佐藤耕二 エグゼクティブプロデューサー:岩城レイ子 プロデユーサー:冲永成敬 神林夏樹 大久保昌秀
脚本:谷本佳織 音楽:Akiyoshi Yasuda 撮影:石黒康一 照明:田中雄哉 録音:杉村賢太郎 映像:林航太郎 編集:川瀬功(JSE)
助監督:石田和彦 プロダクションマネージャー:小松次郎 ラインプロデューサー:入交祥子
製作:テレビ朝日 文化工房 博報堂DYメディアパートナーズ CB 朝日新聞社 BS朝日 長野朝日放送 メ〜テレ
制作プロダクション:松竹撮影所 製作幹事:文化工房 配給:ラビットハウス
特別協賛:ミネベアミツミ 協賛 フルタクリニック 明治 カーネクスト 特別協力:御代田町 あさまハイランドスポーツクラブ
©2024「カーリングの神様」製作委員会
Website:curlingnokamisama.com / Instagram:@curling.kamisama / X:@CurlingKamisama

11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開

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