「88 生まれの女たち」による初の長編映画、池袋シネマ・ロサにて3週間上映決定

「88 生まれの女たち」による初の長編映画、池袋シネマ・ロサにて3週間上映決定

池袋シネマ・ロサにて、演劇映像創作団体「88 生まれの女たち」の初長編映画「話したりない夜の果て」の公開が決定。本作は、1988 年生まれの女性 6 人が集まって結成された演劇映像創作団体「88 生まれの女たち」によって製作。撮影は 2020 年 1 月から始まるもコロナ禍により一時中断。2021 年の夏に改稿した脚本をもって撮影を再開した。
演劇映像創作団体「88 生まれの女たち」は、移ろいうねり続ける現代を全力で生きる女達を等身大で表現することを目的とし、本作が初の長編映画作品となる。参加メンバーは菅原雪、石高由貴、上村奈帆、矢島理佐、仲村唯。

話したりない夜の果て

■ 映画『話したりない夜の果て』

〈story〉
心が折れたある時から、立ち直り方を忘れてしまった主人公・妙子。
過去を言い訳に漫然と今をやり過ごす日々に生きる気力を失っていた。
精神的にも生活においても依存していた彼氏・コタロウとの関係が変化していく中で、妙子はようや
く自分の心の内と対峙することになる。


〈comment〉
矢島理佐
いつから始まったんだっけ?と思いやりとりをスクロールしてみた。なかなか 1 番上までいかない。
ようやくたどり着いた 2019 年 5 月。最初に話したのはもう少し前。それから 3 年。
新型コロナウイルスによって完成させることすら危ぶまれた中公開できること、とても感慨深く本当に
嬉しく思います。携わってくださった全ての方々に感謝です。ひとつひとつ手探りで大切に創りました。今の私たちだから撮れた作品です。まだ気軽に観に来てくださいと言いづらい世の中ではありますが、少しでもたくさんの方にご覧いただきたいです。劇場でお待ちしております。


菅原雪
この作品は、学生時代のシーンはコロナ以前に撮っていて、現在のシーンはコロナ禍の中で撮影するという、フィクションでありながらもノンフィクションな部分も持ち合わせている稀有な作品だと思います。
企画から携わり、一つの映画が完成するということは、本当に奇跡のようなことだと実感しました。そ
れもすべては、沢山の方々のご協力のおかげです。それを映画館で上映していただける幸せ。あとは、この映画を観た方に何かしらを感じてもらえたら、もう。


仲村唯
コロナを切り離しては語れない世の中になってしまいました。この作品の世界にも、我々の気持ちを
無視して、コロナは侵食してきて、撮影中止や改稿を余儀なくされました。しかし、それを真正面か
ら受け止めることで、現代を等身大で表現する作品、そして現代に生きづらさを感じながらも一生
懸命生きている人々の背中を押す映画を作り上げることが出来ました。ぜひよろしくお願いします。


上村奈帆
今作は、「88 生まれの女たち」という創作ユニットで製作されました。そして作品はメンバー以外の
キャストの方々のご出演、スタッフはじめ多くの方のお力添えで無事完成いたしました。
撮影中にコロナ禍となり、1年の延期。大幅な脚本の改稿…コロナのない世界から、コロナ禍の世
界として書き換えられていきました。その過程で、テーマも変わっていったと思います。それがいい
ことであったのかはわかりません。ただ、今のこしておきたいと思うことをこの作品に閉じ込めたよう
に思います。よろしくお願いします。


〈cast〉
矢島理佐 安楽涼 菅原雪 仲村唯 二見悠 日高ボブ美 前田司郎


〈staff〉
監督・脚本・編集 上村奈帆
音楽 猪野進一
撮影・照明 瀬戸詩織
録音 山城研二 美館智範 藤崎仁志
制作 石高由貴
助監督 小林尚希 髙野悟志 長谷川卓也
編集協力・カラーグレーディング 野口高遠
音響効果 大河原将
音響効果助手 原虹歩
整音 渡部聖
スタジオエンジニア 山田良歩
DCP マスタリング 清原真治
タイトル字・宣伝ビジュアル 0910 株式会社 山津和也
予告編 安達真夏
予告編ナレーション 村田唯
ロケ地協力 藤田雄一 日本映画大学
企画・プロデュース・配給 88 生まれの女たち
2022 年/日本/83 分/カラー/5.1ch/DCP/©88 生まれの女たち

2022 年 7 月 2 日(土)〜7 月 22 日(金) 池袋シネマ・ロサにて上映

7月2日からの公開が一旦中止になりました。(更新:2022年5月30日)

 

話したりない夜の果て
話したりない夜の果て

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