『劇場版「オーバーロード」聖王国編』完成披露上映会：キャスト陣が聖王国編の舞台裏を語る！

『劇場版「オーバーロード」聖王国編』の完成披露上映会が8月18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、日野聡（アインズ役）、原由実（アルベド役）、加藤将之（ヤルダバオト役）、瀬戸麻沙美（シズ役）、青山吉能（ネイア役）、生天目仁美（レメディオス役）ら豪華声優陣が登壇した。

本イベントは映画の上映前。冒頭では、キャスト陣がそれぞれ観客に挨拶。日野は「『オーバーロード』はアニメシリーズもお待たせしてしまうことも多いので、皆さん待ち慣れてくださっているのではないかと思いつつですが、とはいえ、やっとお届けできるのはうれしい限りです」とあいさつ。作品への期待を高めた。

続いて原は「劇場版の制作が決定したとお聞きしてからも、第4期の放送やゲームの収録もあって、それから今やっている再放送などもずっと観ているので、なんとなくずっと『オーバーロード』熱は高まっていました」と笑顔で語った。

加藤は「今までお三方（青山、生天目、瀬戸）の名前は全部ネタバレになってしまうので宣伝でも言えずにいて、今日こそは心置きなく言えると思ったら、まだ皆さんご覧になられていないということで、けっきょく今日も何も言えない」と嘆き、会場を笑わせた。

また、「この中で、今日これから何が行われるか、全く理解ができていないなどという愚か者はいませんよね」と、自身の役の言い回しで会場を沸かせた。

その流れで瀬戸が「一応シズは今まで（のシリーズで）も出現はしてたんですけど、今回の劇場版ではいっぱいしゃべっていて、ネイアとめっちゃ絡んでいます」と明かすと、会場は大いに盛り上がった。

青山と生天目は、今回の劇場版よりシリーズに初参加。ふたりが演じるネイア、レメディオスともに、戦闘シーンが非常に多く、物理的にも精神的にも葛藤しているシーンが多かったということもあり、「本当に大変だったね」とお互いをねぎらいあった。青山も「アフレコでは、自然にわたしたちのまわりに水やのど飴が置かれたりしていて、共演者の皆さまの愛に囲まれて収録をしました」と振り返った。

　聖王女への忠誠心に縛られ、亜人やアンデッドに対して強烈な差別意識を持つレメディオスという役に対する世間の反応に驚きを隠せなかったという生天目。「オーディションで受かった時はうれしい反面、あまりにも嫌われていたので、こうなったら（役として）嫌われたら勝ちだと思うことにした」という決意を明かすと、青山が「めちゃくちゃパワーを感じました」、さらに日野も「すごい迫力があった」と称賛。そして原作好きだという加藤も「僕も原作のレメディオスは大嫌いだったんですけど、（アニメの）お芝居で観たら印象がかなり変わりましたね」と生天目の演技を称賛するひと幕も。

トークセッションでは、劇場版の制作決定がテレビシリーズ4期の放送よりも前だったことに触れ、待ちに待った劇場版公開への喜びを語った。原は、劇場版の制作決定を初めて聞いた時のことを「初めてお聞きしたのが多分日野さんとも一緒に、アニメに出られた生放送の時だったと思うんですよ」と振り返った。 それに対して日野も当時のことを懐かしんだ。

また、劇場版で描かれるキャラクターの心情や成長について、キャスト陣はそれぞれが演じるキャラクターへの深い理解と愛情を感じさせるコメントを残した。

青山は「ぜひ、ネイアの心情になって見ていただけると、また楽しい作品になるんじゃないかなと思います」と、ネイアの心情の変化に注目してほしいと語った。

生天目は「演じる上では嫌われているのは分かってたんですけど、嫌われるための芝居ではなくて、結果嫌われるっていうのは意識はしてたかなと思います」と語り、レメディオスの心情の複雑さを表現した。

瀬戸は「シズがめちゃめちゃ可愛いと評判なので、そのところを見たら、みんな好きになっちゃうと思う」とシズの魅力を語った。

イベントの最後には、キャスト陣から観客へ向け、作品を楽しんでほしいというメッセージが送られた。

日野は「本当に皆様のたくさんの思いで作り上げた至高の劇場版となっております。作品内で色々な形で何かに心酔していくことによって得られる強さであったり脆さというのが様々な形で、様々なキャラクターを通して描かれていますので、そこら辺をこの劇場で楽しんでもらったら嬉しいなと思っております」と語りかけ、イベントは幕を閉じた。

■　『劇場版「オーバーロード」聖王国編』、入場者特典に丸山くがね先生書き下ろし小説配布決定！

シリーズ累計1,400万部突破、丸山くがねによる大人気ノベルを原作としたダークファンタジーアニメ『オーバーロード』。9月20日(金)全国ロードショーシリーズ初となる完全新作劇場版『劇場版「オーバーロード」聖王国編』が最新情報を発表。

映画鑑賞の入場者特典として、原作・丸山くがね先生書き下ろし小説「カッツェ平野の幽霊船(上)」、「カッツェ平野の幽霊船(下)」が1週目、2週目にそれぞれ配布決定。各巻100ページの大ボリュームとなっており、キャラクター原案・so-bin先生の描きおろし挿絵のカラーページも含まれる豪華仕様。

さらに、劇場物販の情報が明らかに！キャスト・スタッフインタビュー、寄稿イラストなど読みごたえ満点のパンフレットや、so-bin先生新規描きおろしイラストを使用した多彩なグッズが展開される予定

▼『劇場版「オーバーロード」聖王国編』1種目&2週目入場者特典情報

▼『劇場版「オーバーロード」聖王国編』劇場物販情報

劇場版「オーバーロード」聖王国編 アクリルスタンドフィギュア Illustration:so-bin
（アインズ／アルベド(A)／デミウルゴス／シズ(A)／アルベド(B)／シャルティア／ユリ／ルプスレギナ／ナーベラル／ソリュシャン／シズ(B)／エントマ）
各1,980円（税込）

▼「オーバーロード展」最新情報

◆<描きおろしイラスト公開>

「オーバーロード展」特別描き下ろしイラスト全7キャラクター分を公開。描きおろしイラストを使用したオリジナルグッズも販売予定。

◆<展覧会の内容を一部公開>

・ナザリック地下大墳墓へ皆様をご招待
ナザリック地下大墳墓の第十階層・玉座をイメージした会場で、作品の世界観を体感頂けます。アインズ、アルベド、デミウルゴスが皆様をお出迎えし、会場内を案内致します。

◆<東京会場開催概要>

・会期：2024 年9 月14 日(土)～9 月29 日(日) 10:00～19:00（最終入場18:30）
※最終日9 月29 日(日)は17:00 閉場（最終入場16:30）

・会場：東京ソラマチ®スペース634（東京都墨田区押上１丁目１-２東京スカイツリータウン・ソラマチ５階）

・チケット料金：【前売入場券】1,500 円(税込み)／【当日入場券】1,800 円(税込み)
【限定グッズ引換券】2,200 円(税込み)

・券種
【土・日・祝日】日時指定券
＜入場時間帯＞
①10:00～/②10:30～/③11:00～/④11:30～/⑤12:00～/⑥12:30～/⑦13:00～/⑧13:30～/⑨14:00～
⑩14:30～/⑪15:00～/⑫15:30～/⑬16:00～/⑭16:30～/⑮17:00～/⑯17:30～/⑰18:00～
※最終日9 月29 日(日)は⑬16:00～が最終（17:00 閉場）
【平日】平日券（平日のみご利用可能。日付・入場時間の指定はございません。）

・券売開始：2024 年8 月20 日(火)18:00～発売開始（先着）
・イープラスURL： https://eplus.jp/overlord_expo/

◆<大阪会場開催決定！>

・会期：2024 年10 月2 日(水)～10 月14 日(月・祝)
・会場：あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4 階 第2 催会場
（大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1 丁目1−43）
※チケット情報・詳細は後日発表いたします。

▼AT-X一挙再放送情報情報

▪公式サイト&SNS

アニメ公式サイト：https://overlord-anime.com/
アニメ公式X：@over_lord_anime

映画『劇場版「オーバーロード」聖王国編』

アインズ：日野 聡　アルベド：原 由実　ヤルダバオト：加藤将之
ネイア：青山吉能　レメディオス：生天目仁美　カルカ：早見沙織　ケラルト：戸松 遥

原作：丸山くがね(「オーバーロード」／KADOKAWA刊)
キャラクター原案：so-bin
モンスター原案：so-bin、ケースワベ

監督・構成・脚本：伊藤尚往
脚本協力：菅原雪絵
キャラクターデザイン・総作画監督：田﨑 聡
サブキャラクターデザイン/モンスターデザイン/プロップデザイン：杉浦幸次、出雲重機、中村佑美子、竹内杏子
美術監督：池田繁美、丸山由紀子(アトリエ・ムサ)
美術設定：友野加世子、大久保修一・乗末美穂(アトリエ・ムサ)
色彩設計：野口幸恵　3D監督：大矢和也(グラフィニカ)　撮影監督：渡辺祥生　編集：塚常真理子
音響監督：郷 文裕貴　音響効果：三井友和　録音調整：岡部直紀　音響制作：ビットグルーヴプロモーション　音楽：片山修志（Team-MAX）　音楽制作：KADOKAWA
主題歌『WHEELER-DEALER』OxT
アニメーションプロデューサー：橋本健太郎
アニメーション制作：マッドハウス
配給：角川ANIMATION
製作：劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会

©丸山くがね・KADOKAWA刊／劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会

9月20日(金)より全国ロードショー

※９月１３日　IMAX先行