「虎に翼」寅子のクラスメート役 山崎翠佳主演『カフネ』10月12日(土)からポレポレ東中野にて公開

「虎に翼」寅子のクラスメート役 山崎翠佳主演『カフネ』10月12日(土)からポレポレ東中野にて公開

今期の連続テレビ小説「虎に翼」で寅子のクラスメート役を演じた山崎翠佳主演、杵村春希長編初監督作品『カフネ』が、10月12日(土)からポレポレ東中野にて公開。本作は2023年3月には第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に最年少監督としてノミネート。上映にあたりチケットは発売開始から半日も経たずに完売し、シネ・リーブル梅田にて満席での全世界初公開を迎えたほか、2023年11月には東京初公開となる第24回TAMA NEW WAVEある視点部門での上映や第1回きみの海南映画祭にて観客賞・主演俳優賞に輝いた。主演 山崎翠佳と杵村春希監督のコメント公開。

カフネ

■ 映画『カフネ』

熊切和嘉、山下敦弘監督らを輩出した大阪藝大が久しぶりに生んだ若干21歳の新鋭・杵村春希監督。キャストとの綿密な本読みで撮影に臨み、人々の心の動きを真摯に映像に定着させた。

ヒロイン澪には山崎翠佳。コブクロMTVのコンテンポラリーダンスで脚光を浴び、「虎に翼」のヒロイン寅子のクラスメイト佐野光子役で注目される。

本作では初の長編映画の主役にして,きらめく程に繊細な少女澪を見事に演じきった。

▼ストーリー

小さな田舎の港町を舞台に、少女澪の新たなる決断と希望の物語。

 高校三年生、澪。彼氏である渚の子を妊娠してしまうが、彼氏や家族に打ち明けられずにいた。澪は、孤立しながらも、さまざまな困難に直面し、今まで言葉にしてこなかった気持ちを伝えるために、渚の元へ向かう・・・。

▼コメント

主演 山崎翠佳
『カフネ』の企画書を見た瞬間、熊野の海と街の写真に魅了され、「ここに行きたい!」と感じました。脚本を読み、「澪の言葉を話したい」と強く思いました。当時、私は自分の在り方に不安を感じ、他人と関わることを恐れていました。澪は私に、自分の気持ちを感じてもいいこと、人生を自分で選ぶ大切さ、人と本音で関わる居住まいを教えてくれました。杵村監督の「本音で語り合うことで様々な感情が生まれるが、そこには本気で誰かを思う温かさがある」という言葉が心に残っています。この温かさこそが、キャラクターたちの魅力であり、『カフネ』の見どころの一つです。体当たりで演じた『カフネ』をどうぞ、よろしくお願いいたします。

杵村春希監督
自分の人生を、自分自身で決める。そうすることではじめて、人は自分と真に向き合い、自他を愛することができると信じています。『カフネ』は、自分の感情に背を向ける少女が、対話を重ねることで不器用ながらも自分の本心と出会い、他者とはじめて関わる映画です。様々な価値観が蔓延する現代で、自分自身に対する決断を自分で行う美しさは、いくら強調してもし切れません。令和を生きる私たちにとって、最も大切な愛にまつわるストーリーを是非ご覧ください。


■ 作品概要

映画『カフネ』

監督・脚本=杵村春希  脚本=千葉美雨 撮影=髙本優 音楽=井澤岳丸
出演=山﨑翠佳  太志 松本いさな 木下隼輔 桜一花 入江崇史
2023年/66分/DCP/日本/シネマスコープ
【配給】ハルキフィルム

公式サイト https://cafuneofficial.studio.site/
公式X https://x.com/cafunekumano

ポレポレ東中野にて10月12日(土)から公開

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