第16回下北沢映画祭開催決定、9月21日(土)〜23日(月・祝)、フジコ・ヘミング初のドキュメンタリーを“ゆかりの地”下北沢で追悼上映

第16回下北沢映画祭開催決定、9月21日(土)〜23日(月・祝)、フジコ・ヘミング初のドキュメンタリーを“ゆかりの地”下北沢で追悼上映

ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、⾳楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩る多様なカルチャーを切り⼝にしたプログラムを⾏う下北沢映画祭第16回は、9⽉21⽇(⼟)〜23⽇(⽉・祝)の3⽇間、北沢タウンホール、シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』、トリウッドの3会場で開催

■ 第16回下北沢映画祭

9月21日(土)〜23日(月・祝)

▼北沢タウンホールでの9⽉21⽇(⼟)のテーマは、“街と⼈”

北沢タウンホールでの9⽉21⽇(⼟)のテーマは、“街と⼈”。『夜明けのすべて』など話題作の映画編集者として活躍中の⼤川景⼦監督による『Oasis』や、2022年杉並区⻑選挙に“政治経験なし”で⽴候補し、 12年続く現職区⻑を破った岸本聡⼦と、彼⼥を⽀えた住⺠たちに密着したドキュメンタリー『映画 ◯⽉◯⽇、区⻑になる⼥。』、そして今泉⼒哉監督が若葉⻯也を主演に迎え、変容する“⽂化の街”下北沢を舞台にした『街の上で』を凱旋上映。

▼22⽇のテーマは、“⾳楽と⼈⽣”

22⽇のテーマは、“⾳楽と⼈⽣”。下北沢にもゆかりが深く、今春、92歳でこの世を去ったピアニストフジコ・ヘミング初のドキュメンタリー『フジコ・ヘミングの時間』と、ボーカルKの急逝で活動休⽌した“Pay money To my Pain”の⼀夜限りの復活ライブを含む彼らの歩みに密着した『SUNRISE TO SUNSET』という、“⾳楽の街”下北沢ならではの2作をお届け。

▼23⽇には、バリアフリー字幕つき/⾳声ガイド対応(UDCast)作品の上映やコンペティション開催

23⽇には、⽬の⾒えない⼈に「⼿話」を届ける「⾳声ガイドづくり」のドキュメンタリー『こころの通訳者たち What a Wonderful World』をバリアフリー字幕つき/⾳声ガイド対応(UDCast)で上映するほか、応募総数380作品の中からノミネートされた10作品を上映するコンペティションを開催。今年のゲスト審査員は、『いとみち』の横浜聡⼦監督に決定。

浜聡子
大学卒業後、映画美学校第6期フィクション・コースに入学。卒業制作『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』(05)2006年第2回CO2オープンコンペ部門最優秀賞受賞。大阪のCO2映画祭の支援を受け、中編『ジャーマン+雨』(06)を制作し、2007年度日本映画監督協会新人賞を受賞。2009年、松山ケンイチを主演に迎えた『ウルトラミラクルラブストーリー』で商業映画デビュー、当時の自主制作映画としては異例の劇場公開を成し遂げた。
2021年、映画『いとみち』が公開、第16回大阪アジアン映画祭にてグランプリと観客賞をW受賞したほか、第13回TAMA映画賞特別賞など映画賞を数多く受賞。ディズニープラス配信中作品「季節のない街」(宮藤官九郎脚本)の演出を数話担当。2025年、監督最新作が公開予定。
横浜聡子コメント
下北沢映画祭、16回目の開催おめでとうございます。
以前下北沢の近くに住んでたり、映画を撮ったりと、
今も訪れる度に色んなことを思い出す街です。が映画祭は今回が初体験です。
エネルギーに溢れたこの街同様、他では見られない活気に満ちた
映画祭なんだろうなと想像しています。
審査員という役割を仰せつかりましたが、まずは一観客として、
映画を存分に楽しませていただきます!
【レギュラー審査員】
直井卓俊(企画・配給プロデューサー)/大槻貴宏(トリウッド代表・ポレポレ東中野支配人)
轟夕起夫(映画評論家)

▼シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』、トリウッドでの上映作品

シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』 では、 俳優・モデルとして活躍⽬覚ましい⼭本奈⾐瑠出演最新作を⼀挙上映。トリウッドでは、聖蹟桜ヶ丘のカフェキノコヤにゆかりある監督たちが集結、5周年を記念して製作された短編オムニバス映画『⻘い⿃』を上映。

■ チケット販売

北沢タウンホールのプログラムのチケットは8⽉24⽇(⼟)正午12:00よりPassMarketにて発売

シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』 上映作品は9⽉17⽇(⽕)より、トリウッド上映作品は上映3⽇前より、それぞれの劇場公式サイトにて発売予定

下北沢映画祭公式サイト︓https://shimokitafilm.com/


▼9⽉21⽇(⼟) テーマ︓街と⼈@北沢タウンホール

A Program 『Oasis』(監督:⼤川景⼦)

アーティストの舞と自転車愛好家の林太郎。ふたりは自転車で都市を縫って
走る。大都市のなかにひっそりと息づく文化と身体感覚を軽快かつ丁寧にと
らえた作品。監督は、『夜明けのすべて』など話題作の映画編集者として知
られる大川景子。(上映時間:56分)

■日時:9月21日(土) 12:50開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『Oasis』(56分)
■ゲスト:大川景子監督
■チケット:
<前売・当日>一般:1,000円
【世田谷区在住・在勤の方:500円(当日のみ)】

◆B Program 『映画◯月◯日、区長になる女。』(監督:ペヤンヌマキ)

杉並区在住の劇作家・演出家ぺヤンヌマキが、選挙を“⾃分ごと”として捉えたドキュメンタリーを特
別上映。2022年杉並区⻑選挙。この選挙に⽴候補し、12年続く現職区⻑を破った“政治経験なし”の岸本聡⼦と、彼⼥を草の根で⽀えた住⺠たちに密着。
(上映時間︓110分)

■⽇時︓9⽉21⽇(⼟) 15:00開映
■会場︓北沢タウンホール
■上映作品︓『映画◯⽉◯⽇、区⻑になる⼥。』
(110分)
■ゲスト︓ぺヤンヌマキ監督
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓1,000円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓500円(当⽇のみ)】

◆C Program 『街の上で』(監督:今泉⼒哉)

2019年、今泉⼒哉監督が若葉⻯也を主演に迎え、変容する“⽂化の街”下北沢を舞台に紡いだ、古着屋と古本屋と⾃主映画と恋⼈と友達についての物語。未だに全国の劇場での上映が続く話題作を、完成5周年を迎えた今年、下北沢映画祭にて凱旋上映︕ (上映時間︓130分)

■⽇時︓9⽉21⽇(⼟) 18:00開映
■会場︓北沢タウンホール
■上映作品︓『街の上で』(130分)
■ゲスト︓今泉⼒哉監督
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓1,000円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓500円(当⽇のみ)】

▼9⽉22⽇(⽇) テーマ︓⾳楽と⼈⽣ @北沢タウンホール

◆D Program 『フジコ・ヘミングの時間』(監督:⼩松莊⼀良)

下北沢ともゆかりが深く、今春、92歳でこの世を去ったピアニスト、フジコ・ヘミングの⾃⾝初となるドキュメンタリーを追悼上映。晩年もなお世界中で続けられた演奏活動に密着し、パリ、NY、ベルリン、ロス、東京、京都などを巡りながら、彼⼥の波乱万丈の⼈⽣とその素顔に迫る。(上映時間︓115分)

■⽇時︓9⽉22⽇(⽇) 13:00開映
■会場︓北沢タウンホール
■上映作品︓『フジコ・ヘミングの時間』(115分)
■ゲスト︓未定
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓1,000円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓500円(当⽇のみ)】

◆E Program 『SUNRISE TO SUNSET』(監督:茂⽊将)

⽇本を代表するロックバンド“Pay money To my Pain”のドキュメンタリー。ボーカルKの急逝による活動休⽌から10年の節⽬に制作された本作は、⾳楽フェスティバル「BLARE FEST.2020」で⼀夜限りの復活ステージをノーカットで記録するとともに、メンバーや関係者の証⾔を通して、彼らの歩んだ軌跡とその絶⼤なる影響⼒を描き出す。
(上映時間︓145分)

■⽇時︓9⽉22⽇(⽇) 16:00開映
■会場︓北沢タウンホール
■上映作品︓『SUNRISE TO SUNSET』(145分)
■ゲスト︓未定
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓1,000円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓500円(当⽇のみ)】

▼9⽉23⽇(⽉・祝) @北沢タウンホール

◆F Program 『こころの通訳者たちWhat a Wonderful World』(監督:⼭⽥礼於)

⽿の聴こえない⼈に演劇を届ける舞台⼿話通訳者たちの記録。その映像を⽬の⾒えない⼈にも伝えようと、個性豊かなメンバーが奮闘する前⼈未到の「⾳声ガイド」づくりのドキュメンタリー。⾔語や障害のあるなしを超えたコミュニケーションの本質が浮かび上がる。
(上映時間︓94分)
★バリアフリー字幕つき/⾳声ガイド対応(UDCast)

■⽇時︓9⽉23⽇(⽉・祝) 10:00開映
■会場︓北沢タウンホール
■上映作品︓『こころの通訳者たちWhat a Wonderful World』
(94分)
■ゲスト︓プロデューサー平塚千穂⼦
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓1,000円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓500円(当⽇のみ)】

◆G Program 第16回下北沢映画祭コンペティション

実写、アニメーション、ドキュメンタリーなどジャンルを問わずに公募を⾏うコンペティション。今年は応募総数380作品の中からスタッフによる選定を通過した全10作品を上映し、ゲスト審査員によるグランプリ、準グランプリのほか、観客の皆さまの投票による観客賞、⼩⽥急電鉄賞、京王電鉄賞、下北沢商店連合会賞を決定。授賞式の前には審査員とノミネート監督全員によるトークセッションを⾏います。今年のゲスト審査員には横浜聡⼦監督をお迎えします。

《第16回下北沢映画祭コンペティションノミネート作品》
(全10作品)

『神々来々』(監督︓武⽥椿)
『祝祭』(監督︓原雄次郎)
『相談』(監督︓張曜元)
『ゾウのかたち』(監督︓クワウケン)
『チューリップちゃん』(監督︓渡辺咲樹)
『反映』(監督︓チョウブンテイ)
『ボウルミーツガール』(監督︓関駿太)
『松坂さん』(監督︓畔柳太陽)
『まなざし、まなざす』(監督︓吉本ちひろ)
『わたしのゆくえ』(監督︓藤居恭平) -五⼗⾳順-
■⽇時︓9⽉23⽇(⽉・祝) 13:15開映
■会場︓北沢タウンホール
■チケット︓
<前売・当⽇>⼀般︓各部700円
【世⽥⾕区在住・在勤の⽅︓各部500円
(当⽇のみ)】
※第1〜3部の各部毎の料⾦
(全3部の場合は3枚購⼊ください)
※チケットの枚数には限りがございます。
※当⽇は世⽥⾕区内在住・在勤・在学を証明する書類をお持ちください。

▼シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』 ⼭本奈⾐瑠特集

今泉⼒哉監督『猫は逃げた』主演に抜擢されて以降、俳優・モデルとして活躍⽬覚ましく、9⽉27⽇(⾦)より五⼗嵐耕平監督『SUPER HAPPY FOREVER』の公開も控える⼭本奈⾐瑠出演最新作を⼀挙特集上映︕
脚本家・⼭中と⻘森を訪れたグラフィックデザイナー・渚の出会いを描く『冬物語』(監督︓奥野俊作)、⾃由で⾏動的な佳純を演じる⼤阪を舞台にしたラブストーリー『夜のまにまに』(監督︓磯部鉄平)、理想の映画づくりに奔⾛する若⼿監督・桐⼦を演じる『⾛れない⼈の⾛り⽅』(監督︓蘇鈺淳)の3作品を⽇替わりでラインナップ。
9/21(⼟)『冬物語』(66分) ★先⾏上映
9/22(⽇)『夜のまにまに』(118分) ★先⾏上映
9/23(⽉・祝)『⾛れない⼈の⾛り⽅』(82分)
※期間中イベント予定、上映スケジュール発表・チケット発売は9/17(⽕)〜予定


『冬物語』︓© Tokyo Cinematograph Institute
『夜のまにまに』︓©belly roll film
『⾛れない⼈の⾛り⽅』︓©2023 東京藝術⼤学⼤学院映像研究科

■上映⽇程︓9⽉21⽇(⼟)〜9⽉23⽇(⽉・祝)
※上映スケジュールは劇場サイト(https://k2-cinema.com)まで
■会場︓シモキタ- エキマエ- シネマ『K2』
■上映作品︓
・9/21(⼟)︓『冬物語』(66分)
・9/22(⽇)︓『夜のまにまに』(118分)
・9/23(⽉・祝)︓『⾛れない⼈の⾛り⽅』(82分)
■チケット︓⼀般1,800円ほか

▼トリウッド キノコヤ5周年記念短編集『⻘い⿃』

10:45〜キノコヤ5周年記念短編集『⻘い⿃』A
12:00〜キノコヤ5周年記念短編集『⻘い⿃』B
聖蹟桜ヶ丘のカフェキノコヤにゆかりある監督たちが集結、5周年を記念して製作された短編オムニバス映画。
<参加監督>
A︓⻘⽯太郎、中⼭洋孝、⽯川亮、平林禄、⿊川由美⼦、深⽥隆之、七⾥圭、杉⽥協⼠
B︓當間⼤輔、住本尚⼦、池添俊、core of bells、島村健三、草野なつか、鈴⽊仁篤、⿊川幸則、鈴⽊卓爾

■上映⽇程︓9⽉23⽇(⽉・祝)
■会場︓下北沢トリウッド
■上映作品︓
・10:40〜キノコヤ5周年記念短編集『⻘い⿃』A(各60分)
・12:00〜キノコヤ5周年記念短編集『⻘い⿃』B(各60分)
■チケット︓⼀律1,200円/2作品連続鑑賞で2,000円
※チケットは上映3⽇前より発売予定
下北沢トリウッド公式サイト(https://tollywood.jp/

映画カテゴリの最新記事