映画『DitO』公開記念舞台挨拶。結城貴史監督が涙。田辺桃子、尾野真千子が現地でのあたたかさ、寒さを語る

映画『DitO』公開記念舞台挨拶。結城貴史監督が涙。田辺桃子、尾野真千子が現地でのあたたかさ、寒さを語る

7月27日、映画『DitO』(ディト)の公開記念舞台挨拶がヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、主演と初監督を兼任した結城貴史、主演の田辺桃子、尾野真千子が登壇。MCは映画パーソナリティの伊藤さとりが務めた。

DitO

■ 映画『DitO』(ディト)の公開記念舞台挨拶

本作は、フィリピンを舞台に、人生の再起をかけた元プロボクサー・神山英次と、彼のもとを訪れた娘・桃子の親子愛を描いた物語。 ボクシング史上初の6階級制覇を達成したフィリピンの英雄、マニー・パッキャオが特別出演したことでも話題を呼んでいる。

舞台挨拶では、映画の完成と公開を迎え、それぞれが感慨深い思いを語った。結城監督は、フィリピンでの撮影を振り返り、コロナ禍やロックダウンの影響で困難もあったが、現地スタッフの温かい協力のもと作品を完成させることができたと感謝の気持ちを述べた。

田辺は、フィリピンでの撮影が初めての経験だったといい、現地の人々の温かさや文化に触れ、貴重な経験になったと語った。

また、尾野は、フィリピンでの撮影で寒さに苦労したというエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。

トークセッションでは、映画のテーマである「居場所」について話が及ぶと、結城監督は「まさにこの映画が自分の居場所」と語り、作品に懸ける熱い思いを明かした。

田辺は「お芝居の世界」、尾野は「東京」「奈良」「沖縄」と、それぞれが自身の大切な居場所について語った。

最後に、観客に向けてメッセージが送られ、結城監督は目に涙を浮かべつつ、「この映画が、少しでも居場所を探す人たちの力になれば」と語りかけ、舞台挨拶は温かい拍手に包まれながら幕を閉じた。


映画『DitO(ディト)』

2024年/日本・フィリピン/カラー/シネマスコープ/5.1ch/118分

『DitO』とはフィリピンのタガログ語で、ここ=hereの意。
不器用ながらも絆を紡ぐ父娘の再生の物語

日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起をはかるプロボクサー神山英次。
ある日、神山の前に一人娘の桃子が現れる。再会した父と娘は衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。
そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくる──。

異郷で、今を生きるための居場所=「DitO」を求め、紡がれる
“親”と“子”の絆と成長を描く圧巻の人間ドラマ。

監督:結城貴史

出演:結城貴史 田辺桃子 尾野真千子 
   モン・コンフィアード ブボイ・ビラール ルー・ヴェローソ レスリー・リナ  
    マニー・パッキャオ(特別出演)

エグゼクティブプロデューサー:手塚高弘 吉村和文
共同プロデューサー:山田晴輝 相羽吉春 小野塚和馬 大澤裕一 的場義春 田島直英 丸⼭宏之
アソシエイトプロデューサー:ジュン・J・ロペス 中澤紀之
プロデューサー:齊藤リナ 結城貴史
脚本:倉田健次│撮影:池田圭│照明:松本竜司│録音:茂木祐介│メイク:ぺぺ・パラディニ│
衣装:袴田知世枝 ウィン・アリーナス│美術:ダン・フェルナンデス│制作担当:ノエル・デ・レオン│
編集:高木聡│DIT:太田黒哲│音楽プロデューサー:大村哲也│音楽Co.プロデューサー:稲葉豊│
音楽:towada(JiLL-Decoy association)& 中村恵介

制作プロダクション:KURUWA.LLC(曲輪合同会社)│配給:マジックアワー

©DitO製作委員会   

www.ditofilm.com

7月 26日㊎より ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー‼

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