映画『お母さんが一緒』が、7/12<金>公開。本作は、名作『恋人たち』(2015)から9年。稀代の映画監督・橋口亮輔が、江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)をキャストにむかえ、家族のわずらわしさといとおしさをユーモラスに描いたホームドラマ。この度、『ぐるりのこと。』以来、16年ぶりのタッグとなった橋口亮輔監督と江口のりこがその想いと見どころを語る、インタビュー&メイキング映像を解禁。
■ 映画『お母さんが一緒』
親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。
長女・弥生(江口のりこ)は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、
次女・愛美(内田慈)は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を
発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな二人を冷めた目で観察する
三女・清美(古川琴音)。三姉妹に共通しているのは、
「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。
温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、
お互いをブラックユーモア満載に罵倒する修羅場へと発展。
そこに三女がサプライズで用意していた彼氏・タカヒロ(青山フォール勝ち)が現れ、
物語は思わぬ方向へ――。
▼インタビュー&メイキング映像
橋口亮輔監督と江口のりこがその想いと見どころを語る、インタビュー&メイキング映像解禁
映像は、貴重なリハーサルシーンとともに、江口のりこと監督が
本作への思いや見どころを語ったもの。
『ぐるりのこと。』(2008)以来、16年ぶりに橋口監督作への出演となった江口。
本作に出演したことで、橋口監督から「一つの役をやるときの手順を
改めて教えてもらった感じがする」と振り返る。今や主演作はもちろん、
バイブレーヤーとしても大活躍中の江口だが「このタイミングで橋口さんと
一緒に仕事できたことは、本当に自分にとって大きくて嬉しかったです」と語り、
自身が演じた<長女・弥生>というキャラクターについて
橋口監督と交わしたやりとりの思い出も明かす。
橋口監督は、自軽トラに乗ってきたタカヒロと(三女)清美がじゃれあう、
一見意味が無いようなシーンが<一番のお気に入り>だと述べる。
「青山君がピピッてやるでしょ?カーロックですかね?ピピッってやって
『何それ』『必殺技』ってもう一回ってピピッてやるでしょ」
「ああいうシーンこそが作品の命だと、僕は思っている」と言う。
同様のシーンとして江口が自身の手を見つめながら手のシワを見つめる
シーンもあげながら「ああいうなんでもないところが、
記憶に残っていくんですよ。それが作品の命だっていうふうに、
僕は思っているので、そういう所が良く撮れたというのは。
すごく良かったなと思っています」と語っている。
■ 作品概要
原作・脚本:ペヤンヌマキ
監督・脚色:橋口亮輔(『ぐるりのこと。』『恋人たち』)
出演:江口のりこ 内田慈 古川琴音 青山フォール勝ち(ネルソンズ)
配給:クロックワークス
製作:松竹ブロードキャスティング
上映時間:106分 (C)2024松竹ブロードキャスティング
公式HP:www.okaasan-movie.com
映画公式X: @okaasan_movie 映画公式Facebook:okaasan.movie
映倫区分:G
7月12日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開