日比遊一 最新作『はじまりの日』キャスト陣&日比監督コメント、場面写真4点到着

日比遊一 最新作『はじまりの日』キャスト陣&日比監督コメント、場面写真4点到着

モントリオール映画祭で最優秀ドキュメンタリーを受賞した「健さん」、故・樹木希林さんが企画・出演した「エリカ38」などで注目を集める日比遊一監督の最新作『はじまりの日』の全国公開が10月11日に決定。本作に出演する豪華キャスト陣・日比監督からコメントが到着!併せて場面写真4点も解禁。

■ 映画『はじまりの日』

本作は従来のミュージカル映画とは一線を画す、フィルム撮影にこだわった抒情的な映像と魂の歌声で紡ぐ大人のための音楽ファンタジーです。主演を務めるのは、ex JAYWALKのボーカリストとしてミリオンヒットを飛ばし、「何も言えなくて・・・夏」にて日本レコード大賞を受賞したロックスター・中村耕一。
中村とともにW主演を演じるのは、2020年5月シングル「Pride」でソニー・ミュージックレーベルズ/アリオラジャパンからメジャーデビューし、その歌唱力、表現力にミュージカルでも注目されている実力派シンガーの遥海。
かつて一世を風靡したロックスターと、未来の歌姫という世代を超えたコントラストの中で描かれるのは、再び光を放つことへの優しい視線と自信を小さな一歩へ変える勇気。そして脇を固める実力派の俳優陣が物語をさらに味わい深いものに導いています。

▼豪華キャスト陣、監督から熱いコメント

◆中村耕一:かつてロックスターとして一世を風靡した「男」役

<男>という役は…半分くらい僕ですね。実話に近いところもあります。

日比監督からお話をいただいた際は、今まで演技をしたことがなかったので「僕には無理です」とお断りしたのですが、監督が何度も熱くオファーしてくださって、今回初めて映画に出演しました。

撮影では物語をしっかり考えながら、毎日のスケジュールをやっていくことだけで精一杯でした!

いつも相手の俳優さんが空気を作ってくれて、本当に俳優さんはすごいですね。

遥海さんには圧倒されっぱなしでした。歌のシーンは群を抜いてすごいです。

自分が住んでいる名古屋が舞台なので、思い入れも強いです。そして、ちょっと照れくさいです(笑)


遥海「男」の隣人で会社の同僚。「男」に歌の才能を見出される若き歌姫「女」役

映画は初めてで、クランクインの日まで本当に自分が映画で演じるとは信じられなかったです。

<女>という役は、言葉で伝えるのが下手で、代わりに歌で表現する人。

私自身13歳でフィリピンから日本に来て、それから日本語を覚えました。歌手になる夢はありましたが、それどころじゃない毎日を過ごしていて、そんな過去の私と今回の役がリンクして、言葉だけじゃうまく伝わらないところがあるから歌をやっているんだと改めて感じました。

撮影では耕一さんと一緒に歌うのがすごく楽しくて!耕一さんの歌を目の前で見られて、贅沢なことしてるなと思って楽しんで演じていました。この映画と音楽が誰かの光になってくれたらいいなと思います。


高岡早紀統合失調症を患い、「女」と夜な夜な言いあいになってしまう「母親」役

<母親>は統合失調症の役なので、この役を受けるにあたって、自分自身のハードルはだいぶ高かったです。こういう役を演じる時は、精神状態をキープするのが難しいのですが、そんな中でもかなり壮絶なシーンが撮れたと思います。

遥海さんは歌を中心に活動されているからか、いわゆる女優さんとは違う瞬発力だったり、ピュアな感じがとても新鮮で、一緒にお芝居をしていて楽しかったです。

日比監督は同世代ということで、多くを語らなくても雰囲気で通じ合える部分がありました。熱い人だな!といつも思っています。


山口智充かつては「男」のファンで、いまは会社の同僚として温かく寄り添う「寺田」役

男が働く清掃会社の同僚「寺田」は、仕事上では男の先輩なのですが、元々男のファンという役です。

僕も中村さんの音楽は当時からバリバリ聞いていましたし、アルバムも持っていましたので、

心の中にあるリスペクトを出しながら演じました。中村さんとご一緒できることが僕にとっては光栄です。

日比監督は熱い監督です。ご自身の中にある世界観をしっかり伝えてくださいますし、こちらの意向も汲んでくださるので非常に気持ちよくやらせていただきました。


竹中直人一世を風靡していた時代の「男」の同僚で、音楽プロデューサー「矢吹」

中村さんも遥海さんもチャーミングでやわらかく存在していて、でもみんな普通じゃなくて面白いです。

望月役の岡崎さんは初共演だったのですが独特で面白いですね。ついつい見てしまいます。

日比監督は男っぽい。生き様を背負ってる方なんじゃないかな。演出も的確ですし。

ロケ場所も面白い場所ばかりでした。久しぶりにフィルム撮影だったので「ロールチェンジします」っていう声が聞こえた時に、このデジタルな時代にアナログな感じを味わえて素敵だなと思いました。


岡崎紗絵女の可能性を信じた「矢吹」のアシスタント「望月」役

「望月」は若手音楽プロデューサーで(竹中さん演じる)矢吹と行動を共にする部下です。はっきりした意見を持っていてすごく芯の強い女性だなと思います。矢吹役の竹中さんはものすごいエネルギーを持っている方なので、ご一緒させていただく時間が貴重でした。日比監督とは前作「名も無い日」でご一緒したのが5年前だったんです。久しぶりでも変わらずに接してくださって、相談しやすく、疑問点なども解決しながら撮影を進められました。

中村耕一さんと遥海さんは、お二人共初めましてだったのですが、お二人のシーンはすごくピュアで、私も勉強になりましたし、眼差しが綺麗で印象的でした。


◆日比遊一監督

いつか、歌の力をテーマにした映画を作りたいと思っていました。偶然聴いた歌が人生観を変えた経験を持つ人もいるでしょう。ゴスペルのように歌詞がわからなくても、想像を超えたパワーを感じることがあります。なぜ人は歌うのでしょうか?その答えは、歌う人の数、歌う歌の数、歌う時の数だけ存在するはずです。歌は私たちの心を救い、励ましてくれるものです。『はじまりの日』も、そんな希望の光を放つような映画になればと願っています。


▼場面写真4点解禁

「男」と「女」の仲睦まじいカットや、国の重要文化財「中部電力 MIRAI TOWER」の前で「女」が熱唱するカット等、場面写真4点を一挙に解禁

W主演の中村・遥海が公園で歌っているカットやライブで熱唱しているカット、国の重要文化財に指定されている、名古屋の「中部電力 MIRAI TOWER」の前でのミュージカルのようなファンタジーカット等、4点を解禁


■ 作品概要

【STORY】
かつてロックスターとして一世を風靡した「男」(中村耕一)。ある事件がきっかけで、音楽を封印し、ビルの清掃会社で働きながら質素に暮らしている。仕事場とアパートを往復し、生きる意味を問う事すらしない男の日々。かつて男のファンだった同僚の寺田(山口智充)が唯一心ゆるせる相手だ。男の隣人は会社の同僚の「女」(遥海)だった。夜な夜な女と母親(高岡早紀)の激しいやり取りが男の部屋に響き渡ってくる。ある日、公園で一人口ずさむ女の歌声に大きく心を揺さぶられる男。それをきっかけに男の日々は、ゆっくりと動き出す。男は、女の才能を確信し、昔の同僚である音楽プロデューサーの矢吹(竹中直人)にその歌を聴くよう頭を下げる。矢吹に断られながらも通い詰める男。女の可能性を信じたアシスタント望月(岡崎紗絵)のサポートもあり、女は次第にチャンスを掴んでいく。そして男もまた自分の歌が、他人の心に灯をともすことに気づかされる出来事が…

中村耕一   遥 海
高岡早紀 山口智充 岡崎紗絵 羽場裕一
尚 玄 鈴木美羽 宍倉秀磨
秋野暢子 麿赤兒
竹中直人

監督・脚本・プロデュース:日比遊一 プロデューサー:増田悟司 右近和紗 岡村徹也
アソシエイトプロデューサー:フランク・デ・ルーカ 加藤 剛嗣
ラインプロデューサー:大藏 穣

劇中歌プロデュース:Mayu Wakisaka (ソニー・ミュージックパブリッシング)>
撮影:山崎 裕 照明:尾下栄治 録音:森 英司 サウンドデザイン:石井和之 整音・ミキサー:小林 喬 美術:高山 仁 スタイリスト:渡辺彩乃
ダンサー衣裳デザイナー:ニムラチハル ヘアメイク:遠藤一明
編集:堀 善介 陳 詩婷

特別協賛:株式会社三清社/偕行会グループ/タケウチビユーテー株式会社/株式会社インフォファーム
協力:愛知県/名古屋市
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
製作プロダクション:ジジックス・スタジオ 2024/日本/カラー/107分/PG12
公式サイト:hajimarinohi.jp
©︎ジジックス・スタジオ

10月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!

(10月5日(土)ミッドランドスクエア シネマ名古屋 先行)

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