6月15日(土)、イオンレイクタウンmoriにて、第75回全国植樹祭 1年前記念イベントが開催され、今回の開催地となる埼玉県出身(川口市)のシンガーソングライター 吉澤嘉代子さんが、テーマソング『メモリー』を発表。イベント会場となる「木の広場」にて、歌声を披露した。
■ 第75回全国植樹祭 大会テーマソング『メモリー』吉澤嘉代子
第75回全国植樹祭 1年前記念イベント会場に登場した吉澤嘉代子さんは、
「私のふるさとである埼玉の全国植樹祭のテーマソングを担当させていただけて、とても光栄に思います。ありがとうございます。こどものころの想い出、憧憬をうたにしました。『メモリー』という曲です。」
と、大会テーマソングのタイトルと作曲にあたって、こどもの頃の想い出をうたにしたと発表。その後『メモリー』を歌い、会場を魅了した。
『メモリー』の歌詞の中には、吉澤さんが可愛がっているうさぎのぬいぐるみや、大切なカバン、魔女など、こどものころの想い出やアイテムだけでなく、埼玉県の蝶である「ミドリシジミ」が登場し、埼玉で開催される全国植樹祭の大会テーマにふさわしい曲になっているほか、「ケヤキ道」は、埼玉県の県の木がケヤキ。所沢には、日本一長いケヤキ並木がある。サクラソウは埼玉県の県花。さいたま市・戸田市の市の花にも指定されている。また、桜草公園という、荒川河川敷に造られた、水と緑の溢れる美しい公園があり、吉澤さんのルーツともなる場所を感じる。しらこばとは、白子鳩。埼玉県の県鳥。越谷市の「市の鳥」でもあり、今回のイベント会場となった越谷の「しらこばと公園」が連想される。
ミドリシジミは羽根をきらきらと緑色にかがやせて飛ぶ姿が印象的な蝶で、吉澤さんのEP『若草』にもつながるものを感じた。
ちなみにミドリシジミは「森の妖精」、「森の宝石」とも呼ばれる。
本当の名前をみつける記憶の物語がつづられたこの曲が多くの人に届けられますように。
■ 第75回全国植樹祭 1年前記念イベント
第75回全国植樹祭 1年前記念イベントでは、「大会テーマソング発表」のほか、「代表者記念植樹」や「木製地球儀」巡回展示出発式などが行われた。