「ちば映画祭定期上映会vol.5」が、2024年7月14日(日)、千葉市生涯学習センター 小ホールにて開催。上映作品は、吉開菜央監督『Shari』、清原惟監督『わたしたちの家』。上映後には作品関係者を招いたトークも予定している。
■ 「ちば映画祭定期上映会vol.5」
名 称:ちば映画祭定期上映会vol.5
日 時:2024年7月14日(日)①11時~ ②14時~
会 場:千葉市生涯学習センター 小ホール(B1F)
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
上映作品:① 吉開菜央監督『Shari』 ② 清原惟監督『わたしたちの家』
料 金:各前売1,000円
各当日1,300円
前売は5月30日よりteket (テケト)にて発売
定 員:各60名
主 催:ちば映画祭実行委員会
問い合わせ先:chibaeigasai@gmail.com(お客様用)
共 催:千葉市生涯学習センター
後 援:千葉市
協 力:株式会社両見英世デザイン事務所
▼プログラム① 『Shari』
『Shari』63分 / 2021年 / 日本 / 千葉県初上映 / 2021年劇場公開作品
監督:吉開菜央 撮影:石川直樹
出演:海、山、氷、赤いやつ、斜里町の人々、吉開菜央
第51回 ロッテルダム国際映画祭 短・中編部 招待上映
第35回 高崎映画祭 監督たちの現在(いま)上映知床半島・斜里町に、ふいに現れた「赤いやつ」。そいつは、その土地に生きる人々の家を訪ねて歩く。ここにしかない、日常が愛おしくなるその暮らし。会って彼らの声を聴く。「今年は雪が全然降らない。」「流氷も、なかなか来ない。」なにかおかしい。最果ての地、知床で、赤いやつは世界の異変を感じる。これは、自然・獣・人間がせめぎ合って暮らす斜里での、摩訶不思議なほんとのはなし。
吉開菜央(よしがい・なお)
◆吉開菜央監督よりコメント
「今回上映する『Shari』は、知床半島斜里町を舞台に、写真家の石川直樹さん、町に住む皆さんと一緒に作り上げた作品です。子どもから大人、希少な動物たちまで、斜里に生きるたくさんの方々に出演してもらっています。最果ての土地ならではの、ユニークで愛おしい姿・景色が眼福です。
撮影を行った2020年は、斜里だけでなく全国的に雪があまり降らなかったり、コロナウイルスが猛威を振るいはじめた年でもありました。こうした偶然も取り入れながら、今わたし自身が感じている生き物の在り方、違和感も映画にしていきました。今という時代を生きるみなさんの心身に繋がるような体験になったらうれしいです。」
▼プログラム② 『わたしたちの家』
『わたしたちの家』80分 / 2017年 / 日本 / 2018年劇場公開作品
監督:清原惟 脚本:清原惟、加藤法子
出演:河西和香、安野由記子、大沢まりを、藤原芽生、菊沢将憲、古屋利雄、吉田明花音、北村海歩、平川玲奈、 大石貴也、小田篤、律子、伏見陵、タカラマハヤ
第68回 ベルリン国際映画祭 フォーラム部門 正式出品
第42回 香港国際映画祭 インディーパワー部門 招待上映
第21回 上海国際映画祭 Asian New Talent Award部門 最優秀アジア新人監督賞
第39回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード)グランプリ
第33回 高崎映画祭 監督たちの現在(いま)上映
父親を失った14歳の少女セリは、母親の桐子と二人で暮らしている。記憶を失った女性さなは、船内で出会った女性透子の家に住まわせてもらう。まったく別々の2つの物語が、ひとつの同じ「家」の中で交錯し、進行する。
清原惟(きよはら・ゆい)
◆トークゲスト:清原惟監督よりコメント
「2019年にちば映画祭で特集上映をしてもらった時からずいぶんと経ちましたが、再びこの映画祭に帰ってこれたことがうれしいです。ずっと応援してくれていることが力になっています。」