劇団『電動夏子安置システム』第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』通し稽古を取材。劇団員からのコメント・みどころ掲載

劇団『電動夏子安置システム』第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』通し稽古を取材。劇団員からのコメント・みどころ掲載

5/29(水)~6/2(日)に、2000年旗揚げで、幾多の賞の受賞歴もある劇団『電動夏子安置システム』の第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』が赤坂レッドシアターで開催される。現在、公演に向けて稽古が連日行われている。本公演の直前、完成度を高めるために日々稽古に励む劇団の稽古場に訪問。本番の衣装を着ての投資稽古を取材させていただきました。また、演出・キャストによる本作の紹介、意気込みも掲載。

劇団『電動夏子安置システム』第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』。今回も笑いがたえない面白い舞台。
謎解きのキーワードも多く、「あれ…なんだったっけな…なんだろうな…」となる。
観劇後にもう一度(二度、三度…)リピートしたくなる内容になっている。

■ 劇団『電動夏子安置システム』第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』

目が覚めると何もない部屋に捕らえられていた10人の男女。
接点の無い彼らは、誰が何の目的で閉じ込めたのかも分からないまま、
死のトラップが張り巡らされ、この建物からの脱出を試みる。
命を賭けたゲームが今、開幕する。
と、
その場合の会場って、
どうやって作られているかご存知だろうか。
そこには頭のおかしいクライアントからの無理難題に真摯に向き合う、
とある企業の奮闘と葛藤の喜劇があった。
デスゲーム会場をお探しならまずはご相談。
設計から施工、行政の許認可まで愛と信頼の㈱デスゲーム工務店へお任せください。

▼劇団『電動夏子安置システム』 劇団員コメント

劇団員
1.役名、役柄・役割
2.作品にちなみ、みどころ、メッセージ等


竹田哲士(作・演出)
1.竹田哲士

2.デスゲームの裏側を描くと触れ込んだ際、「面白そう」という反応を多くいただきます。この題材には人を惹きつける何かがあるのだと思います。それは一種の背徳感のようなものでしょう。その背徳感や人の欲望と日々真摯に向き合う職業人の姿勢を見ていただきたいと思います。そんな部分は描いて無いかもしれませんが。


道井良樹
1.皇河教裕
工事を発注して、進捗を確認しに来ただけの筈なんですが…。

2.会場でラムネを売ろうかなって思っています。脳みそ使うであろうから。ブドウ糖があった方がいいかなって。
ストーリーも展開も、きっと脳みそフル回転で、でもきっと大笑いして、きっと笑顔で「つっかれた〜」とクセになってると思います。


新野アコヤ
1.月波雫子
偶然訪れた場所で偶然デスゲームに参加させられる

2.演劇って基本的に団体芸だと思うんです。セリフを喋ってる人以外の力がとっても重要なので、隅から隅まで全部見て欲しい、まばたき禁止でお願いします。
稽古場で面白くするための相談をしている俳優陣を見ていると涙が出てきました。
否、笑えて来ました。
笑える事間違いなしの(株)デスゲーム工務店をお見逃しなく。


坂本とも子
1.正角義乃(まさずみよしの)
デスゲーム工務店の技術者。現場視察のつもりが、予想外の事態に巻き込まれる

2.ものを作るということは、そこに無数の「仕事」と「人」が存在しているのだなぁと改めて考えさせられる作品です。ひとりひとりの仕事が、1つのものを完成へと繋げていく。劇場では、まさにみなさまの目の前で、役者一人一人がラストシーンへ向けてそれぞれの「仕事」を全うします。是非ご覧ください!


吉岡優希
1.飯星七星(いいぼしななせ)
デスゲーム工務店のゴリゴリの技術者。カフェラテを混ぜないようにして飲むのが好きそう。

2.
皆さんはどんなお仕事してますか?
今回のお話をみる度に、『労働』についてよく考えます。
かつて出版社で、本をひたすらビニールに入れる、という仕事をしました。もう無心で、もはや心地よくて、こだわりまで出てきて、300冊詰めました。 退勤した時、あの本はなんの本だったんだろう、と思い返して、ゾッとしました。 みたいな話かもしれないです。


▼魅力的なキャスト陣 ~通し稽古 風景~

CMやドラマ等に数多く出演している道井良樹、新野アコヤをはじめ、
坂本ともこや、TikTokやXで話題の「こねこフィルム」でも活躍する吉岡優希といった劇団員を中心に、
「鎌倉殿の13人」「真田丸」でも活躍の大野泰広が7年振りに電動夏子安置システムに参戦。
交流分析士や鎌倉市教育委員の顔も持ちながらも、数多くの舞台で活躍している電動夏子安置システム常連の下平久美子、元宝塚歌劇団員の澄華あまね、演出家や役者としても活躍する熊坂貢児、前公演時にオーディションから選ばれた岡崎桃子の4人が前回公演から引き続き参戦。
電動夏子安置システム3回目の出演でナレーターとしても活躍している杉浦直や、
青年座研究所出身の市毛達也、劇団「さるしばい」の甲斐優風汰、 暴太郎戦隊「ドンブラザーズ」では準レギュラーで活躍の植田敬仁の3人が初参戦で彩る。


▼公演特設サイト

公演特設サイトは、
https://dna-system.com/next/047/
だが、「㈱デスゲーム工務店」の会社のホームページもこっそり存在する。
アナタは会社のホームページに辿り着く事は出来るか…
ヒントはチラシに隠されている。

▼謎解きイベント 開催中

▼チケットおよび優待について

電動夏子安置システムでは毎公演、『学生割引』のチケットを用意している。
通常前売りが5000円のところ、学生の皆さんは2000円で観劇が出来る。
また、劇団名にちなみ、全国の『夏子』様は無料で観劇出来るのも特徴。

◆劇団公式ホームページ
https://www.dna-system.com/

◆公演特設サイト
https://dna-system.com/next/047/

◆チケットご予約サイト
https://www.quartet-online.net/ticket/koumuten
→4/29より発売開始

◆問い合わせ
info@dna-system.com


■ 電動夏子安置システム第47回本公演 『㈱デスゲーム工務店』

■日程
2024年5月29日(水)~6月2日(日)

5月29日(水) 19:30-
5月30日(木) 19:30-
5月31日(金) 15:00-・19:30-
6月1日(土) 13:00- ・18:00-
6月2日(日) 13:00-

◇金曜くじ実施:金曜日の公演後は、劇団員による「くじ引きプレゼント企画」
【上演時間】120分予定

    
■場所
赤坂RED/THEATER
(東京都港区赤坂3-10-9 赤坂グランベルホテル地下2階)

■チケット(全席指定席)
前売券:5,000円 
当日券:5,500円  
学割:2,000円
(要予約・要証明証・枚数限定、カルテットオンラインのみ)
夏子券: 0円
(お名前が「夏子」様は全公演無料、カルテットオンラインのみ)

■チケットとは別に《応援札》を実施予定 一口:3500円
 

■作・演出
竹田 哲士

■出演
道井 良樹
新野 アコヤ
坂本 ともこ
吉岡 優希
(以上 電動夏子安置システム)


     
下平 久美子
澄華 あまね
岡崎 桃子
熊坂 貢児
杉浦 直
甲斐 優風汰
植田 敬仁
市毛 達也

大野 泰広

■スタッフ
助演出 中山 隼人
舞台監督 川崎 耕平(ステージハットリザウルス)
舞台美術 合同会社およぐひと
照明 山内 祐太
音響 佐久間 修一(POCO)/島貫聡
宣伝美術 高野 菜々子
小道具 小原 雄平
映像撮影 岡 俊輔(シナト・ビジュアルクリエーション)
写真撮影 佐藤 淳一(シナト・ビジュアルクリエーション)
web 竹田 哲士
制作 電動夏子安置システム
制作協力 西村 なおこ

第47回本公演『㈱デスゲーム工務店』
5/29(水)~6/2(日)赤坂レッドシアター にて

デスゲーム工務店

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