映画『PARALLEL』トークイベント。満席の中、TEAM SHACHIから秋本帆華、大黒柚姫が登壇。

映画『PARALLEL』トークイベント。満席の中、TEAM SHACHIから秋本帆華、大黒柚姫が登壇。

4月23日(火)、シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」にて、映画『PARALLEL』の上映後トークイベントが行われ、田中大貴監督、前田美喜男役の芳村宗治郎さん、スペシャルゲストのとして、TEAM SHACHI の秋本帆華さん、大黒柚姫さんが登壇。田中監督が司会進行役を務め、登壇者に映画の感想等を質問した。

映画『PARALLEL』公式X から画像提供

■ 映画『PARALLEL』トークイベント

スペシャルゲスト TEAM SHACHI 秋本帆華、大黒柚姫

▼映画を観ての感想

本作は、田中監督がいくつもの役割を田中監督自身がひとりで務め、また、出演者も撮影にあたって血のりの製作などさまざまな仕事を受け持ってつくられた作品。また実写以外にもアニメパートもあり、その動きには、芳村さんのモーションキャプチャが利用されているという。

映画『PARALLEL』をはじめて観た秋本さんは、普段は「週刊少年ジャンプ」系の“友情・努力・勝利”がわかりやすく描かれている作品をよく見ているという。今回観た『PARALLEL』は、ジャンプ系作品とはジャンルが異なり、キャラクターやラブストーリーなど、様々な要素が入っていると思うと感想を述べた。
こういったジャンルの作品を初めて観て、スクリーンのこちら側の現実世界から見ると、この世界のゆがみや唯一さがよくわかる。作品内の登場人物たちはその信念がまっすぐで、正解は何かがわかっていないけれど、そのいびつさに引き込まれたと語った。

本作に、コメントを寄せ、作品を観るのも二度目だという大黒さんは、スプラッター映画やサイコサスペンス系映画を数多く観てきているという。「サイコサスペンスやスプラッター映画は好きな相手のことを思うがゆえに殺めてしまうといった、憎しみや復讐というよくない悪の気持ちに蝕まれて殺めることが多いと思うけれども、この『PARALLEL』はそれぞれの正義を貫いている。『PARALLEL』がすごく素敵だと思う部分は、フォーカスが当たる全員に、今この人が何でこういうふうになっているのかというバックボーンがそれぞれある」と説明した。
また、「ヒロインや主人公だけじゃなく、その周りにいる人たちにもしっかりとしたバックボーンが見ている側に伝わるからこそ引き込まれる作品だと、2回目に観て改めて強く思った」と感想を述べた。

▼もし、本作に出演するとしたら?

「もし『PARALLEL』に出演するとしたら」という質問に対して、秋本さんは、「慎司!」と即答。アニメキャラとしても、実写映像として、どちらもやりたいと答えた。「慎司は個性が強くて、映画を観終わった後に、頭の中に慎司が出てくるということは、それぐらいインパクトがある、それもあって、慎司と答えました。」と説明した。

同じ質問に、大黒さんは、「佳奈」と答えた。「佳奈って、本当に嫌な奴じゃないですか。(現実ではそんなことができないので)その嫌なやつを演じてみたいと思いました。」と説明した。

▼メッセージ

芳村宗治郎
この映画がいろんな人に見てもらっていろんな人に刺さるような作品になっていければと思っておりますので、ぜひ拡散などもできればよろしくお願いします。
本日は来てくださってありがとうございます。

秋本帆華
こういうジャンルの作品の初心者・初めての私でもすごく引き込まれたシーンが、いろいろなことを考えるきっかけになったというか、いろんなことを感じられたので、ここにいる皆さんの感想とかもどんどん広げていって、いろんな方に見てもらえたらなと思います。本日はありがとうございました。

大黒柚姫
私自身『PARALLEL』を見させていただくのは2回目だったんですけど、私は本当に飽き性なので、作品を何回も見ることってなかなかなかったんですけど、『PARALLEL』は本当に何回でも観たいなって思う・思える・思わされる、自分の中にすごく刺さった作品でした。
これからも、また皆さんも1回目、2回目の方もいらっしゃると思うんですけれども、細かいところまですごい素敵なものが描かれていますので、ぜひ、たくさん観て、映画『PARALLEL』を愛して拡散していただけるととても嬉しいなと思います。

告知としては、7月に私の生誕祭と私の番組の主催フェスがあります。8月には私達はm「TEAM SHACHI」というチームなのですが、埼玉の方で野外ワンマンライブもありますので、少しでも気になったよ映画。好きな子がいるんだ、友情・努力。勝利・が好きな子いるんだ、スポーツ映画好きな子いるんだ…みたいな感じで興味を持っていただけたら来ていただけると嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。


■ 「K2」東京凱旋上映最終日、登壇者発表

東京凱旋上映最終日となる、4月25日(木)21:00~ の上映後の舞台挨拶には、芳村宗治郎さん、ミネオショウさん、長谷川弘さん、田中大貴監督が登壇予定。


▼『PARALLEL』作品情報

映画『PARALLEL −パラレル−』

これは残酷な世界に生きる、悲しくも美しいふたりの愛の物語


幼少期に両親から虐待を受けていた舞(楢葉 ももな)は、その過去の記憶と折り合いをつけられずにいた。ある日、舞はアニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す殺人鬼(芳村 宗次郎)に遭遇する。不思議と舞に興味を惹かれたコスプレ殺人鬼は自分の正体を隠し、舞に近づいていくのだった。舞は心の傷を、殺人鬼は自分の本当の姿を隠しながらも、二人は次第に仲を深め、見えない”何か”によって強く惹かれあっていく。しかし、お互いが隠している本当の姿を知ることは、別れを意味していた。


【キャスト】 楢葉 ももな、芳村 宗治郎、菅沢 こゆき、十代 修介、ひと:みちゃん、ふじお あつや、ミネオ ショウ、灯 敦生(特別友情出演)


【スタッフ】 [監督・脚本・撮影・照明・編集・特殊造形・VFX・プロデューサー]田中大貴
[音楽]加藤 賢二[音楽プロデューサー]菊地 智敦[音楽制作]ライトトラックス[カラリスト]足立 悠介[アクションコーディネート]遊木 康剛[特殊メイク]戸塚 美早紀


※併映短編アニメ『人造魔法少女カイニ 』

【キャスト】 工藤晴香、ゆん、本田康祐、千歳ゆう、和地つかさ、三田麻央
【スタッフ】 [監督・脚本・編集・キャラクターCGモデリング・キャラクターアニメーション・プロデューサー]田中大貴
[撮影・エフェクト]中原勇貴[原画]大友瑞穂[音楽]加藤 賢二[音楽プロデューサー]菊地 智敦[音楽制作]ライトトラックス[サウンドデザイナー]荒川 翔太郎
 ©2023 Daiki Tanaka

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