映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台挨拶。岡田将生「この映画の主役はこどもたち3人。3人の代表作になってほしいと思ってこの映画に」

映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台挨拶。岡田将生「この映画の主役はこどもたち3人。3人の代表作になってほしいと思ってこの映画に」

2024年3月9日、映画『ゴールド・ボーイ』の公開記念舞台挨拶が行われた。登壇者は、岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出耀志、松井玲奈、金子修介監督の7名。司会は伊藤さとりが務めた。
上映後の舞台挨拶だったが、作品のストーリー上、またマスコミの取材の場でもあったため、内容に対して具体的にふれることができず、「ネタバレのことをあまり言っちゃいけないんで、なんかアレなんですよ」と、“アレ”が連発される、レポートが難しい舞台挨拶となった。

■ 映画『ゴールド・ボーイ』公開記念舞台挨拶

▼登場人物の中で誰に一番感情移入できるか

舞台挨拶の中では、事前に募集していて質問と回答のコーナーがあり、「登場人物の中で誰に一番感情移入できるか」という難しい質問が登場。
金子監督は、「みんなに感情移入しながら撮っていました。それぞれ(の人物)に感情移入して、 同情してしまって、もらい泣きしてしまう感じがありました。」と撮影時を振り返った。

岡田さんは、「(僕が演じた役は)なかなかの殺人をしてますからね。僕は自分がやる以上はちゃんと役の事は理解して愛そうという努力はしますけど、ちょっと今回に関しては、なかなか…。居酒屋とかで感情移入してたよ・していなかったよみたいな話になった場合は言えるかもしれないですけど、皆さんがいる前で、“この役に本当に僕は感情移入できたんだよ”とはなかなか言えないです。」と本音を明かした。

▼撮影時のエピソード。リアルにびっくり

松井さんは、撮影時のエピソードとして、「(岡田さん演じる)昇が電気スタンドを思いっきり倒すシーンがあるのですが、あれは本番1回しかやっていないんです。本当に電気スタンドがめちゃくちゃ壊れたんですね。あれはもうリアルのすごい音とリアルな私もびっくりしました。演技なのか芝居なのかをぜひもう一度見てください。」と撮影現場の状況を明かした。

▼お客様へのメッセージ、作品のみどころ、グッズ紹介

黒木華さんは、「この映画は予測不可能な展開が次々と起こるので、スリルを味わって見ていただければ幸いです。また、どの人物の立場になって見るかによって、感じ方や気づき方が違ってくると思いますので、是非何回でも他の人と一緒に見てみてください。」と述べました。

松井さんは、「もう、パンフレットをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、とても内容が充実しています。急に告知するようで申し訳ないのですが、あの中には劇中に登場したスポーツ新聞が入っていたり、あともう一つグッズで朝陽のノートというのが販売されていて、私は普通のノートだと思っていたのですが、朝陽の日記がすべてまるごと書かれているそうなんです。それを読むとさらに作品を深く楽しめると思いますので、どうぞ皆さん映画と一緒に、こちらの方もゲットしてみてください。それなら何回でも楽しめると思います。」とパンフレットやグッズの紹介を行った。

羽村さんは、「オール沖縄ロケですごく映像が綺麗なのと、ストーリーの展開が非常に面白い映画になっているので、ぜひたくさんの方におすすめしていただけたらいいなと思います。」と映像とストーリのすばらしさを伝えた。

星乃さんは、「最後までハラハラドキドキ、本当に予想ができない映画なので、たくさんの方に本当に見ていただきたい作品なので、皆さんも面白いって思っていただけたら、もう1回見てほしいですし、たくさんの人におすすめしてもらいたいです。」と作品の魅力を表現した。

前出さんは、「さきほどパンフレットの話がありましたけど、そのパンフレットをお母さんの顔半分と羽村仁成君の顔半分をカメラで撮って、自分の顔と合わせて半分半分で楽しむことができます。さっきも楽屋でちょっとやってみたんですけど、ぜひそれをツイートしていただいて、布教して、もっと多くの方に見てもらえるようにご協力をお願いいたします。」と松井さんが紹介したパンフレットについて、実践してみた楽しみ方を語った。

金子修介監督は、「怪獣や死神などの映画を多く撮ってきたので、演技のシーンが苦手ではないかという疑問があったかもしれませんが、今回は、キャストの皆さんの演技をしっかりと表現できたと思います。(舞台挨拶で話した)感情移入(に関する話)としては、朝陽の告白を受けた後は敵対する視点で撮っていました。お気に召しましたら、周囲の方に紹介してください。」と観客に呼びかけた。

また、本作は、香港国際映画祭に出品されることが決定し、岡田将生さんと金子修介監督が映画祭に参加されることが発表された。

▼こどもたち3人の代表作になれば

岡田将生さんは、「この映画にはこどもたち3人が主役です。私はこの映画に携わる前も、携わった後も、そして今日公開されるのも、この 3人にとって代表作になることを願ってこの映画に参加しました。 だからこそ、皆さんに素晴らしい3人の演技をぜひ多くの方々に観ていただきたいと思っております。どうぞ宣伝してくださいませ。本日はありがとうございました。」と締めくくった。


映画『ゴールド・ボーイ』作品概要

◆イントロダクション
それは完全犯罪のはずだった。
まさか少年たちに目撃されていたとは…。
総再生数 20 億回!※ アジア最高峰のドラマ原作を日本映画化!殺人犯と少年たちの心理戦が幕を開ける。
※iQIYI JAPAN 調べ

◆キャスト
岡田将生 黒木華 羽村仁成 星乃あんな 前出燿志 松井玲奈 北村一輝 江口洋介

◆スタッフ
企画:許 曄
製作総指揮:白 金(KING BAI) 監督:金子修介
原作:小説「坏小孩」(The Gone Child)by ズー・ジンチェン(紫金陳)プロデューサー:仲野潤一脚本:港 岳彦
音楽:谷口尚久
撮影:柳島克己(J.S.C)照明:宗 賢次郎(J.S.L)美術:野々垣 聡録音:小松崎永行
アクション監督:香純 恭
特機:奥田 悟音響効果:柴崎憲治編集:洲﨑千恵子助監督:村上秀晃
キャスティングディレクター:吉川威史
装飾:山田好男
スタイリスト:袴田知世枝ヘアメイク:本田真理子スクリプター:吉田久美子
製作担当:間口 彰 大田康一

配給:東京テアトル/チームジョイ
宣伝:ブシロードムーブ

■ゴールド・ボーイ公式
公式サイト:https://gold-boy.com
公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/goldboy_movie
公式 Instagram:https://www.instagram.com/goldboy_movie/
公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@goldboy_movie

2024 年 3 月 8 日(金)全国公開

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