1月26日(金)より全国公開中、ドキュメンタリー映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』をいち早く鑑賞した各界著名人より、絶賛コメントが到着。コメントを寄せたのは、木村佳乃、永作博美、美村里江、國村隼、吉田鋼太郎、加藤登紀子、太田基裕、タカノ綾。熱いメッセージが到着した。
■ 映画『カラフルな魔女』に各界著名人から絶賛コメント 続々到着
「魔女の宅急便」をはじめ、たくさんの作品を生み出してきた角野栄子の日常に迫る本作を著名人たちが鑑賞、角野のパワフルさや語られる言葉に対する感激のメッセージが到着!俳優として映画、テレビ、舞台など多方面に活躍する木村佳乃、永作博美、美村里江、國村隼、吉田鋼太郎、太田基裕、「紅の豚」ジーナの声を担当し、来年で歌手活動60周年を迎える 加藤登紀子、モダンアーティストとして世界的評価も高いタカノ綾からメッセージが寄せられた。
▼絶賛コメント
木村佳乃(俳優)
角野さんをみていると、気持ちが明るくなり自然と笑顔になります。
初めて ポルトガルのポルトを訪ねた時
「あ!キキが住んでいる町だ!」と瞬時に思ったことを思い出しました。
角野栄子さんのこれからの作品も益々楽しみになる映画です。
永作博美(俳優)
人生って分かりやすいようでわかり難い事ばかりである。
それを風が強く吹いたら雲が動いて、波は繰り返し音を奏でると、
こんな風にに分かり易く伝える人を私は知らない。
出会えてよかった。
美村里江(俳優)
「いいでしょ」「楽しい」「面白い」……、
話す言葉も考え方もファッションもカラフル!
でも何より眩しいのは、世界の色彩を吸収し
続ける豊かな白い余白。 私も自分の“魔法”を
大事にして生きよう。
國村隼(俳優)
いきなり走り出す映画。
ちょっと焦りながら、必死について行こうとするうち、角野栄子さんという人の魅力に引き込まれていく自分に気がついた。
そうか、コレがこの人の生きていくペースだ、そう思った。
撮り手も、角野さんという人間そのものを捉える事に集中し、余計な事は一切しない潔さ。
角野さんを観ているだけで、話を聴いているだけで楽しいんだと判る。
まさに、カラフルな魔女の魔法にかかった様なひとときでした。
吉田鋼太郎(俳優)
お洒落、天衣無縫、健康、自由、好奇心、食欲、独立独歩、慈しみ。
こんな88才いない。
こんな88才になりたいけど多分なれない。 魔法はひとつだけ。いくつも魔法が使えたらそれはもう魔法じゃない。
キキの始まりはこれなんだろうなと思う。まだ書きたい事がある、だから命を下さい。
自分も88才になった時、そういう風に思えるだろうか?
頑張ろう。沢山勇気をいただきました!ありがとうございます!
宮川さん、初監督作品、柔らかくそしてずっしりと心に残りました。貴重な作品だと思います。ブラボー!
加藤登紀子(歌手)
「魔法はひとつでいい。何でも叶えられたら面白くないでしょ?」
何もかも自然で素敵、可愛くて、実は強い!本物の魔女ですね。
生き方のヒントがいっぱい。素晴らしいドキュメンタリーです。
太田基裕(俳優)
優しく穏やかな気持ちになれる映画です。
好奇心旺盛な角野さんを見ると、歳を重ねる事、なんて事ない日常がとても楽しみになります。
ワクワクをありがとうございます。
タカノ綾(アーティスト)
ご本人がこんなにキュートな魔女だったなんて、もっと早く知りたかった!
■ 『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』
88歳、「魔女の宅急便」の作者が贈る、
毎日を輝かせる魔法。
映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』は、「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリーです。 鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、35歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました。“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とはー。
児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞する快挙!
代表作『魔女の宅急便』では、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞、さらに映画化、舞台化され、世界的ロングセラーに。2000年には紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞するなど、世界的作家でもあります。
【予告編映像】
語りは宮﨑あおい。音楽は世界的な作曲家・藤倉大。
映画は、2020年から2022年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たに撮影し、再編集した内容となります。放送後は番組を見たファンからの熱い感想が数多寄せられ、この度映画化が実現しました。語りは、レギュラー番組の温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮﨑あおいが引き続き担当。監督は、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。レギュラー番組でも構成・演出を担当し、角野との信頼関係を築きあげてきた宮川は、映画初監督となります。音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。15歳で単身渡英し、セロツキ国際作曲コンクール優勝、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞、尾高賞など数々の音楽賞を受賞。世界中のオーケストラや演奏家から新作依頼が殺到し、いま「世界でもっとも演奏機会が多い」と言われる気鋭の天才作曲家が、映画音楽を全編にわたり初めて手掛けます。
【ナレーション収録現場映像】
2023年11月3日(金・祝)に「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)がオープン!
隈研吾設計による「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)が2023年11月3日(金・祝)文化の日に開館。江戸川区にゆかりのある角野栄子の世界観をイメージし、自ら選んだ約1万冊の児童書で、子供たちが豊かな想像力をはぐくむことができる場を提供する。映画の公開、文学館の開館・・・と88歳にしてなお、角野栄子の世界はどこまでも広がっていきます。
昨今、『人生フルーツ』『フジコ・ヘミングの時間』『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』など、人生の先輩が素敵に生きる物語が熱烈に支持されています。それぞれに共通するのは「自分の好きなものが何かをわかっていて、自由な発想で、自分らしく」生きていることです。角野栄子が教えてくれる、誰もが使える“人生を変える魔法”とは、“想像する力”。まずは自分の好きなものが何か分かる人間になること。それが、幸せに生きるための一つの手がかりになります。楽しいも、退屈も、想像力次第。そんな、自らに魔法をかけて、未来を切り開いてきた軌跡を巡ります。
▼ストーリー
「魔女の宅急便」の作者として知られ、88 歳になった今でも現役の児童文学作家として精力的に執筆に励む角野栄子さん。そのユーモアと想像力で、実に260 冊を超える作品を世に送り出してきました。長く愛される物語を生み出してきただけでなく、近年は、そのおしゃれなライフスタイルや人生観にも注目が集まっています。鎌倉の自宅ではテーマカラーである「いちご色」に囲まれ、カラフルな眼鏡とワンピースがトレードマーク。「自分にとって気持ちがいいもの」をモットーに、遊ぶように暮らし、遊ぶように書き、毎日を心地よく暮らしています。本作は、そんな角野さんを4年間にわたって撮影し、創作活動の裏側が収録された貴重なドキュメンタリー映画です。
◆角野栄子さんについて
角野さんは、1935 年に東京・深川で生まれ、5 歳で母を亡くし戦争を経験します。新婚の夫とともにブラジルに渡ったのは24 歳のとき。まだ日本人が自由に海外に行けない時代に広い世界を見てみたいと個人移民の道を選びますが、着いた当初は現地での暮らしになじめず、来たことを後悔した日もあったといいます。そんなとき角野さんにポルトガル語を教えてくれたのが近所に住むルイジンニョ少年でした。このブラジル時代の恩人との交流を綴った「ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて」で作家デビューを果たしますが、それは娘のリオさんの育児に追われていた3 5 歳のときでした―。
作家デビューから53年。角野さんは「誰よりも自分が楽しむこと」をモットーに、コツコツと大好きな執筆を続けてきました。そして、奇跡のような出来事が重なり、ついに62年ぶりにルイジンニョと再会することになります。角野さんは今回、ルイジンニョさんにどうしても見せたいものがありました―。
語り:宮﨑あおい
監督:宮川麻里奈 音楽:藤倉大
プロデューサー:山田駿平 宣伝プロデューサー:大﨑かれん 編集部協力:岡山智子
ラインプロデューサー:松本智恵 撮影:髙野大樹 編集:荊尾明子 音響効果:河原久美子 監督補:岡澤千恵
制作:NHKエンタープライズ 制作協力:角野栄子オフィス エネット 映像提供:NHK 製作・配給:KADOKAWA
ⒸKADOKAWA公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/majo_kadono
X(旧Twitter):@majo_movie Instagram:@majo_movie
2024月1月26日(金)角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー