漫画を愛する全ての⼈々に贈るジャンル不問のコミックサイト「COMIC MeDu (こみっくめ
づ)」に連載され、独特の世界観でコアなファンを量産し続ける漫画が、豪華キャストで実写化された映画『コーポ・ア・コーポ』(TOHO シネマズ ⽇⽐⾕ほか全国公開中)。⼥性に貢がせて⽣きる男・中条役を好演した東出昌⼤の撮影メイキング動画が初解禁となった。
■ 映画『コーポ・ア・コーポ』メイキング特別動画
昭和レトロな雰囲気を醸し出す⼤阪の安アパート・コーポを舞台に、年齢も性別も職業もバラバラで、互いによく知らないながらも縁あって⼀つ屋根の下に暮らす訳あり同⼠が、飄々と⽣きる⽇々を描いた本作。11 ⽉ 17 ⽇に封切られると、「登場⼈物全員が愛おしい」「コーポの空気感に癒される」「ぼちぼち⽣きていたらいいか、と思わされた」など、SNS を中⼼に絶賛の声が相次いだ。
なかでもスーツ姿でバッチリ決め、⽢いマスクで次々と⼥性を⼝説いて貢がせるニヒルな男・中条紘役を演じた東出昌⼤の演技には「原作のコマから抜き出てきたよう」「ハマり役」などの称賛の声が集まっている。この度、そんな東出の撮影メイキング映像が解禁となった。
映像冒頭では、歩き⽅について仁同正明監督から演出を受ける東出の姿が捉えられている。
淡々と返事をしつつも、眼差しは鋭い東出。細かなニュアンスをすぐさま演技に取り⼊れている様が伺える。
▼『コーポ・ア・コーポ』の魅力
本作の魅⼒のひとつは、⼤阪の⽚隅にあるコーポに住む、どこか⼈⽣がうまくいっていない中条をはじめとした登場⼈物たち。
そんな⾯々について、「これが古き良きになっちゃうのが現代ってちょっとしんどいなって思う」と東出はしみじみ。「こういう⼈たちがいてぼちぼち⽣きているっていうのが素晴らしいなって思うから、それがこの作品をやる意義なのかなと思います」と役柄に向ける眼差しは優しい。
メイキング映像の最後には、東出が思わず⼤きなくしゃみをしてしまう NG シーンも。すぐに笑いの渦に包まれ、何とも楽しげな撮影現場の空気感が伝わる。
「『勝ち組』とか『底辺』とか、誰が決めるのか。『常識』とか『良識』とか、それは思考停⽌になってしまうきっかけの⾔葉になってしまうのではないか。常識的ではない、底辺の、それでも暖かい⼈々の物語です」と本作について語っていた東出。
上⼿に⽣きることができない⼈々を優しく肯定する作品の空気と、それを体現するような東出の⾃然体の演技に注⽬。
■ 映画『コーポ・ア・コーポ』
【あらすじ】
家族のしがらみから逃げてきたフリーター・⾠⺒ユリ(25)、複雑な過去を背負い、⼥性に貢がせて⽣計を⽴てている中条紘(36)、⽇雇の⾁体労働で⽇々を過ごし⼥性に対して愛情表現が不器⽤な⽯⽥鉄平(21)、過去の事こそ話さないが「コーポ」の⼀⾓の部屋で怪しげな商売を営む初⽼の宮地友三(66)。彼らは⼤阪の下町にある安アパート「コーポ」に住んでいる。
ある⽇、コーポで暮らす同じ住⼈の⼭⼝が⾸を吊って死んでいるのを宮地が⾒つける。似た境遇で暮らす⼈間の死を⽬の当たりにして、ユリたちはそれぞれの⼈⽣を思い返し――。
【クレジット】
⾺場ふみか、東出昌⼤、倉悠貴、笹野⾼史
前⽥旺志郎、北村優⾐、藤原しおり、⽚岡礼⼦
原作︓岩浪れんじ 「コーポ・ア・コーポ」
監督︓仁同正明
脚本︓近藤⼀彦
主題歌︓T字路s「愛おしい⽇々」
エグゼクティブプロデューサー︓吉永敦仁 企画︓⼩岩学 浅井春⼈
プロデューサー︓鈴⽊剛 協⼒プロデューサー︓森⾕雄 ラインプロデューサー︓ワダシンスケ
撮影︓⼭本英夫 照明︓⼩野晃 録⾳/⾳響効果︓丹雄⼆ 美術︓⼩林慎典 編集︓渡辺 直樹
⾐裳メイク︓松延沙織 助監督︓⼩⼭亮太 制作担当︓若⼭ 直樹
⾳楽︓加藤賢⼆ ⾳楽プロデューサー︓菊地智敦 キャスティング協⼒︓森本友⾥恵
メイク︓升⽔彩⾹ 森⿇美⼦ 演技指導︓益⼭貴司 VFXプロデューサー︓平興史
VFXディレクター︓⼩林敬裕 スチール︓若本良仁 メイキング︓⽿井啓明
製作︓ジーオーティー 制作プロダクション︓アットムービー 配給︓ギグリーボックス
©ジーオーティー/岩浪れんじ
2023年/⽇本/97分/ビスタサイズ/5.1ch/映倫区分︓G
公式サイト︓https://copo-movie.jp/
Twitter&TikTok& INSTAGRAM︓︓@copo_movie #コーポアコーポ
TOHO シネマズ ⽇⽐⾕ほか全国公開中