中村公彦監督の5年ぶりの長編映画『たいせつなひと(仮)』が、このたび2023年1 0月7日(土)~1 3日(金)高円寺シアターバッカスでの上映が決定。本作のポスタービジュアル・場面写真・予告編が解禁された他、新作上映を記念しての特集企画「中村公彦WORKS 2020~2023」の開催も決定した。
ヘビースモーカーがエイリアンと闘う奇想天外な展開で注目された『スモーキング・エイリアン以来、『おっさんずぶるーす』『THEATERS』といったオムニバス映画への参加、『俺は前世に恋をする』『私だってするんです』などの脚本提供が中心だった中村公彦監督の5年ぶりの長編監督作『たいせつなひと(仮)』。
「(仮)」もタイトルの一部であり「不確定な人間関係」を表している本作は、「レンタル彼女」のバイトをする30代前半女性の自分探しの物語を、軽快なラグタイムミュージックに乗せてポップに描いている。
■ 映画『たいせつなひと(仮)』
▼あらすじ
新進小説家の片岡悠里(吉原麻貴)は自分を変えるため、そして次の作品のネタ探しのため、流川ユキという名前で「レンタル彼女」のバイトを始める。
レンタル彼女はデートやメールのやり取りなど、性的なサービス無しで依頼人の心を癒す仕事。派遣元の社長・吉野さつき(森田このみ)は悠里の素性を知る良き理解者だ。また親友の宮島奈緒(久藤さゆ)や家族の光司(髙村康一郎)成美(若狭ひろみ)俊介(池内祥人)とも気軽に話し合える関係だった。
皆に支えられ、45歳・童貞の豊川淳史(藤井太一)や38歳・シングルファーザーの横尾賢治(川連廣明)などの常連客もついて、悠里は自分なりのやり方で仕事に取り組んでいくが……。
■ 特集企画「中村公彦WORKS 2020~2023」開催情報
【上映作品】
・『たいせつなひと(仮)』(2023 / 70分)※劇場初公開
・『酔者の贈り物』(2022 / 30分)※劇場初公開
・『カリスマハウス 完全版』(2020 / 29分)※完全版は劇場初公開
・『おっさんずぶるーす』7本セット版(2020 / 123分)※7本セット版は東京初公開
【料金】
・『たいせつなひと(仮)』1500円
・『酔者の贈り物』+『カリスマハウス 完全版』1200円※
・『おっさんずぶるーす』1500円
・『酔者の贈り物』600円
・『カリスマハウス 完全版』600円
※10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)はセット料金のみ
【タイムテーブル】
・10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)
13:30 『たいせつなひと(仮)』
14:40 トーク・休憩
15:10 『酔者の贈り物』+『カリスマハウス 完全版』※
16:10 トーク・休憩
16:40 『たいせつなひと(仮)』
17:50 トーク・休憩
18:20 『おっさんずぶるーす』
20:25 トーク
・10月10日(火)、12日(木)
18:00 『たいせつなひと(仮)』
19:10 トーク・休憩
19:30 『酔者の贈り物』
20:00 トーク・休憩
20:20 『たいせつなひと(仮)』
21:30 トーク
・10月11日(水)、13日(金)
18:00 『たいせつなひと(仮)』
19:10 トーク・休憩
19:30 『カリスマハウス 完全版』
20:00 トーク・休憩
20:20 『たいせつなひと(仮)』
21:30 トーク
※トークゲストは後日発表
《映画『たいせつなひと(仮)』作品情報》
キャスト:
吉原麻貴 森田このみ 藤井太一 川連廣明 林和哉 山本宗介 久藤さゆ
髙村康一郎 若狭ひろみ 山下ケイジ 池内祥人 鈴木まゆ 豊田崇史 野田悠月
監督・脚本・編集:中村公彦
プロデューサー:中村公彦、髙村康一郎 ラインプロデューサー:出町光識
撮影:宮永昭典 録音:奥村洋和 監督補・整音:荒木憲司
音楽プロデューサー:堀正明 音楽:長谷川哲史 グレーディング:林和哉
製作:結晶プロジェクト
2023年 / 日本 / 70分 / 4K
高円寺シアターバッカス公式HP・上映作品紹介ページ:https://bacchus-tokyo.com/6978/
映画『たいせつなひと(仮)』
2023年10月7日(土)~13日(金)高円寺シアターバッカスで上映