TOKYO笹塚ボーイズ「花瓶の中の海」が2023年9月13日(水)から9月17日(日)まで、東京の中野ウエストエンドスタジオで上演される。
「花瓶の中の海」は、2018年、2020年にも上演された作品で、今回で3回目としての立ち上げ。問題を抱える子ども達を保護する施設「見城スクール」を舞台に、そこで生活する子ども達と、 彼らを見守る職員の心の葛藤を描く。
出演者は、シングルキャストの板橋廉平、麻絵、北原大也、末永龍之介、塚原奈々に加え、SEAとVASEの2チーム制で上演される。
■ TOKYO笹塚ボーイズ「花瓶の中の海」
▼ストーリー概要
【いつかの街の、どこかですれ違った私たちは、誰の目にも映っていなかったのかもしれません】
問題を抱える子ども達を保護する施設「見城スクール」を舞台に、そこで生活する子ども達と、
彼らを見守る職員の心の葛藤を描く。職員の優作は子ども達の生活を見守り、彼らが自立して
生活できるようにサポートしている。ある日、さちこという女の子が頻繁に施設に遊びに来るようになる。
彼女と話すうちに、誰にも打ち明けられない深い闇が、彼女には存在していることに気づき始めるー。
▼キャスト
シングルキャスト |
板橋廉平 麻絵 北原大也 末永龍之介 塚原奈々 |
【SEA】 | 【VASE】 |
八木みなみ 坂口裕哉 榊原麗 麗 長谷川光 松田永蓮 伊佐瑞人 川飛舞花 柿崎玲奈 古角貴弘 | 森本彩日 高井蛙太郎 井澤佳奈 鍵山浩太 深井なみか 杏奈 米山真平 下地萌音 北野桃香 熊木理太 |
▼板橋廉平コメント
板橋廉平
見城優作役を演じます板橋廉平です。
今回の作品は、きっと僕らが日頃どこかですれ違っている誰かの過去かもしれないし、未来の話かもしれないし、進行形かも知れない。
そんな地続きの世界線でのある一つの物語であるように感じます。それほど丁寧に繊細に書かれています。
なので日によって感じ方は変わるでしょうし、もちろんお客様のその日の気分で見え方が大きく変わってくる作品ではないかと思っています。
また今回は【SEA】【VASE】の一部ダブルキャストになっておりますので、演じるキャストの個性で風貌が変わってくる部分もお楽しみいただけます。
演劇的な余白も残しつつ、映画的な機微の美しさもある、総合芸術作品として他にはなかなかないような舞台です。
是非劇場でご覧ください。
▼会場
中野ウエストエンドスタジオ
〒165-0026 東京都中野区新井5-1-1
(西武新宿線「新井薬師前」駅より徒歩7分 、JR 中央線・総武線/東西線「中野」駅より徒歩15分)
▼公演日
2023年9月13日(水) − 9月17日(日)
▼タイムテーブル(全10回公演)
9月13日(水) 14:00 [SEA] / 19:00 [VASE]
9月14日(木) 14:00 [VASE] / 19:00 [SEA]
9月15日(金) 14:00 [SEA] / 19:00 [VASE]
9月16日(土) 13:00 [VASE] / 18:00 [SEA]
9月17日(日) 12:00 [SEA] / 16:00 [VASE]
※上演時間 約 120 分予定 ※受付開始・開場:開演30分前
▼チケット料金(全席自由席)
前売 4,000 円
当日 4,300 円
▼チケット予約
(TOKYO笹塚ボーイズ扱い 予約フォーム)
https://www.quartet-online.net/ticket/seainabase
(板橋廉平扱い 予約フォーム)
https://www.quartet-online.net/ticket/seainabase?m=0xhgija
▼スタッフ
脚本・演出:川上一輝/照明:針谷あゆみ/照明オペレーション:西野裕貴/音響:川上一輝/美術・制作進行:竹内みり
▼制作協力
nooncallstudio NOONCALLMONO VERUSAQUA KEYSTONEFILM
▼協力
豆庵 株式会社WONDER VILLAGE 合同会社パッショーネ アプレドゥ
▼主催
TOKYO笹塚ボーイズ
公式Xアカウント https://twitter.com/TOKYOSASAZUKA03
▼お問合せ先
川上一輝 Kazuki Kawakami
演出家・劇作家・俳優・撮影部・写真家。TOKYO 笹塚ボーイズ代表。
数多くの映画、CM、MV に参加。
サッカーアジアカップ・ハーフタイムにて放映された Microsoft Surface の CM では地上波にて3 分間に及ぶ CM のメインを務める。脚本・演出も手がけ、2016 年デビュー作となった舞台「情景」では FUJIROCK FES、きゃりーぱみゅぱみゅ等の照明を手がける日本を代表するアーティスト集団 MIRRORBOWLER とコラボレーション。流木とミラーボールを会場全体に装飾し話題を呼ぶ。
「100/70sea」では breath 所属・佐野弘樹との合同企画にて作品を発表。廃墟空間にて実験的演劇を展開し、「OTO」「目にすることなき風景」「透ける躯体」「朝の気配」など数々の作品を制作。数多くのアーティストが来訪する。
また撮影部カメラマンとしても精力的に活動しており、国立競技場や新宿住友ビルでのファッシ ョ ン シ ョ ー TAE ASHIDA COLLECTION SPRING SUMMER 2023 、 AUTUMN WINTERCOLLECTION 2023-2024 での designers interview movies などの撮影、隅田川道中での切腹ピストルズ、詩人・高橋久美子、ラッパーGOMESS による「言葉の川を旅する」プロジェクト、アーティスト・コムアイと巡る隅田川下流部の旅「ひと雫の私であり続けるために」の撮影を担当するなどジャンルを飛び越えて活動。
板橋廉平 Renpei Itahashi
俳優。
2011年より舞台を中心に活動を始める。劇団5454第1回公演(2012年)から出演し、2019年退団まで全作品に出演。退団後も舞台以外に映画、ドラマと幅広く活躍する。舞台「ト音」秋生役で2019年CoRich舞台芸術まつり!2019春「演技賞」受賞。2022年にプロデュースユニット「きょうだけゆるして製作委員会」を結成。2023年1月、初プロデュース作品の舞台「インタクト」を成功させ話題となる。