第15回下北沢映画祭[9月16日(土)〜18日(月・祝)] 全プログラム 解禁

第15回下北沢映画祭[9月16日(土)〜18日(月・祝)] 全プログラム 解禁

ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、音楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩るさまざまなカルチャーを切り口にしたプログラムを行う下北沢映画祭。記念すべき15回目を迎える今年は、9月16日(土)〜18日(月・祝)の3日間、北沢タウンホール、トリウッド、K2の全3会場で開催。この度、全プログラムが解禁された。

下北沢映画祭

昨年度の下北沢映画祭コンペティションで四冠、その後劇場公開を果たした折口慎一郎監督によるドキュメンタリー作品『走れ!走れ走れメロス』の続編新作『メロスたち』、トリウッドでは下北沢に所縁あるバンド、サニーデイ・サービスの軌跡を追ったカンパニー松尾監督によるドキュメンタリー作品『ドキュメント サニーデイ・サービス』 、K2では「福岡アジア文化賞」受賞を記念したチャン・リュル監督特集をラインナップ。

さらに、今年55周年を迎えるウルトラセブンと下北沢映画祭コラボ企画のウルトラセブンの野外上映会、ミカン下北での無料野外上映イベントなど、ミニシアターや屋外も充実した内容となっている。

第15回下北沢映画祭 全プログラム

▼A Program

新作無声映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』<活弁公演版>上映!!

下北沢映画祭
『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』
(85分)
© 2020 活弁映画『I AM JAM』製作プロジェクト

かつて映画フィルムに音がついていなかった頃、観客は弁士による語りと生演奏とともに映画(活動写真)を楽しんでいた。そして現代、YouTubeやTikTokなど動画が益々進化する最中に長編新作無声映画が誕生!老若男女楽しめる、温故知新エンターテインメントを是非ご体験ください。

■日時:9月16日(土)  13:45開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:
『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』(85分)
■ゲスト:辻凪子監督、大森くみこさん(弁士)、天宮遥さん(伴奏)
■チケット:<前売>一般:3,000円 中学生以下:500円
<当日>  一般:3,000円 中学生以下:500円
世田谷区在住・在勤の一般・大高生:2,000円
世田谷区在住・在学の中学生以下:無料

辻凪子監督来場

▼B Program

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』をめぐって

下北沢映画祭
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(109分)
 © 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」

第13回下北沢映画祭で『眠る虫』を招待上映した、金子由里奈監督による長編商業デビュー作。大前粟生氏による同名小説を映画化、やさしさの意味を問い直す物語。
宣伝デザインを務めた大島依提亜さんをゲストに迎え、上映後にクロストークも行います。

■日時:9月16日(土)
16:30開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(109分)
■ゲスト:金子由里奈監督、奥浜レイラさん、大島依提亜さん
■チケット<前売>一般:1,800円
<当日> 一般:1,800円 学生:1,000円
世田谷区在住・在勤の一般:1,000円
世田谷区在住・在学の学生:500円

金子由里奈監督来場

▼C Program

「群青いろ」新作特集① 『雨降って、ジ・エンド。』★東京初上映

下北沢映画祭
雨降って、ジ・エンド。

写真家志望の女・遠藤日和(古川琴音)は、雨宿りに忍び込んだ店で、ピエロのような化粧をした男・雨森(廣末哲万)と出会う。人を好きになるってことを真摯に描くブラックコメディドラマ。

■日時:9月17日(日) 11:10開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:『雨降って、ジ・エンド。』(84分)
■ゲスト:髙橋泉監督
■チケット:
<前売・当日>1,800円均一

高橋泉監督来場

高橋泉監督
高橋泉監督

▼D Program

「群青いろ」新作特集② 『彼女はなぜ、猿を逃したか?』

下北沢映画祭
『彼女はなぜ、猿を逃したか?』
(98分)

動物園の猿を逃がした女子高校生への取材を通して、メディアのあり方を問う。第23回東京フィルメックスでお披露目された、髙橋泉さんと廣末哲万さんによる映像制作ユニット「群青いろ」の最新作。

■日時:9月17日(日) 14:00開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:
『彼女はなぜ、猿を逃したか?』
(98分)
■ゲスト:高橋泉監督
■チケット:
<前売・当日>1,800円均一
高橋泉監督来場

▼E Program

『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』 下北沢凱旋上映!!

下北沢映画祭
『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』(81分)
©️「よっす、おまたせ、じゃあまたね。」製作委員会

猪股和磨監督が鳥皮ささみ名義で主宰する劇団“なかないで、毒きのこちゃん”の舞台を自ら映像化、下北沢でもロケを敢行した可笑しく切ない青春ロードムービー。引きこもりのちばしん(橋本淳)の元にある日、小学校時代の親友で自称幽霊のながちん(稲葉友)が現れる。上映後には関係者による舞台挨拶に加え、本作の音楽・主題歌を務めた「KIQ」のボーカル・やまのはさんによるミニライブも実施します。

■日時:9月17日(日) 17:10-
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:
『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』(81分)
■ゲスト:猪股和磨監督、
やまのは(KIQ)さん
■チケット:<前売>一般:1,800円
<当日> 一般:1,800円 学生:1,000円
世田谷区在住・在勤の一般:1,000円
世田谷区在住・在学の学生:500円

猪股和磨監督来場、ミニライブ実施

▼F Program

折口慎一郎監督『メロスたち』 世界初上映

創作舞台『走れ!走れ走れメロス』で、コロナ禍にもかかわらず予想外の評価を得た島根県の掛合分校演劇同好会。演劇の世界に導いた顧問は異動し、4人だけのメンバーも3年生に進級。それぞれ進路を決める中、曽田は1人で中国大会の舞台に立っていた。「オレだけ演劇やってていいんですかね」。卒業が近づいていた。

昨年度の下北沢映画祭コンペティションで四冠、その後劇場公開を果たした折口慎一郎監督によるドキュメンタリー作品『走れ!走れ走れメロス』の続編新作を本映画祭でワールドプレミア!!

■日時:9月18日(月・祝) 11:00開映
■会場:北沢タウンホール
■上映作品:
『メロスたち』(75分予定)
■ゲスト: 折口慎一郎監督
■チケット:<前売・当日>1,500円均一
折口慎一郎監督来場

▼G Program

第15回下北沢映画祭コンペティション

コンペノミネート作品一覧
《第15回下北沢映画祭コンペティションノミネート作品》
(全12作品)

『あたらしい世界』(監督:村口 知巳/7分40秒)
『懐胎新書』(監督:吉矢響平/19分29秒)
『駆け抜けたら、海。』(監督:十川雅司/16分29秒)
『彼は誰時(かわたれどき)』(監督:谷本桃子/15分21秒)
『花と修羅』(監督:山崎春風/24分39秒)
『FAAAWWW!!!』(監督:鬼木幸治/8分11秒)
『更けるころ』(監督:赤堀海斗/18分54秒)
『ぼくがこわい黒いもの』(監督:新海大吾/6分40秒)
『ホモ・アミークス』(監督:馬渕ありさ/42分37秒)
『まる』(監督:宮島遥夏/15分5秒)
『妄想カンフー ~ダイナソー・ミッション~』
(監督:akikojerry/13分20秒)
『LIKE THAT OLD MAN』(監督:こささりょうま/19分10秒)
■日時:9月25日(日)  13:15開映
■会場:北沢タウンホール
■チケット:1,500円
【世田谷区内に在住・在勤の方は料金500円】
※こちらの料金は当日券のみでのご案内となります。
※ご案内できるチケットの枚数には限りがございます。
※当日は世田谷区内在住・在勤・在学を証明する書類をお持ちください。

コンペティションゲスト審査員は沖田修一監督!

沖田修一監督
沖田修一(おきた・しゅういち)
1977年生まれ、 埼玉県出身。2009年、商業映画デビューとなる『南極料理人』で新藤兼人賞金賞を受賞。2013年の『横道世之介』で第5回TAMA映画賞最優秀作品賞を受賞した。2021年に『子供はわかってあげない』、2022年には『さかなのこ』が公開されたほか、第14回下北沢映画祭にて『おーい!どんちゃん』を上映。
沖田修一監督コメント

このたび、下北沢映画祭で、審査員をやらせていただきます、沖田修一です。下北沢にはよく行きます。昔から馴染みもありますので、なんだか、自分が審査員をやるなんて、不思議な気持ちです。
自主映画は好きです。誰にも頼まれてないのに、自分で作りますから、とんでもないです。そんな気持ちのこもった映画たちに、たくさん出会えることを楽しみにしております。また、自分も刺激を受けれたらと思います。
【レギュラー審査員】
 直井卓俊(企画・配給プロデューサー)/ 大槻貴宏(トリウッド代表・ポレポレ東中野支配人)/
轟 夕起夫(映画評論家)

▼at シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』

『ドキュメント サニーデイ・サービス』

『ドキュメント サニーデイ・サービス』(145分)
©2023 ROSE RECORDS / SPACE SHOWER FILMS
■トーク付き上映:9/18(月・祝)PM
ゲスト:カンパニー松尾監督
■上映日程:9/15(金)〜21(木)
※上映スケジュールは劇場サイト
(https://k2-cinema.com)まで
■会場:
シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』
■上映作品:
『ドキュメント サニーデイ・サービス』
(145分)
■チケット:一般1,800円 ほか
カンパニー松尾監督来場
カンパニー松尾監督
カンパニー松尾監督

at トリウッド

<「福岡アジア文化賞」受賞記念> チャン・リュル監督特集〜フィルム時代の愛〜

映画撮影現場を舞台にさまざまな人々の感情や思惑が交錯する様を描くパク・ヘイル主演作『フィルム時代の愛』(劇場未公開作/2015)をはじめ、<福岡三部作>にあたる最新作『柳川』(出演:ニー・ニー、チャン・ルーイー、シン・バイチン、池松壮亮ほか/2021)、ベルリン映画祭出品作『福岡』(クォン・ヘヒョ、ユン・ジェムン、パク・ソダム、山本由貴ほか/2019)、『群山』(出演:パク・ヘイル、ムン・ソリほか/2018)も日替わりで上映!

下北沢トリウッド公式サイトはこちら(https://tollywood.jp/

■上映日程:
9/16(土)12:00 『フィルム時代の愛』(68分)
9/17(日)12:00 『柳川』(112分)
9/18(月・祝)12:00 『福岡』(86分)
9/20(水)19:00『群山』(121分)
9/21(木) 19:00 『フィルム時代の愛』(68分)
9/22(金)19:00 『フィルム時代の愛』(68分)
※火曜休館
■会場:下北沢トリウッド
■チケット:一般1,600円 ほか
『フィルム時代の愛』提供:JAIHO 『柳川』『福岡』『群山』配給:Foggy

ウルトラセブン55th・下北沢映画祭 in ムーンアートナイト下北沢

セブン55th
©円谷プロ

55周年を迎えた『ウルトラセブン』と下北沢映画祭のコラボレーション企画!ムーンアートナイト下北沢の会場で、光る巨大な月のインスタレーションをバックに野外上映会を行います。「対話」と「共生」をテーマにした、時代を超えた作品の魅力を体感して下さい。

上映後は飯塚貴士監督、大門嵩監督、麻生智義氏(ウルトラセブン55thプロデューサー)ら若い世代の3人によるトークショーがあります。

■日時:9月16日(月・祝) 18:30開映
■会場:下北線路街 空き地 野外ステージ
■上映タイトル:『ウルトラセブン』
第8話「狙われた街」
第42話「ノンマルトの使者」
■ゲスト: 飯塚貴士監督、
大門嵩監督(俳優・映画監督)
麻生智義氏(ウルトラセブン55thプロデューサー)
■無料イベント
飯塚貴士監督来場

▼ミカン下北での無料野外上映イベントも開催!

ミカン下北の大階段「ダンダン」 にて、名作映画『恋する惑星』の無料野外上映イベントを開催!
ふらっと映画を楽しみにいらっしゃいませんか?

■日時:9月17日(日) 18:00開映
■会場:ミカン下北A街区「ダンダン」
(下北沢駅徒歩1分)
■上映タイトル:『恋する惑星』 ■無料イベント ※荒天時等は中止となる場合がございます。
※会場の関係上鑑賞者数を制限させて頂く場合がございます。


■ チケットについて

北沢タウンホールのプログラムのチケットは8月26日(土)正午12:00よりPassMarketにて発売
K2上映作品は9月12日(火)より、トリウッド上映作品は上映3日前より
それぞれの劇場公式サイトにて発売予定

下北沢映画祭公式サイト:https://shimokitafilm.com/

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