40代の⼈妻と年下男⼦の不器⽤な恋を描いた『カタオモイ』(8/4公開)、夢を追って奮闘する30代男⼥の恋愛模様を、監督⾃⾝の若い頃の経験を投影させて描いたラブストーリー『海辺の恋⼈』(8/25公開)が、シネマート新宿にて連続公開される、いまおかしんじ監督。
2020年には『れいこいるか』が映画芸術2020ベストワンに選出され、昨年2022年も監督作が4本劇場公開されるなど、怒涛の勢いで作品を発表し続けている。いま最もミニシアターから愛される映画監督の魅⼒とは︖
⽚岡鶴太郎、中村守⾥ら出演者たちの証⾔が到着、さらにいまおか流の演出が光る『カタオモイ』『海辺の恋⼈』の本編シーンも初公開となる。
■ 2023年は新作3本、脚本作2本が公開のいまおかしんじとは
本年も監督作『天国か、ここ』(8/26公開)、2⽉に公開された『銀平町シネマブルース』に続き『まなみ100%』(9/29公開)など脚本作も複数公開される他、傑作としてその名を轟かせた林由美⾹主演の『たまもの』他、過去作の特集上映も決定しているいまおかしんじ監督。いま最もミニシアターから愛される映画監督の魅⼒とは︖『カタオモイ』『海辺の恋⼈』の出演者たちがを語ってくれた。
■ いまおかしんじ監督作 出演者コメント
▼『カタオモイ』出演者コメント
⽚岡鶴太郎
私は昨年の11⽉に全てのシーンを1⽇朝から晩まで終⽇で撮影致しました。
初⽇の朝1シーン⽬から主演の丸純⼦さんとのねっとりとした絡みの有るシーンを撮りました。そこか
らは、初共演の距離が縮まりその後の撮影はスムーズでした。
いまおか監督の演出は⾮常に繊細で丁寧で現場の空気を捉えながらアドリブ的/瞬間的にその
場の空気によって少しずつ変わっていく。
その空気を⽣捕りにしていく演出でした。
私はその演出がとても好きで⼼地が良く楽しかったです。
とにかく、たった1⽇しかなかった撮影がとても寂しい位充実した現場でした。
出来上がりを楽しみにしております。
中村守⾥
いまおか監督の演出で⽗親役の⽚岡鶴太郎さんのおしりを叩くことがありました。恐れ多かったけど
何だか楽しかったです。ほかのシーンも遊びある演出で作中でのエッセンスになりそう〜と感じます。
丸純⼦さんはとても気さくなユーモアある⽅でした。刺さるほど笑わせてもらい和みました。
平井亜⾨
いくつになっても恋する⺟・可南⼦。危なかっしい⼥性ですが丸純⼦さんが演じることによってとって
もキュートな⼈物に仕上がっています。⽗を演じる川瀬陽太さんと息⼦を演じる僕とで振り回され
ながら愛を確かめ合います。浮気︕ダメ︕ゼッタイ︕
▼『海辺の恋人』 出演者コメント
⼤⾕⿇⾐
本作で初めてご⼀緒させていただきました、いまおか監督は、俳優の⾔葉に⽿を傾けてくださる⽅
で、監督、共演者の皆さまと対話をしながらシーンを創ることができました。誰かを好きになって、こ
の⼈と幸せになりたいと願い、仕事に、恋に、と真⼼を注ぎ、終わりなど望んでいなかったはずなの
に…と、多くの⽅が過去に通ってきたかもしれない歩みの記憶がこの映画のような気します。
是⾮、劇場でご鑑賞ください。
永岡佑
段取り開始前、現場⼀点を⾒つめて無⾔で考え込まれている、いまおか監督の背中がとても印
象的でした。そこで⾜される⼀⾔の台詞だったり(笑)凄い楽しく撮影させて頂きました。
しじみ
遊び⼼溢れる、無茶振りのような演出︕これこそが、あの可愛らしく憎めないいまおか映画のキャラ
クターを作っているのだなと、その光景を⽬の当たりに出来て、さらにその登場⼈物のひとりになる事
が出来て、⼤変光栄でした。
■ 作品概要
▼『カタオモイ』
カタオモイ
8⽉4⽇(⾦)公開
主演︓丸純⼦・細⽥善彦
40代⼈妻✖年下男⼦ この恋は⽚思い︖両思い︖
不器⽤な⼤⼈たちの歳の差ラブストーリー
STORY……
杉下可南⼦(43)は夫・⽅正の浮気が原因で家出して東京下町の⼤衆⾷堂で働き始めた。履歴書に書いた33歳という嘘はすぐにばれるが、店主の芳雄と芳雄の娘・泰葉は可南⼦の明るい性格が気に⼊り、快く受け⼊れた。そんな可南⼦はある⽇、道端で酔って寝転ぶ男性を介抱する。可南⼦が介抱した男・謙⼀は⼀緒に暮らしていた彼⼥にフラれ、傷⼼のあまり酒と睡眠薬を⼀気飲みしたと⾔う。顔を⾒ると可南⼦より⼀回りほど年下の⻘年だった。泥酔している謙⼀を部屋まで運ぶ可南⼦であったが、謙⼀は恋⼈と間違えたのか、突然可南⼦を抱き寄せキスをする。瞬間的に恋愛スイッチが⼊った可南⼦は、偶然⼿にした合鍵を使って謙⼀の部屋に忍び込むようになり……。
丸 純⼦ 細⽥善彦
川瀬陽太 平井亜⾨ 中村守⾥ 東雲あずさ 松本拓海 佐藤 宏 フミカ / ⽚岡鶴太郎
監督︓いまおかしんじ 脚本︓宍⼾英紀
企画︓利倉 亮 プロデューサー︓江尻健司 ⼭⽥剛史 ⽵内宏⼦ 撮影︓⼭本英夫 録⾳︓梅原淑⾏
編集︓蛭⽥智⼦ 助監督︓須上和泰 メイク︓五⼗嵐千聖 ⾐装︓天野多恵 スチール︓千葉朋昭 ⾳楽︓宇波 拓 整⾳・MA︓嶋⽥ 茂
⾳響効果︓加藤博紀 キャスティング協⼒︓北野裕⼦ 関根浩⼀ 営業統括︓堤 亜希彦 製作︓レジェンド・タレント・エージェンシー
配給宣伝︓ムービー・アクト・プロジェクト 配給協⼒︓ミカタ・エンタテインメント
⽂化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業 2023年/⽇本/78分/カラー/ステレオ/R-15作品 ©2023レジェンド・タレント・エージェンシー/レジェンドピクチャーズ
▼『海辺の恋人』
海辺の恋⼈
8⽉25⽇(⾦)公開
主演︓フミカ・⼩林優⽃
忘れられない”あの頃“を描くビターな恋愛劇
STORY…
カメラアシスタントの百合⼦(28)と売れない⼤道芸⼈シンジ(32)は海辺の町で偶然出会い、意気投合する。⾦がないシンジは百合⼦の部屋に居候し、いつしか同棲⽣活が始まった。互いの夢を応援しあう⼆⼈だったが、百合⼦は師事していたカメラマンにパワハラされたり、シンジは先輩芸⼈に泣きつかれ借⾦してまで⾦を貸してしまったり、いつも何かうまくいかない。⼆⼈の関係がぎくしゃくし始めたころ、百合⼦は念願の写真展開催にこぎつける。個展会場に遅れて到着したシンジが⽬にしたのは懐かしい出会ったばかりの頃の⼆⼈の写真だった…
フミカ ⼩林優⽃
永岡 佑 浜⽥ 学 ⼤⾕⿇⾐ しじみ 丸 純⼦(友情出演)
古藤真彦 伊藤和哉 中嶌駿介 池⽥結々 明⽯ゆめか
監督︓いまおかしんじ 脚本︓宍⼾英紀
企画︓利倉 亮 郷 ⿓⼆ プロデューサー︓江尻健司 北内 健 アシスタントプロデューサー︓⽵内宏⼦
撮影︓吉⽥淳志 録⾳︓岩間 翼 装飾︓⿂住和伸 編集︓桐畑 寛 助監督︓上野貴弘 制作担当︓⼭⽥剛史
メイク︓五⼗嵐 千聖 ⾐裳︓⼩野魁⼈ フミカスタイリスト︓中村もやし スチール︓千葉朋昭 ⾳楽︓宇波 拓
整⾳・⾳響効果︓藤本 淳 キャスティング協⼒︓関根浩⼀ 営業統括︓堤 亜希彦 制作︓レジェンドピクチャーズ
配給宣伝︓ムービー・アクト・プロジェクト 配給協⼒︓ミカタ・エンタテインメント
2023年/⽇本/89分/カラー/ステレオ/R-15作品 ©2023「海辺の恋⼈」製作委員会