マル秘の密子さん

「監督の挫折」が転機に…脚本家・ばばたくみ、初の地上波ドラマに挑戦

25歳の脚本家、ばばたくみ氏が、7月期土曜ドラマ「マル秘の密子さん」(日本テレビ系)で初の地上波連続ドラマ脚本に挑む。京都芸術大学で映画製作を学んだばばさんは、大学入学当初は映画監督を目指していたが、脚本の魅力に惹かれ転身。その後、在学中に新人シナリオコンクールで特別賞を受賞するなど、その才能は早くから注目を集めていた。卒業後は、着実に経験を積んでいる。 最新作「マル秘の密子さん」は、サスペンス、サクセスストーリー、恋愛など、様々な要素が複雑に絡み合う人間ドラマ。 特に注目すべきは、主人公の心の闇が描かれる第4話。 ばば氏は、チームライティングを通して他の脚本家たちと意見をぶつけ合いながら、作品をより良いものへと昇華させている。